
行動予測技術を活用した「転倒転落事故予防システム」を開発
NTTサイバーソリューション研究所は、人間が経験的に培ってきた「次の動作を予測する能力」をICTを活用して実現する「マルチセンサ情報処理エンジン」の研究開発に取り組んできました。その最新成果の医療・介護分野への応用を目指して、NTT東日本関東病院と共同研究を進めているのが、病院・介護施設などにおけるベッドからの「転倒転落事故予防システム」です。
社会の高齢化が進むなか、病院や介護施設では夜間に高齢患者がベッドから転落したり、離床後に転倒するといった事故が増加しています。こうした事故の防止対策として、現在、「患者が床に足を降ろす」などの行動をセンサで感知して看護師に通報するシステムが実用化されています。しかし、布団や枕の落下による誤作動や、通報のタイミングの遅さなどの問題があり、思うように事故を防げていないのが現状です。一方、圧力センサを用いて患者がベッドから起き上がったことを感知・通報するシステムも実用化されていますが、寝返りを打っただけでナースコールが鳴るなど誤報が多いといった課題を抱えていました。
今回開発した「転倒転落事故予防システム」は、複数のセンサをベッドに設置して、患者の上半身の動作や、ベッドの手すりの状態などを24時間体制で把握します。これらセンサの情報を同時に処理して、患者の「起き上がり」動作を事前に予測し、「看護師が来ますのでそのままお待ちください」といった音声案内やナースコールを鳴らすことで事故を未然に防ぎます。
さらに、患者が手すりを折りたたんだり、体を起こしてベッドサイドに腰掛けたりするなどの行動を感知した場合は、音声案内やフットランプの点灯などで患者に注意を促し、看護師が病室に向かうまでの時間を確保します。
NTTは、このシステムの試作品を2007年7月に開催された医療・介護分野の国内最大の展示会である「国際モダンホスピタルショー」に出展しました。来場者から「ぜひ商品化してほしい」とのご要望を多数いただきました。
こうした要望に応えるため、2008年9月から2009年3月まで、都内病院と協力して実証実験を実施しました。その結果、転倒転落事故防止に大きな効果を発揮する可能性が確認されました。
関連リンク:
http://www.ntt.co.jp/RD/OFIS/keyword/vol1.html
現在、このページの6分の1程度です。

高齢者世帯の安否を遠隔地から把握するサービスの提供
社会の高齢化や核家族化の進展にともない、近年、家族や親族と離れて暮らす高齢者が急速に増加しています。こうした時代のニーズを見据え、NTT東日本グループのNTTテレコンは、高齢者世帯のLPガス使用量を遠隔地にいる家族などにメール通知して安否確認に役立てていただくサービス「あんしんテレちゃん」を2005年12月から提供しています。
「あんしんテレちゃん」は、NTTテレコンがLPガス販売会社様を経由してLPガス利用者約300万世帯に提供している「LPガス集中監視サービス(注)」を活用したサービスです。対象世帯のガスメーターを1日1回検針し、あらかじめ指定された携帯電話やパソコンのメールアドレス(最大3つ)にガスの使用量をお知らせします。LPガスを利用しているお客さまなら全国どこでもサービス提供可能で、安価な料金でご利用いただけます。
(注)LPガス集中監視サービス
LPガスの利用情報(ガス漏れアラーム、使用量など)を、通信回線を用いて監視することで、利用者の安全を守り、利便性向上を図るサービス。
関連リンク:
http://www.ntt-tc.co.jp/new/h171206.html
http://www.ntt-tc.co.jp/tele_chan/index.html
「あんしんテレちゃん」サービス概念図

現在、このページの6分の2程度です。

映像システムを活用した総合的な介護予防プログラムを提供
NTTアイティは、テルウェル東日本と協業し、2006年4月から、介護予防プログラム「はつらつ製造器」を、ビデオ会議や映像配信システムを活用したASP(Application Service Provider)方式で自治体や介護事業者向けに提供しています。プログラムは、「転倒骨折予防」や「尿失禁予防」、「口腔機能向上」などが中心です。デイサービスセンタ、有料老人ホームに加え、電気通信共済会が行う全国40箇所における「介護予防教室」の参加者にも好評を博しました。
2006年10月には、各拠点の運動教室では必要性が低い運動映像蓄積機能などを省略し、価格を従来の2分の1に抑えるとともに、1サーバあたり100端末のサービス制約を改善して1,000端末への同時サービスを実現しました。
2007年5月からは、利用者からの要望が高かった「認知症予防」と「低栄養予防」をプログラムに追加しました。これらは従来、指導が難しい項目とされていましたが、豊富な知見をもつ東京都老人総合研究所との共同研究によって、映像による予防法の解説や、脳を鍛えるトレーニングなども取り入れた効果的なプログラムを開発しました。
こうした機能強化によって「はつらつ製造器」は、デイサービスセンターだけでなく、自治体が地域支援事業として開催している介護予防教室や有料老人ホームなど、より多くの方にご利用いただける総合的な介護予防支援サービスになりました。
サービス利用者の様子
現在、このページの6分の3程度です。

障がい者、高齢者の方に役立つ生活情報のポータルサイトを運営
NTTクラルテイは、障がい者や高齢者の方に役立つ生活情報を発信するポータルサイト「ゆうゆうゆう」を運営しています。サイトでは、障がいのある社員自身の視点を活かしたユニバーサルデザイン商品の紹介・体験コンテンツや、障がいのある方にも簡単に作れる料理レシピ、バリアフリー旅行などの情報を紹介しています。また、バリアフリーなレジャー施設や、福祉機器・支援機器に関するサイトなど、日常生活に便利な2000件以上のWebサイトを紹介したリンクページも充実しています。
2008年度のゆうゆうゆうのページビュー(PV数)は約28万件です。また、ゆうゆうゆうに掲載した1週間分の記事から、おすすめの記事をピックアップして紹介する週刊メールマガジンの購読者数は約500人に達しています。
関連リンク:ポータルサイト「ゆうゆうゆう」
http://www.u-x3.jp/
web画面
現在、このページの5分の4程度です。

webサイトにおけるユニバーサルデザイン推進のための講演や研修を実施
NTTクラルティは、誰もが利用しやすいWebサイトの普及を推進するために、高齢者や障がい者がウェブサイトを利用する際の難しさや、利用しやすいサイトを作成するポイントをウェブサイトに関わる方々に理解していただくための研修や講演を行っています。
その一環として、2008年度には、福島県庁、岡崎市役所、郡山市役所など地方自治体職員向けに「Webアクセシビリティ研修」(年間8回実施、延べ参加人数670名)を実施したほか、経済産業省主催の「アクセシブルデザインシンポジウム2009」や大妻女子大学において、「情報バリアフリーの現状と実際」をテーマに、視覚障がい者の立場から実例を交えた講演を行いました。
なお郡山市役所での研修は、市の広報誌「ふぉっと!ニュース」にも掲載されました。
関連リンク:
http://www.ntt-claruty.co.jp/news/2009/090312.html/
現在、このページの6分の5程度です。

Webサイトにおけるユニバーサルデザインを具体的に学習できる通信教育講座を開発
NTTラーニングシステムズは、Webサイトやソフトウェアの分野におけるユニバーサルデザインの普及促進を目的とした通信教育講座「Webアクセシビリティ〜誰もが使える優しいサイトへ〜」をNTTクラルティと共同開発し、2008年3月から販売を開始しました。講座内容は、身近な事例を数多く紹介しながら、誰もがわかりやすく学習していけるよう工夫されています。
NTTグループ各社や一般企業約30社(2008年度末現在)で、自己啓発研修ツールとして広く採用されています。
本文はここまでです。CSRのメインメニューへ戻る




新しいウィンドウを開きます。

