市場環境と成長戦略の方向性

グローバルICT市場

グローバルICT市場のBACKGROUNDとして、全世界における企業のICT支出額は今後、年平均7%のペースで成長し、2020年には2兆7,000億ドルの市場になることが見込まれています。また、クラウドサービスは年平均27%で急成長することが予想されており、多様化する企業のニーズに応えるICTサービスの統合的な提供が求められています。これらをOUR DIRECTIONとして世界のICT市場の成長を見据え、NTTグループの新たな成長の柱としてクラウドサービスを中心としたグローバルビジネスを強化していきます。

世界のICT支出額の推移と予測

世界のICT支出額は2014年18,321億ドル、2015年19,364億ドルとなっており、ここから予測値として2016年には20,893億ドル、2017年22,455億ドル、2018年24,055億ドル、2019年25,566億ドル、2020年27,172億ドルへと、年平均成長率7%を予測しております。(出典:HIS Technology)

世界のクラウドサービス市場規模の推移と予測

世界のクラウドサービス市場規模は2014年604億ドル、2015年には931億ドルとなっており、ここから予測値として2016年には1,229億ドル、2017年1,593億ドル、2018年2,006億ドル、2019年には2,420億ドルへと、年平均成長率27%と予測しております。内、各サービスの年平均成長率はSoftware as a Service (SaaS)が+14%、Platform as a Service (PaaS)が+60%、Cloud as a Service (CaaS)が+59%、Infrastructure as a Service (laaS)が+23%と予測しております。(出典:HIS Technology)

国内通信市場

国内通信市場のBACKGROUNDとして、固定電話が減少する一方、2台目需要等により移動通信は成長を続けています。また、固定ブロードバンドの伸びは鈍化傾向にあり、多様なプレイヤーが新しいビジネスや高付加価値サービスを創出することによる利活用推進が求められています。そこで、OUR DIRECTIONとして国内ビジネスの持続的な成長に向けたネットワーク事業の収益力の強化、高付加価値サービス・ビジネスモデルの創出していきます。

固定電話・移動通信契約数の推移

移動通信契約数は2016年3月末現在で160百万契約と増加しているのに対し、固定電話契約数は1998年の60百万契約から25百万契約へと減少しております。(出典:総務省情報通信統計データベースを加工して作成 http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/field/tsuushin02.html)

固定ブロードバンド契約数の推移

固定ブロードバンド契約数は2016年3月末時点でDSL320万契約、CATV673万契約、FTTH2,787万契約となっており、年々増加はしていますが、2011年3月期よりその数は鈍化傾向にあります。(出典:総務省情報通信統計データベースを加工して作成 http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/field/tsuushin02.html)