概要
ICTサービスの普及に伴い、ICT設備の消費電力量は増加の一途をたどっています。消費電力量の増加は、運用コストの増加とCO2排出の増加による環境破壊につながります。高電圧直流給電システムは、データセンタや通信ビルに設置されるICT装置への給電をDC380Vで行います。このため従来の交流給電に比べ、給電の高効率化、高信頼化、経済化を図ることができ、“地球にやさしい”給電システムを構築することができます。
直流給電は、“交流⇔直流の電力変換段数が少ない”ため、電力変換損失を低減させ、消費電力量を対交流給電比で、約15%削減できます。バッテリーから直接装置に給電できるため、故障確率が低く、信頼性の高い給電システムです。高電圧直流給電は、DC-48V給電に比べて高い電圧で給電するので、より小さい電流で給電でき、ケーブルの細径化、設備コストの低減、設置自由度の向上を図ることができます。また、DC-48V給電で培った電圧変動抑制技術を応用し、安定した給電システムを実現しています。人体への安全性に配慮し、活線部を露出させない構造を採用しています。
データセンタや通信ビルなどへ導入することにより、環境にやさしいグリーン・データセンタを実現することができます。

