カメラによる広告効果測定技術

技術領域
コンテンツ・アプリケーション技術

印刷用PDF (528KB)


概要

NTT研究所では、これまでカメラで撮影した映像を画像処理して、被写体やその動きを認識する研究を進めてきました。この画像処理技術をデジタルサイネージ*1に適用し、広告効果測定技術を開発しました。

デジタルサイネージでは、新聞の発行部数やTVの視聴率に相当する広告効果を測定するための現実的な手段がなく、そのことがビジネス拡大の妨げとなっています。

デジタルサイネージの広告効果において、ディスプレイ付近の滞在人数・通過人数、ディスプレイに顔を向けていた人の数およびその属性(年代・性別)は、最も基本的な指標になると考えられます。

本技術は、カメラを使い、(1)ディスプレイ付近の滞在人数・通過人数、(2)画面を見ている顔の数および属性(年代・性別)を推定するものであり、広告効果を簡易かつ低コストで自動計測することが可能です。

特徴

  • 2台のカメラ*2と1台のPCで動作します。
  • 安価な小型USBカメラ、および無線LAN対応のIPカメラを使用可能です。
  • 混雑状況でも人数推定が可能です(〜100人規模)。
  • 計測結果(数値)のみを出力し、映像は残しません。

利用シーン

  • デジタルサイネージにおける広告効果測定
  • 商業施設、イベント施設などにおけるマーケティング情報取得
  • 駅、空港、商業施設、イベント施設など、人が多く集まる場所での安全管理支援
  • 人数や顔向き・属性(年代・性別)を利用するインタラクティブサイネージ
  • * 1 デジタルサイネージ:Digital Signage=電子看板
  • * 2 設置条件によっては1台での動作も可能

図版