
ブロードバンド時代の安心・安全を支える調査研究
NTTグループは、ブロードバンド・ユビキタス社会の進展に伴って生じる課題の予測とその解決法について社会科学的観点からも調査研究に取り組んでいます。
情報通信総合研究所は、ネット社会での法制度や個人情報利用のあり方などの調査研究を進めています。NTTデータ システム科学研究所は、大学や社外の研究機関、社内関連部門と連携して研究会を実施し、「セキュリティ文化」の普及に貢献しています。またNTTドコモ モバイル社会研究所は、目指すべき社会像を描いた「モバイル社会2030年ビジョン」を策定し、モバイル社会の光と影に踏み込み、将来に展望を切り拓く研究と提言を行なっています。
通信の正しい知識とマナーを伝える
インターネットや携帯電話は私たちの生活に深く浸透していますが、一方でこれらをめぐるマナーやモラルに反した社会的問題も発生しています。
NTTグループは、これらの諸問題の解決に寄与し、安心・安全なインターネットや携帯電話の利用環境を確保するため、通信の正しい知識とマナーを利用者の皆さまに伝えることを社会的使命として、日々その活動に取り組んでいます。
活動トピックス
インターネットの楽しさとモラルを学ぶ「子どもブログサイト」
子どもたちが楽しく社会勉強できるサイト「magnet」
(画面をクリックすると「magnet」をご覧いただけます)
Copyright (c) 2005 NTT DATA CORPORATION(c)1996,2003,2005 SANRIO CO.,LTD.(E)
NTTデータは、(株)サンリオさまと共同運営の子ども用インターネットコミュニティサイト「magnet(マグネット)」を2005年5月からリニューアルオープンしました。コミュニケーション体験を通じてインターネットの楽しさ、ネチケット*の大切さを学び、考える場として、また、介助犬ブログなどを通じてNPOや企業が行なっている社会活動を理解し、興味をもつきっかけをつくる場として、ご利用いただいています。
ドコモケータイ安全教室の開催

NTTドコモでは2005年4月より、全国の小学校・中学校・高等学校・地域コミュニティ等で「ケータイ安全教室」を開催しています。この教室では、子どもの携帯電話利用における「安心・安全」の推進や青少年保護に対する社会的責任を果たすために出会い系サイトや迷惑メール、架空請求への対処方法や公共の場での使用方法など携帯電話を正しく使うための知識やマナーを指導しています。2005年度は全国で約600回開催し、約87,000人の方に受講していただきました。2006年度は全国で約1,000回実施する予定です。
親子で学び・楽しむポータルサイト
(画面をクリックするとキッズgooをご覧いただけます)
NTTレゾナントが運営する「キッズgoo」では、インターネットを利用する子どもたちに守ってほしい「7つのルール」を紹介しています。また保護者向けに、現役の小学校の先生による教育現場の視点からの注意点などをコラムで紹介しているほか、「安全5つのルール」を定めて、子どもたちの安全を親子で考える機会の場をご提供しています。
ネットと書籍で情報教育
NTTは国立情報学研究所さまと共同で、公共・社会貢献に伴う活動の一環として、2006年2月から書籍とインターネットという2つの異種メディアを融合した小学生向けの新しい情報教育に関する研究を始めました。この研究では、情報通信技術の“利便性”と“危険性”の両面を学習でき、子どもたちに「今と未来」を考える力、「未来を創るのは自分たち」という認識を養ってもらうことを長期的な目的としています。
子どもたちの安全確保に向けた取り組み
近年、子どもが被害者となる事件や凶悪な犯罪が相次ぎ、学校や家庭、地域コミュニティでの子どもの安全確保が緊急の課題となっています。
そこで私たちNTTグループは、ICタグ*を利用した子どもの位置情報の提供や、学校から保護者へ一斉緊急連絡を行うサービスの提供、子どもの安全を守るための携帯電話の開発など、グループ各社の技術を活かしたさまざまな取り組みを行なっています。
活動トピックス
登下校時の子どもたちの安全を見守るために
登下校時は、家庭も学校も子どもたちへの目が行き届きにくく、子どもたちに危険が及ぶことも少なくありません。そこで、NTTグループは登下校時の子どもたちを見守るために、ICタグを利用した実証実験を行なっています。
NTTデータは、日産自動車(株)さまなどと共同で、ICタグを持った子どもの通過地点や時刻を保護者にメールで知らせたり、もし何か危険な目に遭った場合、その事実を近隣の支援者、警備員および通行中のドライバーに通知して、駆けつけてもらうという、子どもの「見守り」と「交通安全」を目的としたアイ・セイフティサービス実験を2006年3月まで横浜市青葉区で行いました。
また、NTTコミュニケーションズは、岡山県倉敷市で2006年2月20日〜3月8日の平日、児童の登下校時間を利用して実験を行いました。同実験では、同市のIPv6*地域公共ネットワークである“かわせみネット”とICタグを活用し、子どもの安全確保と、子ども110番運動による地域コミュニティの連携強化を目指しました。なお、この実験は、平成17年度総務省「電子タグの高度利活用技術に関する研究開発」にもとづいて行われました。


子どもの安全を考えた携帯電話

NTTドコモでは、子どもにも保護者の方々にも安心して携帯電話をご利用いただけるようにさまざまな安全対策を強化しています。
たとえば、2006年3月、「子どもへの配慮と保護」をコンセプトに、キッズケータイ「FOMA(フォーマ) SA800i」を発売しました。子どもが防犯ブザーを鳴らすと、登録した保護者の携帯電話へ緊急通知される「防犯ブザー機能」、GPSにより子どもの居場所が確認できる「イマドコサーチ」サービスや、電源が切られるとその場所が通知されるしくみなど、保護者の方々の安心感や利便性はもちろん、子ども自身の安全をサポートする機能も搭載されています。
子どもを守る情報共有の新しいしくみ
NTTデータは、子どもを守る情報共有の新しいしくみとして、2005年11月16日から、奈良県生駒市において「子ども安全連絡網」の実証実験を行いました。
実験内容は、保護者から事前登録いただいた電話、ファクス、PCメール、携帯電話、携帯メールなどの番号に、学校から緊急連絡を配信するものです。本サービスは、「子どもの安全に関する情報だからこそ、メールをもたない保護者にも分け隔てなく届けたい」「肝心なときに連絡が正確に伝わらないのでは、緊急連絡としての役割を果たさない」という、小学生の子どもをもつ女性社員の発案により生まれました。
なお、この実証実験をもとに、2006年7月より全国でサービスが開始となりました。










