スマートデバイス機能制御エンジン

技術領域
プラットホーム技術
組織名
セキュアプラットフォーム研究所

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背景・従来課題

スマートデバイスの普及に伴い業務端末としての利用が進み、多様な利用環境に応じたセキュリティ対策を講じる必要がありました。従来の暗号方式では復号条件として単一の条件しか適用できませんでしたが、インテリジェント暗号は複数の条件を組み合わせることができるため、多様な利用シーンやセキュリティレベルに柔軟に適用することができます。

概要

スマートデバイスを利用する環境に応じてアプリケーションやコンテンツの利用を制御する技術です。インテリジェント暗号を応用することにより、様々な利用シーン(利用場所、時間帯、利用者属性など)に応じた柔軟な制御を実現しました。

特徴

  • 端末の利用環境を特定する属性(位置情報や日付、日時など)やそれら複数属性の条件(AND、OR)を組み込んで、端末設定ファイルを暗号化することができます。
  • 事前に暗号化した設定ファイルを復号鍵の発行を契機として復号し、その設定を適用することにより、端末の利用環境に応じた柔軟な機能制御を実現します。
  • インテリジェント暗号を応用することで、様々な利用シーンに応じてより柔軟な制御が実現可能となります。

利用シーン

  • 会社で業務時間中はゲームアプリを起動不可にし、業務アプリの起動を許可
  • 会議開催中、特定の利用者属性をもつユーザだけが会議資料を閲覧可能

Co-Innovation

バリューパートナーと拓く未来
インテリジェント暗号を応用することで、暗号化を行う時にアプリケーション/コンテンツ提供者が自由に条件設定可能な機能制御エンジンを実現しました。

  • * インテリジェント暗号: NTTと三菱電機が共同で開発した暗号で、共通鍵暗号や公開鍵暗号をさらに発展させた先進的な暗号。 暗号・復号のメカニズムの中に高度なロジック(論理式)を組み込むことができます。