企業も社会も持続的に発展していく取り組みを
田中 NTTグループのCSRにおける今後の方針、課題についてお聞かせいただけますでしょうか。
金澤 基本的には、グループの重点活動項目や目標にそった形で各社が日々の活動を推進していくという方向です。
大事なのは、PDCAをきちんと回して、企業も社会も、持続的に発展していくというイメージをきちんともった取り組みであることです。
田中 その発想はとても重要です。企業は、単なる慈善事業団体ではなく、優れた製品、サービスを提供することが基本的使命であり、それが巡り巡って社会の発展への貢献をもたらし、結果として収益につながる。これは国連も論議してきたことで、NTTグループの考え方、方向性は非常に正鵠(せいこく)を射たものです。
具体的な課題という点ではいかがでしょうか。災害時の安全性確保、ネットワークのセキュリティ確保など、NTTグループならではの課題もあると思うのですが。
金澤 災害対策に関して言うと、ライフラインとして欠かせないインフラを有しており、何かあった場合には社会全体に与える影響が非常に大きい、と認識しています。事業の継続性確保のため、体制の整備に努めています。
岩堀 常日頃から、24時間365日、何が起こっても影響を最小限にすること、つながらない人をつくらないという使命は、私たち社員に浸透しています。
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田中 何が起こっても、という意気込みは素晴らしい。NTTグループは災害対策においてはさまざまなことを政府とともに議論していますし、各種の委員会にも参加しています。
私も政府のワーキング・グループに参加しているので思うのですが、そうしたところで、公的な立場や現場・現実を踏まえてきちっと意見を言うことはとても貴重なことだと思います。
岩堀 セキュリティについては、NTTグループとして対策を講じているとしても、被害に遭っているお客さまがいるのは事実ですから、ここまでやったから良いだろうではなく、社会からの新しい要望にこたえていかなければならないと痛感しています。
立野 情報セキュリティの確保は重要だと考えます。NTTコミュニケーションズでは、セキュリティソリューションのひとつとして、お客さまのネットワークを24時間365日監視するセキュリティオペレーションセンタという専門のチームを有しています。
金澤 非常に大きな課題になってきたのは闇サイトなど違法有害情報がiモードやインターネット経由で流通していることです。これらは、直接的には違法な情報の提供に問題があるのですが、社会的にこれらの対策に関する通信事業者へのニーズは高い。NTTドコモではフィルタリングサービスをはじめ、さまざまなサービスの提供を開始しています。
森下 NTTレゾナントのキッズgooという子ども向けのポータルサイトでは、有害情報が表示されない子ども向けの検索サービスを提供しています。また、最近では「『家庭と学校を授業でつなぐ』情報モラル教育研究会」(注)という団体の活動支援も行なっています。これらの活動を通じてNTTグループのサービスや取り組みへの理解も深まっていくのかなと感じます。
(注) 情報モラル教育研究会
教育現場と協同して、保護者や児童の実態調査、指導案の作成と実践・効果分析を行ない、情報モラル教育を推進するために発足した研究会。
NTTレゾナント株式会社
ビジネスプラットフォーム事業部
森下 朋子
NTTコミュニケーションズ株式会社
ITマネジメントサービス事業部
ビジネス推進部
立野 哲宏
株式会社NTT-ME
ネットワークサービス事業本部
ネットワークエンジニアリング 事業部
岩堀 章子
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