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オペレーションセンタ
通信ネットワークは、社会と経済活動を支え、国民生活の安全を守るライフラインとして欠かせないものです。NTTグループは、災害に強い通信設備の構築に取り組むとともに、通信ネットワークが常に正常に機能するよう、その保守・運用に万全を期しています。
例えば、NTT東日本、NTT西日本、NTTコミュニケーションズ、NTTドコモは、各社のオペレーションセンタにおいて、通信ネットワークを24時間365日体制で監視しています。万一、災害などによって設備が故障した際には、遠隔操作で予備装置へ切り替えるなどして、サービスの回復を図っています。
また、近年、携帯電話の普及によって公衆電話の利用は減少していますが、緊急時・災害時の通信手段として重要な役割を果たすことから、NTT東日本は約5.8万台、NTT西日本は約5.1万台の第一種公衆電話(注)を維持しています。
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通信サービスの提供に欠かせない設備・装置のなかには、鋼管柱(電柱)や金物など屋外に設置される構造物が多数あります。これらの主な材料である金属は大気環境にさらされるうちに腐食などの劣化が進むため、劣化を防ぐための効率的な保守点検が非常に重要です。
そこで、NTT環境エネルギー研究所では、金属の主な劣化原因が海塩粒子による塩害であることから、海塩粒子による腐食の影響を定量的に算出する「塩害マップシステム」の開発に取り組んでいます。日本各地の実測値をもとに、海塩粒子量、腐食速度、腐食量、余寿命といった腐食の影響を「可視化」することで、耐食性の高い材料を使用する際の判断材料や膨大な数の設備から保守点検の設備を抽出する際の参考情報としての利用をめざすシステムで、設備の信頼性向上、長寿命化による環境負荷低減への貢献が期待されます。

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NTT東日本は、道路などを横断するケーブル(電話線)の地上高不足に起因するトラブルを防止するため、道路からケーブルまでの高さを自動測定してパソコンの地図上に記録する「ケーブル地上高システム」を2009年度に開発し、その導入・活用によって通信設備の信頼性向上に向けて取り組んでいます。
2010年度は、ケーブルの計画的な点検による通信設備の安全確認の強化に取り組み、約13万kmのケーブルについて点検し、必要に応じて改修などを実施しました。今後も、トラブルの未然防止に向けて、不安全設備の早期発見・解消に取り組んでいきます。
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パネルディスカッションの様子
NTT西日本は、2006年に発生した大規模ひかり電話故障を受けて、毎年10月23日〜11月30日を「光BBサービス品質向上強化月間」として通信の信頼性向上に向けた取り組みを実施しています。
2010年度の強化月間では、前年度に続いてブロックごとにフォーラムを開催し、お客さまから寄せられたご意見・ご要望や各ブロックで発生した故障事例を題材にしたサービスコントロールについて、各ブロックと本社の営業部門、法人部門、設備部門によるパネルディスカッションを実施。それぞれの立場での取り組みや課題を共有し、組織を超えた連携とお客さまの立場に立ったサービスコントロールの重要性を改めて認識しました。
また、強化月間以外においても、故障の未然防止や早期復旧、お客さま対応の充実、確実な工事情報連絡、電力系統信頼性向上をポイントにした分科会も開催。設備部門への故障演習、設備部門以外の部門に対するテクニカルセミナーなども日頃から実施しています。
今後も故障事例の振り返りと対策の実施、故障演習といった基本的な取り組みを継続して、新たなサービスの導入・更改によって変化するネットワークの設備品質の向上に取り組んでいきます。
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NTTコミュニケーションズは、世界規模でビジネスを展開するお客さまに品質が高く安定したICTインフラを国内外問わず提供し、お客さまの事業の成長を支えるため、国内/グローバルの領域を超えたトータルワンストップオペレーションを24時間365日休みなく提供しています。
従来は、国内フロントとグローバルフロントが、それぞれ別フロアで通信の多ルート化や通信設備の二重化・分散化、サービス状態の監視、故障受付などの業務を行っていましたが、2010年6月のオペレーションフロアの集約をきっかけに、国内回線とグローバル回線とを組み合わせたネットワークをご利用のお客さまに対して、両フロントがFace to Faceのコミュニケーションで問題解決に取り組み、お客さまにワンストップの対応ができるようになりました。
2011年3月11日に発生した東日本大震災では、災害対策訓練や過去に発生した地震対応ノウハウを生かし、両フロントはもちろんのこと設備部門や現地海外法人とも連携し、被害状況の把握から迂回措置までを迅速に行うことができました。
2011年4月からは、運用/品質管理や改善提案などを行うサービスマネージャー業務も統合し、さらなるシームレス化を推進しています。
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NTTドコモでは、世界最大級のモバイルインターネットサービス「iモード」の心臓部である「iモード」センタを安定的に稼働させるために、システム運用と設備運用の両面からさまざまな対策を講じています。
システム運用面では、通信状況をシステム自ら監視するとともに、システムの処理を複数の機器に分散させ、機器のトラブルが発生した場合はほかの機器に処理を切り替える技術を導入しています。さらに、その状況を有人のオペレーションセンタで24時間365日監視するとともに、故障対応の専門スタッフを「iモード」センタに常駐させ、異常発生時には短時間でサービスを復旧できる体制を確立しています。
一方、設備運用面では、「iモード」センタがある施設の制震構造化や機器配置の分散化などの対策を講じています。また、東日本大震災に起因する電力不足や突発的な停電発生に備えて、消費電力を抑えた運転の仕組みを導入しました。
本分はここまでです。CSRのサブコンテンツです。