概要
ネットワーク上の通信データの流れを(通信)トラヒックといいます。このトラヒックを、通信サービスや利用するアプリケーションに応じて、適切にネットワークに流したり、必要十分な通信リソースを確保したりするために重要となる技術が、トラヒック設計・管理・制御技術です。これらの技術を、さまざまなネットワークやサービス、例えば、電話網、IP網、映像配信サービス、モバイル端末向けサービスに適用することにより、今後の多彩なアプリケーションや多種類のクラスを含むサービスを効率良く提供することが可能になります。
ユーザ・サービスの品質要求を満足しつつ、経済的なネットワークを実現し、保守運用性の向上も図る、トラヒック設計・管理・制御に関する以下の研究開発を行っています。
- (1)品質条件を満たした多様なサービスを提供するためのトラヒックや需要の変動を吸収する統合管理型ネットワークを実現するためのトラヒック設計・ネットワーク設備設計技術
- (2)ネットワーク構成装置類の負荷状況の管理、不正トラヒックや異常トラヒックを検知するトラヒック測定・分析技術
- (3)障害発生などにより生じるトラヒック輻輳に対して、下図のようなネットワーク構成装置類から成る情報伝達層と、ユーザ間で情報を送受するアプリケーション層の両者のプロトコルを連携させることにより、ネットワークのボトルネック発生を防ぐトラヒック管理制御技術

