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アクセスサービスシステム研究所
研究所の概要
アクセスサービスシステム研究所では、お客様とNTTビルを結ぶアクセスネットワークに関する研究開発を行っています。具体的には、より高速な光サービスを実現するための光アクセスシステムの高度化、光サービスの普及をサポートするオペレーションシステムの充実、光ブロードバンドサービス大量開通に向けた即応化技術をはじめ、ユーザが扱い易く簡単で便利な光ファイバ・ケーブル技術、ワイヤレスアクセスによるシームレスなアクセス手段の提供、ケーブル、地下管路といった各種インフラ設備の経済化など、アクセス系に関するさまざまな研究開発に取り組んでいます。また、多チャンネル映像をIP通信と同じ1本の光ファイバ上で提供する新たなサービスにも取り組んでいます。
所長あいさつ
情報通信の多様化により多彩なICTサービスが急速に発展してきている今日、情報通信ネットワーク上の情報量はますます増大していく傾向にあります。
NTTアクセスサービスシステム研究所は、このような将来的な情報量の増大にも十分に応えられる高速な光サービスを実現するため、光アクセスシステムの高度化や新しい構造の光ファイバの研究などの先進的な研究開発に取り組んでいます。
光サービス開通コストの低廉化、開通の迅速化を図るとともに、光アクセスネットワークの保守・運用性の向上を実現する各種技術の研究開発はもちろんのこと、地震や津波など広範な地域の被災時にもブロードバンドサービスを早期に復旧して提供するための高速な無線・衛星通信システムを介した回線開通の自動化技術や、光ファイバケーブルの被災そのものを防ぐ地下管路構造やケーブル収容技術などの通信基盤技術など、災害に強いアクセスネットワークシステムの研究開発を通じて、より多くのお客様が、安心・快適な環境で光ブロードバンドサービスをいつでも便利にご利用いただける情報ネットワーク環境の実現を目指していきます。
また、世界でも最大規模の光ブロードバンドサービス利用先進国となった日本の光アクセスサービスシステム技術の研究開発成果の国際標準化や海外への展開の支援活動にも積極的に取り組むことにより、NTTグループのグローバル展開を支える活動も推進しています。
私たちNTTアクセスサービスシステム研究所は、これらの研究開発活動を通じて、ブロードバンドユビキタスコミュニケーションの発展による豊かで快適な社会を実現するため、光を中心にした高速アクセスネットワーク基盤の拡充、新たなアクセスサービスの創造・拡大への貢献を続けてまいります。
プロジェクト
- 第一推進プロジェクト
- 第ニ推進プロジェクト
- 第三推進プロジェクト
- 第四推進プロジェクト
- 光アクセスシステムプロジェクト
- アクセスメディアプロジェクト
- ワイヤレスアクセスプロジェクト
- シビルシステムプロジェクト
(2012年7月1日現在)
主な研究内容
(1) アクセスシステム
FTTHのさらなる高度化を実現
既存の光線路設備そのままで数百Mbps〜Gbpsクラスのより高速な光サービスを実現するため、GE-PON、WDMなど光アクセスシステムの高度化に取り組んでいます。また、帯域制御などによる多様な品質(QoS)や、多チャンネル映像をIP通信と同じ1本の光ファイバ上で提供する新たなサービスも実現していきます。
(2) 光メディアネットワーク
光ブロードバンドサービス大量開通の即応化と膨大な量の光設備の効率的な保守・運用管理の実現
光ブロードバンドサービス大量開通の「即応化技術」をはじめ、機能性が高くて取り扱いがしやすい「光ファイバ・ケーブル技術」について研究開発を推進します。また、膨大な量の光設備の保守・運用・管理を効率的に実施するための「運用管理技術」についても積極的に取り組み、社会インフラとして、低稼働、低コストで信頼性の高いサービスを提供します。
(3) 基盤設備技術
安心・安全なケーブル収容空間を確保
通信土木設備はライフラインとして通信の維持、ネットワークの信頼性確保に寄与することが求められています。設備の老朽化が進行する中、メタル/光のマイグレーションに寄与するとともに、適切なメンテナンスにより設備の長寿命化を図り、大量に保有する設備をマネジメントしコスト削減を図る必要があります。そのために、
- (1)管路設備の補修・更改技術の開発などによりメンテナンスフリー化等の経済化・効率化 を図る研究
- (2)マンホールなどのコンクリート構造物の維持管理に関する研究
- (3)設備のマネジメントとオペレーションの最適化によるコストダウンに関する研究
(4) ワイヤレスアクセス
光と無線を組合わせたシームレスなアクセス手段の提供
ワイヤレス技術は端末のポータビリティ、無配線化による設置の柔軟性、低コストなどの特長から、さまざまなサービスの提供のために非常に重要です。具体的には(1)建物に固定設置された無線装置を用いて、光ファイバの代替として高速IPアクセスサービスを提供可能なFWAシステム、(2)無線LANを用いてオフィス/家庭および公衆スポットなど、移動した先での高速アクセスを実現するNWAシステム、(3)列車や船舶などの広範囲を移動する乗物の中での高速アクセスや離島通信/災害対策などの通信サービスを実現する衛星通信システムの開発に取り組んでいます。






