秘密計算システム

技術領域
情報流通プラットフォーム技術
キーワード
  • 秘密計算
  • 秘密分散
  • プライバシー保護
組織名
NTT情報流通プラットフォーム研究所

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概要

秘密計算技術は、データを暗号化して預けた状態のまま統計分析や検索といったさまざまなデータ処理を可能とする技術です。NTTでは秘密分散と呼ばれる暗号技術の一種をベースに、高速な秘密計算の開発に成功しました。秘密計算を用いれば、医療分野における診療データなどの非常に機密性が高いデータを秘匿したまま、情報漏洩の心配なく安心して利活用することができます。

特徴

  • 統計分析の実施者は分析結果だけを得るため、リスクの高い機密データの保有が不要
  • システム運用者でもデータを閲覧できないため、安心して統計分析するデータを投入可能
  • 世界トップの処理速度を実現(ソート処理で他社比100倍以上)
  • 各種統計(医療統計を含む)を実装済み
  • 分析ユーザインタフェースとして、マイクロソフトエクセルRが利用可能

利用シーン

  • 診療データを医師より集約して預かり、臨床研究者の要求に応じて統計分析結果を提供するサービス
  • 秘密計算システムをクラウド上で実現することで、プライバシーにかかわる情報などを秘匿性を損ねずにデータ処理するビジネス/マス向けクラウドサービス
  • 医療や金融分野などにおいて、事業者が保有する通常外部に出せない機微なデータを事業者横断的に安全に利活用できるサービス

図版