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生物多様性の保全に向けて
大気調査
NTT先端技術総合研究所の主要拠点であるNTT厚木研究開発センタの特徴的な環境負荷としては、化学物質の使用、排水・排ガス・廃棄物の排出、研究用のクリーンルームにおける空調用電力消費などがあげられます。こうした環境負荷による汚染を防止するため、計画的な設備投資を行っています。
これに加えて、環境負荷を把握、評価するために、水質などの常時モニタによる測定に加え、大気、雨水・地下水、臭気、土壌、騒音・振動などを対象とした環境調査を定期的に実施しています。また、法規制値よりも厳しい自主基準値を設け、汚染の未然防止を図っています。2011年度は大気調査を実施し、いずれも法規制値および自主基準値を超える項目はありませんでした。2012年度は水質および騒音・振動調査を実施する予定です。
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樹木プレートの設置
遊歩道の整備
NTT先端技術総合研究所の主要拠点であるNTT厚木研究開発センタは、神奈川県厚木市の西方、丹沢・大山に近接した自然豊かな立地にあり、約20万m2の敷地の50%以上を地域の緑化協定により緑地として保全しています。
2011年度は、生物多様性保全意識の啓発を目的として、敷地内の樹木植生調査を実施し、樹木プレートを218枚配備しました。樹木プレートにはQRコードを付与しており、携帯電話などからコードを読み取ることで、樹木の写真や特徴を知ることができます。
また、2011年9月の台風被害による敷地内補修工事とあわせて、敷地境界の遊歩道を整備し、地域の方々に樹木などの観察機会の提供を図りました。今後は、遊歩道の名称の公募や環境教育・情宣活動を通して、生物多様性保全意識の啓発を推進する予定です。
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アニマルパスウェイの改良風景
NTT東日本山梨支店グループおよび技術協力センタでは、2009年4月から、(財)キープ協会やまねミュージアム様および大成建設様、清水建設様など数社で構成される「アニマルパスウェイ研究会」が山梨県北杜市で取り組んでいる「アニマルパスウェイ」構築を支援しています。
「アニマルパスウェイ」とは、道路によって分断された森をつなぐ橋のこと。この橋を渡るのは、絶滅の危機にある体長8センチほどの「ヤマネ」をはじめとした、樹の枝を道にして暮らす小動物たちです。
こうした樹上性動物の通り道を構築・整備するには、高所に架線するための設備や技術が不可欠です。そこで、同支店では高所作業車および高い技術を持った熟練作業者の派遣など、これまで通信網の敷設で培ってきたノウハウを生かして、生物多様性保全に貢献しています。
なお、これらの取り組みが評価され、2010年5月に経団連自然保護協議会などが主催する「第1回 いきものにぎわい企業活動コンテスト」において環境大臣賞を受賞しています。
現在、北杜市のアニマルパスウェイはNTTグループが保守を担っており、2011年度は、錆の発生したメインケーブルの取り替え作業を実施しました。取り替えるケーブルは、NTT通信ケーブルを支えるものであり、NTTの「つなぐ」通信技術が発揮される作業となっています。
また、2011年10月には、この取り組みの全国普及に向けた初事例として、栃木県の那須平成の森にアニマルパスウェイが設置されました。今後も名古屋市や長野県茅野市など全国数箇所に設置計画があり、引き続きアニマルパスウェイの普及・拡大を通じて、樹上性動物の保護に貢献したいと考えています。
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海底ケーブルを敷設する際、浅海部分におけるルート設計にあたって、海洋自然環境への配慮を十分に行うこととしています。
例えば、サンゴ礁が多いエリアでは、サンゴを避けながらケーブルを敷設するため綿密な工事計画やアセスメントの実施を行い、サンゴやそこに棲む生物の保全に配慮しています。また、ほとんどの海域が国立公園に指定されている瀬戸内海などにおいては、関係官庁、自治体と協力しながら計画を策定してケーブル敷設を行っています。
また、海底ケーブル敷設船の錨を引き上げる際に海洋生物も一緒に引き上げることがあり、そのまま航行して別の地域で錨を下ろすと、他地域の海洋生物を放って生態系を乱す恐れがあります。このため、錨を収納する錨鎖庫の清掃を徹底し、生態系の保護に努めています。
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NTTグループの基本方針に呼応するかたちで、NTTファシリティーズは「生物多様性保全」=「生物の多様性と、それによる恩恵を保全すること」と認識し、各事業への対応を本格化させています。
2010年度は、主な事業活動と生物多様性保全の影響を把握するため、生物多様性に関するリスク分析を実施、要因を抽出し、プライオリティを整理しました。リスク分析にあたっては、自らの直接的な活動だけでなく、仕入れ先や利用者サイドなどの間接的に影響を与えるシーンまで含め、ライフサイクル全体について実施し、結果を「生物多様性保全」の関係性マップとして可視化し、活用しています。
現在は、こうした分析結果をもとに行動計画の検討を行っています。

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樹木に付けられたプレート
NTT都市開発では、分譲マンション「ウェリス」のブランドコンセプトを具現化する「ウェリスコード」を策定しています。そこでは、「環境創造」を重要分野のひとつと位置付け、省エネへの配慮とともに、生物多様性保全に関連する内容を含めています。
具体的な指針としては、建物と自然との調和を意識した植栽計画を行うことや、樹木に樹種名や特徴説明のプレートを付け、自然や生態系を身近に感じられるよう配慮することなどを掲げています。
本文はここまでです。CSRのサブコンテンツです。