HOME > 情流総研について > 組織構成 > 情報流通プラットフォーム研究所
情報流通プラットフォーム研究所
研究所の概要
情報流通プラットフォーム研究所では、NTTの有する世界最先端のブロードバンドネットワーク上において多様なアプリケーションサービスの提供実現に向けた、サービス基盤技術の研究開発を行っています。具体的には、Web検索、コンテンツ配信、グループウェアなど個人/中小企業向けから、行政・医療サービスや電子商取引などの社会基盤向けに至るまで、多様なアプリケーションを柔軟かつ高信頼、低コストに提供するためのクラウドコンピューティング基盤技術の研究開発に取り組んでいます。また、それらのサービスをお客様に安心・安全・便利にご利用頂くため、世界トップクラスの暗号技術の理論研究を推進すると共に、セキュリティ・インターネット・情報処理に関するスキルやノウハウを生かし、お客様やNTTグループの業務を支えるICTシステムの構築・運用のトータルサポートにおいて牽引的な役割を発揮する活動も行っています。
所長あいさつ
近年、光ファイバやNGN、LTE (Long term evolution)など高速、大容量、高品質な次世代のネットワークサービスの展開が進む中で、ネットワークと高度に連携し、その機能を最大限に活かす上位のアプリケーションサービスが求められています。また、 ICTシステムの消費電力削減により、環境負荷の低減を積極的かつ効率的に推進し社会全体に貢献していくことも、情報通信サービスを提供する企業としてのNTTグループの重要な役割になってきています。
情報流通プラットフォーム研究所では、NTTグループが目指す“サービス創造企業”の実現に向けて、NTTグループが有する高機能なネットワークを活用し、経済的で環境負荷が少なく、安心・安全・便利なブロードバンド・ユビキタスサービスを創出するためのサービス基盤の開発を進めています。
このようなサービス基盤を実現する中核技術として、電子政府をはじめとし、極めて高い信頼性が要求される社会基盤へも適用可能なクラウドコンピューティング技術の研究開発に取り組んでいます。このクラウドコンピューティング技術は、ICTシステムのスケーラビリティやコストの削減など従来のクラウドコンピューティングに求められる要件を満たすだけでなく、高い信頼性、可用性およびセキュリティも同時に提供する、高度かつ大規模なICTシステムの仮想化技術とそれらを運用管理・制御する基盤ミドルウェアを実現するものです。
また、クラウドコンピューティング環境上でアプリケーションサービスをお客様に安心・安全・便利にご利用頂くための関連技術の研究開発にも幅広く取り 組んでいます。世界トップクラスの暗号アルゴリズムの理論研究から、クラウド環境に適した新しいアプリケーション開発・構築・運用手法やネットワークアーキテクチャ、クラウドセキュリティの研究開発、さらには高度なセキュリティ技術を活用したセキュリティ系のシステム構築・運用・コンサルに至るまで、基礎から応用まで、幅広い取組みを進めています。
私ども、情報流通プラットフォーム研究所は、つねに社会のニーズに応えるべく先進的な研究開発を推進して参ります。
(2010年7月1日)
プロジェクト
- 情報流通プラットフォーム推進プロジェクト
- クラウド基盤推進プロジェクト
- 大規模分散処理基盤推進プロジェクト
- ITアーキテクチャプロジェクト
- ネットワークセキュリティプロジェクト
- セキュリティマネジメント推進プロジェクト
- 情報セキュリティプロジェクト
- 岡本特別研究室
(2011年7月1日現在)
主な研究内容
(1) クラウドコンピューティング技術 CBoC
NTTの強みを活かしたクラウドコンピューティングの実現
企業/政府に求められる安全/安心でオープンなクラウドの実現に向けて、ネットワーク/セキュリティ技術/オペレーション等のNTTの強みを活かし、システムのスケールアウト/品質/運用性/セキュリティ等の非機能要件を実現するクラウドコンピューティング技術CBoCの研究開発に取り組んでいます。具体的なターゲットとして、 SaaS基盤、企業/政府系クラウド基盤、大規模データ処理基盤ビジネスへの適用を目指しています。
(2) ネットワークセキュリティに関する研究開発
様々な脅威に対抗する技術と信頼できるセキュリティ窓口体制
これまでに培った情報セキュリティに関するノウハウを活かし、セキュリティに関するインシデント等の情報を一元的に蓄積・共有し、発生予防→検知→解決→被害最小化→再発予防→・・、といった一連のサイクルを組織的かつ迅速に進めるため、NTT-CERTを運営しています。また、NTTグループ会社でのCSIRT(Computer Security Incident Response Team )の構築や、NTTグループ内のCSIRT同士の連携に際して、NTT-CERTが全面的に支援しています。
(3) 情報セキュリティに関する研究開発
暗号理論から社会科学まで幅広い領域における情報セキュリティのCOEを目指して
ネットワークを安全に利用して頂くために暗号とセキュリティの研究開発を行っています。これまで、日本初のインターネット標準暗号となったCamellia、欧州推奨として安全性と性能面で高い評価を得た楕円曲線暗号PSEC-KEMなど世界トップレベルの研究成果を創出しています。さらにIDベース暗号や秘密計算などの次世代暗号と暗号の実装上の問題を解決する実装セキュリティの研究、および暗号技術を応用した電子認証・公証システムやセキュアファイル流通システムなどの実用化開発に取り組んでいます。また、正しく暗号を使うための利用推進活動、社会科学の立場からセキュリティのあり方をとらえ情報セキュリティマネジメントの研究を推進しています。
- 暗号ホームページ → http://info.isl.ntt.co.jp/crypt/





