概要
SaaS*注1、クラウドなどの呼称で、法人向けASPサービスが普及期を迎えつつあります。このようなASPサービスでは、ネットワークを通じてアプリケーションサービスが提供されるため、ネットワークや利用者端末の状態によっては、アプリケーション開発時に想定されたパフォーマンスが発揮されないことがあります。そこで、法人向けASPサービスにて主流であるブラウザベースアプリケーションを対象に、@利用者の体感待ち時間を推定する技術と、A品質劣化時の劣化要因が端末起因か否かを判定する技術を開発し、アプリケーション品質の可視化と品質劣化申告のサポートを可能としました。
特徴
- Webブラウザを通して機能を提供するアプリケーションに適用可能です。Ajax*注2などの技術を活用したブラウザアプリケーションにも適用できます。
- パソコンのほか、スマートフォン/タブレットなど、Webブラウザが動作する端末に対応しています。
- 操作を行ってから希望の画面が表示されるまでの時間(体感待ち時間)を操作ごとの粒度で高精度に推定可能です。
- 品質劣化時に、端末要因とネットワーク・サーバ要因を切り分けできます。
利用シーン
- 法人向けASPサービスのエンド・ツー・エンド品質監視
- 法人ユーザのアプリケーション利用時の体感品質を常時監視し、お客さまの体感品質劣化を申告前に検知し、プロアクティブな改善措置につなげます。
- 自動テストツールと組み合わせたアプリケーション品質プロファイリング
- Apache jmeterやRoad Runnerなどの自動テストツールと本技術を組み合わせて、アプリケーションが目標とする体感待ち時間を達成できているか、オートパイロットで確認できます。
- *注1 SaaS: Software as a Service(ネットワーク経由でソフトウェアを提供するサービス形態)
- *注2 Ajax: Asynchronous JavaScript+XML(動的にページの一部を書き換える技術の総称)

