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環境保護

NTT情報流通基盤総合研究所では、法規制を遵守するとともに、研究開発活動に伴って生じる環境負荷の低減に取り組んでいます。

環境マネジメントシステムの取り組み

2001年2月にISO14001を認証取得し、研究所一丸となって環境保護活動に取り組んでいます。

以下の活動を3本柱として環境マネジメントシステム活動に取り組んでいます。

環境に貢献する研究開発の推進 ・環境に役立つ研究開発成果の創出
・環境に役立つ技術の活用
省エネ・省資源活動 ・電力消費量の削減
・コピー用紙の使用量削減
・廃棄物のリサイクル推進
環境情報公開推進活動 ・環境保護取り組み状況の積極的公開
環境レポートの発行

環境に貢献する研究開発の推進

 情報流通基盤総合研究所では、研究開発する通信機器等について、性能面だけでなく環境面についても向上させることが重要と考えています。そこで研究開発の成果が、従来技術と比較しどれだけ環境負荷低減効果があるかを「環境貢献度評価」として評価しています。なお、環境負荷の指標にはCO2排出量を用い、算出にはライフサイクルアセスメント*1 の手法を用いています。

*1 ライフサイクルアセスメント:製品・サービスにおける原材料の調達から使用、廃棄までの環境影響を評価する手法。ここではCO2 に着目した評価を行っています。

《評価事例》

SaaS型電子証明書発行システムの環境貢献度評価

[SaaS型*2電子証明書*3発行システムとは]

情報システムにおいて、ID/ パスワードよりもセキュアな利用者認証を可能とするクライアント証明書を、認証局の共用化や証明書オンライン配布、証明書自動発行・更新により、低コストかつ簡易に発行することができるシステムです。

*2 SaaS型:ソフトウェアをユーザ側に導入するのではなく、ベンダ(プロバイダ)側で稼働し、ソフトウェアの機能をユーザがネットワーク経由で活用する形態。
*3 電子証明書:インターネットの電子商取引などで、個人・法人の存在、信頼性、正当性を保証する証明書。偽造や不正利用を防ぐため、暗号などのセキュリティ技術が用いられる。証明書を発行する機関を認証局という。

[環境貢献度評価の概要]

SaaS型電子証明書発行システムを用いた証明書発行と、従来型の電子証明書発行システムを用いた証明書発行におけるCO2排出量を算出し比較を行いました。

■評価条件■

  • 10社、社員100,000人に電子証明書を発行
  • 発行頻度は3年に1回

環境貢献度評価の概要 イメージ図

環境貢献度評価の概要 グラフ

[環境貢献度評価の結果]

従来型と比較してSaaS型電子証明書発行システムは、共用化によるサーバ台数の削減などにより、年間約60t(削減率約50%)のCO2 排出量削減効果がありました。

省エネ・省資源活動の取り組み

EMS活動を主体とし、「武蔵野Challenge25活動」の実施、ならびに「クールビズ」「ウオームビズ」等の施策等をCO2削減に積極的に取り組んでいます。

《武蔵野Challenge25 活動の推進》

武蔵野Challenge25 活動とは、東京都環境確保条例のCO2削減目標達成に向けて、NTT情報流通基盤総合研究所内のオフィス、実験室や共通設備で消費する電気・ガスを少なくするために、省エネ目標と削減対策を立案し、推進する活動です。この活動では特に電力について、新しく「電力見える化システム」を築き、活動を効率よく進めています。

電力見える化システムのWeb 画面

電力見える化システムのWeb 画面

1.電力見える化システムの特徴
  • 武蔵野研究開発センタ内の建物、組織ごと約5000ヶ所の電力を24時間、“見える化”しました
  • デスク上のパソコンの画面で、“社員の誰も”が簡単に見ることができます
2.電力見える化システムの効果
  • 電力を沢山使っている実験装置(組織)が分かるので
  • 削減目標を立てやすい
  • どのように電力を削減するか“取り組み施策”を立てやすい
  • 電力の消費状況が誰でも手に取るように見えるので
  • 各組織や社員の省エネ意識が向上し、“取り組み施策”を習慣づけることができる
3.主な取り組み施策
  • 実験装置の計画的な稼動の設定
  • 空調の省エネ温度の設定(夏28℃以上・冬20℃以下)
  • PC、ディスプレイ、プリンタの省エネモード設定
  • コンセントスイッチOFFによる待機電力削減
  • テレワーク、ICT会議の推進
  • 照明の間引き、部分消灯
  • 最寄階への階段利用(3up4down運動)
  • 半袖、ノーネクタイ等の薄着や重ね着の推奨等
4.取り組み施策の効果

H22年度はH21年度に比べ、約10%の電力使用量を削減することができました。

    例えますと、1年間で一般家庭の

  • “約1000軒分”の電力使用量の削減
  • “約5000軒分”のガス使用量の削減
  • を達成しております。

紙資源対策としてコピー用紙の使用を減らしています

  1. 会議では紙を使わない
  2. 資料の配布は最小限におさえる
  3. 1枚に2ペ−ジ分印刷する
  4. 両面で印刷する
  5. 白紙の裏面を有効利用する

10年間で約83トンの削減に成功!A4で約1910万枚相当 A4:1箱(2500枚)を横積みして東京タワー約5.4本分相当になります

環境に配慮した設備

建物に様々な省エネ技術を取り入れています。

【NTT武蔵野R&Dセンタ本館】

NTT武蔵野R&Dセンタ本館に熱線反射ガラス、ダブルスキン、太陽電池パネルの省エネ技術を取り入れています。

熱線反射ガラス
差し込む日射の量を抑え、暑さを軽減することで、冷房負荷が軽減される。
ダブルスキン
夏には日射の軽減、冬には断熱・採熱、それ以外の時期は自然換気を行うことができる。 ダブルスキンイメージ
太陽電池パネル
836枚の太陽電池パネルを10度傾けて設置し、効率の良い太陽光発電を行っている。

廃棄物のリサイクル推進

  1. ごみ箱を7つに分け、分別回収の徹底をはかっています。
  2. 武蔵野R&Dセンタでは、2003年度以降リサイクル率は94%以上を保っています。(2005年度以降は95%以上)
ペットボトルなどのリサイクル写真 廃棄物のリサイクル写真

武蔵野市『2012年Ecoパートナー』に5年連続で認定されました!

事業系一般廃棄物の減量をさらに促進するため、雑紙、生ごみの全量資源化などで一定の基準に適合した事業者に対し、その功績を認定し表彰する制度武蔵野市Webページで公開されています。