
「より高速で快適」「安心・安全」「いつでもどこでも何でもつながる」ブロードバンドユビキタス社会に向かって、いま時代は大きく動いています。NGN(次世代ネットワーク)が社会の中枢神経系として機能し、人々の生活を支えるインフラとして活用される社会が、いよいよすぐ近くのところまでやってきているのは確実と言えるでしょう。サイバーコミュニケーション総合研究所は、このNGNが活用される時代に照準を合わせ、これまで培ってきた技術を基盤に、人々の生活をより豊かに、より快適にする「サービス」の創造をめざしています。
これからの時代の「サービス」に求められるものとは、サービスを利用する人にとって質の面での満足です。そのためには、利便性や快適さ、安全性を高い水準で確保するのみならず、サービス自体を利用していると意識せずとも使えるような、体感品質の十分に高いサービスへと進化していかなければなりません。サイバーコミュニケーション総合研究所はこうした観点に立ち、臨場感や利便性の高いサービスを人や場所に合わせて提供する『コンテンツ流通サービス』、行動の手助けや行動を促す情報をわかりやすく提供する『行動支援ポータルサービス』、家庭とオフィスで日常的に役立つ情報を簡単・便利・安全に提供する『ライフサポートサービス』3つのサービス分野と、サービス・業務プロセス改善および、宅内ネットワークの保守効率化に資するサービス技術を提供する『業務イノベーション支援』を重点領域とし、NTTグループのみならず、多くの企業・研究機関とのコラボレーションを推進しつつ、サービスの可視化・実用化に挑みつづけています。
「サービス」は、利用する人の満足を実現して初めて価値を生み出します。サイバーコミュニケーション総合研究所は、変化の激しい時代の要求に合わせ、皆様に質的な満足をご提供できる3つの「サービス」を迅速に実現し、人と社会に貢献していきます。
NGNが生活のインフラとなる社会に求められる「サービス」で最も重要なポイントは、使う人の満足につながるハイレベルな「QoE(体感品質)」の実現です。サイバーソリューション研究所は、人々の要求に応えられるさまざまなサービスを実現する技術と、これを利用する人にとっての使いやすさ・快適さを含めたデザインの両面から、最高の「QoE」を追求していきます。
そのひとつの例に、「人に寄り添う検索サービス」があります。日々多種多様で玉石混交、膨大な情報が高速で流通している現代社会において、その人の嗜好や環境、状況にジャストフィットした検索サービスが強く求められています。サイバーソリューション研究所では特にパーソナライズ化に焦点を合わせ、メタデータ処理技術やライフログなどの技術を深めて、最適となるサービスの実現に取り組んでいます。
複雑化、多様化する現代社会では、人々の価値観やライフスタイルもまたさまざまです。サイバーソリューション研究所は技術の研鑽と進化を通じて、よりわかりやすく、高齢者を含めてすべての人にやさしいデザインをベースにしたサービスの実現を追求していきます。そして、人々の生活をより豊かにする新たなメディアの創造を目指していきます。
NGNが活用される社会を実現するためには、それを支える要素技術の発展・進化が必要不可欠です。サイバースペース研究所では、映像、音声・音響、自然言語などの多彩なメディア処理技術と、多種多様で膨大な量の情報を効率的かつ安全に蓄積・管理・加工・処理できるような情報処理技術の研究開発に取り組んでいます。
たとえば、メディア処理技術に支えられて実現するものとして高臨場感通信サービスがあります。あたかもスタジアムやライブ会場などに出かけて観戦・鑑賞しているかのような「遠隔特等席」を提供するため、画像・音声領域における要素技術を進化させるとともに、それらを融合し次世代映像通信技術の確立に取り組んでいきます。
また、「人に寄り添う検索」のように高度にパーソナライズ化された検索サービスを提供するには、自然言語処理技術や情報統合基盤技術の研究開発も重要です。
人と社会に貢献する研究開発であるためには、「今ある技術の次の世代」に向けた技術開発への取り組みも欠かせません。サイバースペース研究所では次世代の高効率符号化や音声通話上での本人識別など、革新的なテーマの研究開発と併せて、これまで蓄積してきた「技術」という資産を継承、進化させながら、次代の情報通信サービスシステムの基盤となる製品・システムの開発にもチャレンジしていきます。
NTTサイバーコミュニケーション総合研究所がめざす重点事業領域
コンテンツ流通サービス
【目標】
臨場感や利便性の高い情報を人や場所に合わせて提供する
行動支援ポータルサービス
【目標】
行動の手助けや行動を促す情報をわかりやすく提供する
ライフサポートサービス
【目標】
家庭とオフィスで日常的に役立つ情報を簡単・便利・安全に提供する
業務イノベーション支援
【目標】
サービス・業務プロセス改善および、宅内ネットワークの保守効率化に資するサービス技術を提供する

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