
高度なネットワークと新サービスを実現する基盤技術の研究開発
NTTグループは、中期経営戦略「サービス創造グループを目指して」の実現を促進するため、ブロードバンド・ユビキタス社会の発展を支える高度なネットワークと新サービスを実現する基盤技術の研究開発を推進します。また、将来を見据えた基礎技術についての研究開発にも積極的に取り組んでいます。
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デジタルサイネージの広告効果測定技術を開発
NTTサイバースペース研究所は、人と社会をつなぐ新たな広告メディアとして注目されているデジタルサイネージ(注)を効果的に活用するための技術として、その視聴状況を自動的に計測する広告効果測定技術の開発を進めています。
2008年度は、デジタルサイネージ掲示場所付近にいる人の総数を計測する混雑度計測技術、および画面方向を向いている顔をカウントする顔検出・向き推定技術を開発しました。
また、デジタルサイネージを導入されている方々のご協力をいただき、これらの技術を用いた広告効果測定の実証実験を2008年11月から2009年3月まで実施しました。この実験により,実際の利用現場において,これらの画像処理が良好な精度で動作すること、およびその計測結果が有効であることを確認しました。
(注)デジタルサイネージ
自宅以外の場所にある広告用ディスプレイなどに情報通信技術を用いてコンテンツを適宜表示する電子看板。
広告効果測定の画面現在、このページの5分の2程度です。

新技術の実験室「gooラボ」でNTT研究所が開発した新技術を公開
NTTレゾナントが運営する「gooラボ」は、NTTグループが開発した新技術の実験室です。「gooラボ」では、次世代検索機能をはじめ、さまざまな新技術・新サービスを公開し、その可能性をいち早く皆さまに体験・評価していただくために、2008年度は、「MyBoom」「ココde検索」「ぐにゅなび」の3つの公開実験を「gooラボ」で行いました。
関連リンク:「gooラボ」
http://labs.goo.ne.jp/
MyBoom
「MyBoom」はブラウザの操作履歴を活用し、自分が気付かなかった興味までも推測してくれるサービスです。近年、大手ネットショップなどにおいて、サイトを訪れたユーザのページ閲覧情報を基に、個人の興味に合わせた画面を表示するパーソナライズドサービスを提供する例が増えています。「MyBoom」は、こうしたパーソナライズドサービスを、特定サイト内に限らず、全サイトにまたがって提供する機能です。ユーザのブラウザ操作や閲覧情報を自動的に解析し、ユーザ自身が意識的あるいは無意識に抱いている関心分野までも推測して「興味キーワード」として記録します。「興味キーワード」は、パソコンおよび携帯電話の自分専用の画面に表示され、クリックするだけで各種検索サイトやブログ投稿サイトとの連携が可能です。
2008年9月30日から2009年3月31日まで公開実験を実施したところ、利用者から閲覧履歴を活用した新しい情報推薦サービスとして高く評価され、新聞をはじめ、さまざまなメディアでも取り上げられました。
ココde検索
「ココde検索」は、ブログやホームページなどWeb上で情報検索する際、地理情報や位置情報を考慮した検索を可能にするサービスです。(たとえば「食事」「映画」「夜景」などの)キーワードを入力すると、ユーザの現在地や指定した地名などに近い情報だけを検索できます。2009年2月から「モバイルgooラボ」で、携帯電話の位置情報通知(基地局情報やGPS)機能を使って、その場の周辺情報を検索できる実証実験を開始しました。
利用者からは「店舗やスポット情報以外の地域情報や、クチコミ情報などが検索できる」「地域の特色がわかる」と、好評を博しています。実験は2010年1月31日まで継続する予定です。
ぐにゅナビ
「ぐにゅナビ」は、特定のコンテンツを取り上げたインターネット上の大量のブログ記事の中から、たとえば「スリリング」「かっこいい」といった感性表現を解析し、ユーザの感性に合ったコンテンツを推薦する検索・リコメンドサービスです。
「ぐにゅなび」の第一弾として、ハリウッドメジャースタジオ作品を対象としたNTTレゾナントのパソコン向け映画配信サービス「シネマ・コンプレックス」上で、約500本の映画作品からユーザの嗜好に合う映画作品を表示する実験を2009年2月17日から開始しました。
キーワード入力も必要なく、手軽な操作で楽しみながらコンテンツを探索できる全く新しい検索・レコメンドサービスとして、メディアの反響も大きく、好評を博しています。実験は2009年8月31日まで継続する予定です。

IPTVの付加価値サービスの拡充、モバイル連携を実現
NTTサイバーソリューション研究所は、次世代ネットワーク(NGN)を利用したハイビジョン映像配信(IPTV)サービスのためのプラットフォーム技術を研究しています。その研究成果は、NTTぷららが2008年3月に商用サービスを開始した「ひかりTV」に活かされています。
2008年度には、IPTVサービスの高度化をめざし、個人の嗜好設定や視聴履歴に合わせてお勧めの番組を提示する「パーソナライズ型視聴サービス」、携帯電話と自宅のIPTVのどちらからでも前回の番組の続きを再生する「IPTV/モバイル連携サービス」など、高付加価値化のための技術開発に取り組みました。これらの技術は、NTTがNTTコミュニケーションズ、NTTぷららと共同で2009年3月から実施している「ひかりTVラボ」(注)において、その有効性を検証しています。
(注)ひかりTVラボ
NTT、NTTコミュニケーションズ、NTTぷららが、TV向け映像配信サービスの高度化を目指し、各種技術やサービス性の検証を共同で実施することとした取り組み。
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超大容量データを光ファイバで長距離伝送する実験に成功
ブロードバンドサービスの急速な普及によって、近年、通信トラヒック(注)は急激に増大しており、そのバックボーンとなる基幹光ネットワークには、インフラとしての信頼性の維持とともに、さらなる大容量化が求められています。
NTT未来ねっと研究所は、こうした通信トラヒックの増大を見すえ、2008年9月、1本の光ファイバで100Gbit/s級の信号を134チャンネル、3600kmにわたり伝送する実験に成功しました。これは1秒間にデジタルハイビジョン134チャンネル分を3000km以上にわたって伝送できる性能です。伝送容量と伝送距離の積は48.2Pb/s・kmに達し、世界記録を更新しました。研究所では、この最新の成果を、2008年欧州の光通信国際会議で発表しました。
NTTグループでは、2007年3月に、1本の光ファイバで毎秒20テラビット(テラは1兆)の超大容量データを240kmの長距離まで伝送する実験に成功しましたが(伝送容量と伝送距離の積は、4.8Pb/s・km)今回は、その約10倍に相当する大きな成果をあげたことになります。
研究所では、今後も光ファイバを使ってチャンネルあたり100Gbit/s級の大容量データを長距離伝送する光リンクシステムの実用化をめざして研究開発を進めていきます。
(注)通信トラヒック
通信路やネットワーク網全体に流れるデータ量。
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「同室感」をもたらす未来の電話「t-Room」を研究
NTTコミュニケーション科学基礎研究所は、たとえ遠く離れた利用者同士でも、“同室感”————つまり同じ部屋にいるような感覚でコミュニケーションできる未来の電話「t-Room」の研究開発を進めており、2008年4月から1年間、東京大手町のNTTグループショールーム「NOTE」(注)で体験用のシステムを常設展示しました。
「t-Room 2.0」は、ビデオカメラの付いた65インチ大型ディスプレイ8台を縦に内向きに円筒形に配置した構造をしています。これらのディスプレイに、通話の相手の姿だけでなく、共通の背景を投影することによって、まるで同じ空間にいるかのような感覚を共有することができます。
研究所では、現在、ディスプレイやカメラのいっそう柔軟な配置や低価格化を図った「t-Room 3.0」の開発に取り組んでいます。また、さまざまな実験を通じて得られた知見をシステム設計にフィードバックしていきます。
(注)NTTグループショールーム「NOTE」
「サービス創造グループへ。」NTTグループが取り組んでいるさまざまなサービスが、近未来の社会をどのように変えていくのか。私たちが目指す次世代コミュニケーションの姿と、実現し始めた最新ソリューションが体験できる最先端情報発信スペース。
関連リンク:
http://www.ntt-note.jp/
「t-room」を使った対話の様子
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