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NTTグループのCSR

【特集 循環型社会の構築へ向けて】NTTグループのリユース・リサイクルにおける取り組み

地球上の限りある貴重な資源を有効に活用していかなければ、人類は将来にわたって輝かしい未来を築いていくことは困難です。企業自身が持続的な成長を遂げていくためにも同様のことがいえます。NTTグループでは、こうした考えにもとづいて、環境問題がクローズアップされる以前からグループ一丸となり、資源を有効活用するための体制や仕組みを構築し、さまざまな取り組みを推進しています。そうした活動の中から「通信設備のリユース・リサイクル」「携帯電話の100%リサイクル」「電話帳クローズドループリサイクル」「MPMによる紙資源のトータルリサイクル」をご紹介します。

使用済み通信設備の適正処理

通信設備のリユース・リサイクル[ゼロエミッション達成]

通信設備全体のリサイクル率は99.2%(2004年度)

NTT東日本、NTT西日本、NTTコミュニケーションズおよびNTTドコモでは、情報通信サービスを提供するためにさまざまな通信設備を保有しており、耐用年数の経過や新サービスの提供などによる設備更改に伴い、既設設備の撤去が発生します。撤去後、リユース可能な設備については、NTTグループ内で積極的にリユースを行い、それ以外の設備については、可能な限りリサイクルを行っています。

例えば通信ケーブルについては、外被を剥離・ペレット化し、新しいケーブルの外被として再利用するなど、素材レベルでのリサイクルを推進しています。これらの活動により、2004年度の撤去通信設備のリサイクル率は99.2%に達し、初めてこの分野で“ゼロエミッション”を達成しました。

図:通信設備のリユース・リサイクルの流れ

貴重な資源を循環

携帯電話の100%リサイクル

図:携帯電話の100%リサイクルフロー

NTTドコモでは、使用済みの携帯電話本体や電池などをドコモショップの窓口等で回収し、リサイクルを行っています。回収された携帯電話は、個人情報を保護するために「ケータイパンチ」という独自の工具を用いてお客さまの目の前で破砕した後、本体や電池の種類ごとに材料レベルで細かく分別します。

リサイクル会社協力のもと適正な処理を施すことにより、100%リサイクルを実現しています。例えば分別・処理によって得られた銅や銀などの金属は再生資源として利用され、製造工程から生じる残りかす(スラグ)は、コンクリートやセメントの原料として利用されています。


古い電話帳から新しい電話帳へ

電話帳クローズドループリサイクル

図:電話帳クローズドループリサイクルフロー

NTT東日本、NTT西日本では、毎年約1億2,000万部の電話帳を発行しています。そこで、電話帳の業務委託を受けているNTT番号情報は、電話帳で利用される紙資源(純正パルプ)の削減を目的とし、古い電話帳から新しい電話帳をつくる「クローズドループリサイクルシステム」を構築・運用しています。

古い電話帳は、新しい電話帳をお届けした際に回収するように心掛けており、お客さまがご不在の場合は、再訪問を伝える「改めて○日に回収に参ります」というチラシを投函させていただいています。また、別途回収のご依頼があった場合はお伺いさせていただくなど、回収率を上げるためのさまざまな工夫を行っています。

古紙が水質や空気の浄化に貢献

MPMによる紙資源のトータルリサイクル

図:MPMによる紙資源のトータルリサイクルフロー

NTTアクセスサービスシステム研究所では、古紙のリサイクル過程で発生する粘土などからなる廃棄物(製紙スラッジ)の焼却灰を利用し、水質の改善や有害ガスの吸着機能を持つ新素材「マイクロポーラスマテリアル(MPM) 」を開発しました。

MPMの主成分は粘土であるため、水質浄化材として利用した後には養分のある土として利用することが可能であり、紙資源のトータルリサイクルを実現することができます。すでにいくつかの自治体と共同で川や湖における水質浄化の実証実験を行っており、現在普及に向けた活動を実施しています。

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