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多様性の尊重

多様な人々が活躍する職場づくり

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推進組織が中心となってグループ全体でダイバーシティを追求

NTTグループは、性別や年齢、人種、国籍、障がいの有無などに関わらず、多様な人材が活躍できる職場づくりに取り組んでいます。従来の取り組みをNTTグループ全体で強化していくために、2007年10月に「ダイバーシティ推進室」をNTTに設置し、2008年4月までにダイバーシティ推進担当をグループ各社に配置しました。以後、ダイバーシティ推進室と各社のダイバーシティ推進担当とが連携して、社員のワークライフバランス支援、多様化する社員のキャリア開発支援、企業文化・風土の改革に向けた啓発活動を進めています。

またNTTでは、NTTグループで活躍する障がいのある社員をダイバーシティ推進室サイトで紹介するなど、女性活躍促進にとどまらない取り組みも並行して進めています。

イントラネット上で、社員のワークライフバランス支援、多様化する社員のキャリア開発支援、企業文化・風土の改革に向けた各種の情報を提供する「ダイバーシティ推進室サイト」のWeb画面を掲載しています。ダイバーシティ推進室Web画面

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女性の活躍促進に向けて意識啓発や情報共有・発信を強化

女性の活躍促進に向けて、ダイバーシティ推進室とグループ各社のダイバーシティ推進担当は「女性リーダーの育成」「仕事と育児の両立支援」「個人の意識改革」など各社共通の課題について情報を共有し、各社が独自に実施していた優れた施策をグループ全体で展開しました。育児休職中の社員への社内情報の提供、育児休職者・職場復帰者向け研修の実施、ダイバーシティへの理解促進を図るeラーニング教材の活用などを進めています。

また、NTTおよびNTT東日本、NTT西日本、NTTコミュニケーションズなどでは社内用イントラネット上のダイバーシティ推進室サイトに、女性管理者に加え、女性活躍のお手本となる幅広い層の社員(ロールモデル)の紹介や、育児制度利用者らの体験談などを掲載し、内容の充実を図りました。

さらに、管理職層の女性社員のネットワークづくりや後輩育成への動機付けを目的とするフォーラムを、2009年1月と2010年1月にNTTグループ9社合同で開催しました。フォーラムでは、NTTグループ各社の社長がダイバーシティの重要性について述べ、参加者は所属する組織や職種を越えて意見を交換しました。組織では数少ない女性社員がグループで集まることによって、互いに刺激し合ったり、悩みを共有したりと、モチベーション・アップにつながる意味深いものになりました。

管理職層の女性社員のネットワークづくりや後輩育成への動機付けを目的に、NTTグループ9社合同で開催したフォーラムの様子を写した写真を掲載しています。9社合同フォーラム

グループ各社の実施した施策事例
会社名 施策
NTT東日本
  • 幹部/管理者向けダイバーシティ講演会の開催
  • 女性管理者・若手女性向けフォーラムなどの開催
  • 育児休職復帰者セミナー、ペアレンティング・セミナー(男女社員とも対象)
NTT西日本
  • いきいき共生フォーラムとして、ワークライフバランスやダイバーシティマネジメントセミナーを開催
  • 女性対話会や女性PJ活動の実施
NTTコミュニケーションズ
  • 女性取締役(小林洋子取締役)による「女性社員+上長」向け講演会の開催
  • ワーキングマザーのためのキャリアデザインセミナーの開催
NTTデータ
NTTドコモ
  • キャリアデザイン研修の開催
  • 育児期の女性社員を対象としたグループメンタリング活動の実施
ダイバーシティ推進に関する受賞実績
表彰名 受賞会社名
平成21年度大阪市男女共同参画企業顕彰「大阪市きらめき企業賞」
(2009年12月)
NTT西日本
「第2回ベストマザー賞2009」企業部門賞(2009年5月) NTTデータ
「第3回父親が子育てしやすい会社」アンケート三ツ星(最高位)
(2009年6月)
NTTデータ

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雇用の状況

NTTグループは、人材の雇用・活用にあたって、男女がともに活躍する企業を目指す“男女共同参画の実現”に向けて積極的に女性の採用に取り組んでいます。その結果、社員数や管理職者数に占める女性の比率は年々高まる傾向にあります。

社員数
社員数の内訳を示したグラフです。社員数43,419人のうち、男性36,534人、女性6,885人となっています。

管理者数
管理者数の内訳を示したグラフです。管理者数9,698人のうち、男性9,436人、女性262人となっています。

新卒採用数
新卒採用数の内訳を示したグラフです。新卒採用数1,552人のうち、男性1,145人、女性407人となっています。

上記データは、NTTおよび主要5社(NTT東日本、NTT西日本、NTTコミュニケーションズ、NTTデータ、NTTドコモ)の数値です。

(注1) 社員数、管理者数
2010年3月31日の数値。
(注2) 新卒採用数
2010年4月1日現在の数値。

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障がい者雇用機会の拡大に注力

NTTグループは、障がいのある方々の積極的な採用と雇用機会拡大に努めています。NTTが2004年に設立した「NTTクラルティ」、NTTデータが2008年に設立した「NTTデータだいち」に続いて、NTT西日本が2009年7月に「NTT西日本ルセント」を設立し、NTTグループの特例子会社は3社になりました。

NTTクラルティは、知的障がい者の職域拡大に取り組んでいます。2009年度は新たに名刺印刷事業を開始し、知的障がい者2人を採用しました。2010年度はリサイクルペーパーによるカレンダー作成事業を開始する予定です。また、障がい者の就労を支援するジョブコーチ養成機関や、就労を希望する生徒をもつ特別支援学校からの職場実習の受け入れ(2009年度実績:5件・10人)、行政・特別支援学校・就労支援機関からの職場見学(2009年度実績:21件・149人)に対応するとともに、NTTグループ会社に対して、障がい者の求人手順や雇用管理、多様な障がいに対応した職場環境の整備に関する情報やノウハウを提供しています。NTTクラルティの特例グループ連結会社(注)の障がい者雇用率は、2009年6月1日時点で法定雇用率1.8%を上回る1.93%となっています。

NTTデータだいちは、NTTデータの特例子会社としてNTTデータグループの名刺印刷や、古紙回収・再生といったオフィス事業、福利厚生の一環として提供しているマッサージ事業、農産物の栽培支援・加工・販売などの農業関連事業を営んでいます。また、通勤が難しい重度障がい者を在宅勤務形態で雇用してWebサイトの制作事業を展開するなど、IT業務を担う人材の育成・輩出にも取り組んでいます。2009年度は、オフィス事業において植木のレンタル、古紙回収・再生を新たに開始しました。また、障がい者の雇用機会が少ない地域での雇用創出策として、那須で農業関連事業、札幌でPDF変換業務を開始しました。NTTデータの障がい者雇用率は、2009年12月31日で1.87%となり、期初の計画どおり、2009年度中に障がい者法定雇用率を達成しました。

NTT西日本ルセントは、NTT西日本グループの特例子会社として2009年9月に営業を開始しました。同社はドキュメント電子化とデジタル地図製造・メンテナンスを主業務とし、障がいのある社員10人を雇用しています。また情報通信業の特性を生かしたテレワークで、障がいのある方々30人(2010年2月時点)に就業機会を提供しています。

(注) NTTクラルティの特例グループ連結会社: NTT、NTTクラルティ、およびNTTの関係会社32社。

NTTデータだいちによる古紙再生作業の様子を写した写真を掲載しています。古紙再生作業(NTTデータだいち)

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コールセンターで障がい者の雇用を拡大

コンタクトセンター(コールセンター)事業を担うNTTソルコは、障がいのあるスタッフが中心となって運営する「さいたま新都心センター」を2009年10月に開設しました。

NTTソルコは従来、各事業所とコンタクトセンターで障がい者雇用を推進してきました。「さいたま新都心センター」は、さらなる雇用拡大に向けてバリアフリーな職場環境を整備したもので、埼玉県内の障がい者就労支援機関などでトレーニングを受けた障がい者がリーダーとなって、スタッフの研修から日常的な運営までを担当します。2009年10月の発足時は13人の障がい者スタッフで運営を始め、2010年4月には20人に拡充しています。今後も業務量と雇用数の拡大を目指します。

コールセンター事業を担うNTTソルコにおいて、障がいのあるスタッフが中心となって運営する「さいたま新都心センター」の職場の様子を写した写真を掲載しています。センター内の職場の様子

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定年退職者を継続雇用

NTTグループは、定年を迎えた社員の継続雇用制度を1999年から導入しています。希望者は健康上の問題がない場合、満60歳の定年後、最長65歳まで働くことができます。2009年度の制度利用者数は約14,450人(注)でした。2008年度は約10,900人、2007年度は約7,700人であり、制度利用者数は年々増加しています。

(注) 定年退職者の継続雇用者数は、2009年度の年間平均雇用人員です。

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定年退職者を対象とした有スキル者の処遇制度を運用

NTT西日本グループでは、定年退職者の継続雇用制度を導入していますが、そのなかでも、有スキル者が活躍できる職場づくりを目的に「ゴールドマイスター制度」「ゴールドアドバイザー制度」「コアスタッフ制度」「プロスタッフ制度」という処遇制度を設けています。

「ゴールドマイスター制度」「ゴールドアドバイザー制度」は、豊富な業務経験や高い実績を有する社員が、培ったスキルやノウハウを若い世代へ継承する役割を担うもので、2007年4月から運用しています。2010年4月1日現在でゴールドマイスター142人、ゴールドアドバイザー44人が勤務しています。

「コアスタッフ制度」は、幅広い業務分野における職場の中核的・リーダ的役割を担う社員の、また「プロスタッフ制度」はユーザーフロントなどお客さまと接点のある業務や交替勤務に従事する社員の処遇制度で、いずれも2008年7月から運用しています。2010年4月1日現在でコアスタッフ約1,200人、プロスタッフ約400人が勤務しています。

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世界各国から研究者を受け入れ

NTTグループの研究所には、外国籍の研究者が多く勤務しています。また、海外研究者招聘制度やインターンシップなどを通じて、さまざまな国から研究者や実習生を受け入れています。

<2009年度の実績>

  • 外国籍正社員21人(NTT、NTTドコモ)
  • 外国籍任期付研究員30人(注)(NTT)
  • 外国からのインターンシップ受け入れ70人(NTT)

(注) 年度の在籍者累計

NTTデータは、将来の国際関係を担う人材の育成を目指して、1998年から日欧産業協力センターを通じてヨーロッパの学生を対象とした8カ月間のインターンシップを実施しています。2009年度はソフトウェア開発自動化の研究をテーマに、学生1人をイタリアの大学から受け入れました。

関連リンク:日欧産業協力センター
新しいウィンドウを開きます。http://www.eu-japan.gr.jp/

インターンシップとして受け入れている海外実習生と社員の交流風景の写真を掲載しています。海外実習生の実習の様子

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