バックナンバー一覧 >> 2006 Vol.18 No.5 >> 特集

NTTサイバーソリューション研究所では、ブロードバンドユビキタス時代における、新しいポータルサービスの創出を目指して、それを支える基本技術の研究開発を進めている。本特集では「必要なときに、必要な情報に、必要なかたちで出会える」環境を実現する次世代ポータル技術を紹介する。

新しいポータルサービスの創出を目指して ◆執筆者 奥　雅博・田邊　勝義 ◆所属 NTTサイバーソリューション研究所 NTTサイバーソリューション研究所では、ブロードバンドユビキタス時代において、より多くの方々に楽しく、そして有意義に使っていただける新しいポータルサービスの創出を目指して、それを支える基本技術の研究開発を進めています。

求める情報へユーザを導くナビゲーション型の情報検索技術 ◆執筆者 片岡　良治・戸田　浩之・植松　幸生・藤村　考・別所　克人・西岡　秀一 ◆所属 NTTサイバーソリューション研究所 「検索」はポータルサービスを利用するユーザ行動の起点として欠かせない機能になっています。本稿では、今の場面に必要な情報をユーザへ適切に提供できるポータル検索サービスの実現に向けた次世代の情報検索技術について紹介します。

自在なマルチメディア操作を実現するメディアナビゲーション技術 ◆執筆者 森本　正志・東　正造・小西　宏志・嶌田　聡 ◆所属 NTTサイバーソリューション研究所 テキストだけでは表現しにくいマルチメディアコンテンツをポータルサービスにおいて活用するためには、その内容を分析して情報を取り出し、内容に応じた操作を可能とするための機能が必要です。映像メディアを中心に自在かつ容易な整理・検索・共感・発信を実現するメディアナビゲーション技術について紹介します。

俯瞰的アプローチに基づく情報場ナビゲーション技術 ◆執筆者 奥田　英範・川島　晴美・佐藤　吉秀・宮原　伸二・定方　徹 ◆所属 NTTサイバーソリューション研究所 次世代ポータルサイトでは、明確な目的意識がない利用者に対して、インターネット上の情報俯瞰図を示し、興味を喚起するサービスが考えられます。本稿では、最新の話題をブログやWebニュースから抽出する最新話題語抽出技術と、多数のキーワードやコンテンツを限られた画面上に提示するインタフェース技術を紹介します。

行動履歴学習型ユーザプロファイリング技術を活用したユーザ支援 ◆執筆者 森田　哲之・日高　哲雄・松岡　寿延・岡野　真一・田中　明通・加藤　泰久 ◆所属 NTTサイバーソリューション研究所 インターネットを利用した情報検索はすべてのユーザに同じ情報を提供する検索サービスから、個々人の特性・嗜好・状況に応じた情報提供・情報提示のスタイルへと広がりをみせつつあります。本稿では、個人の行動履歴やそれを基にした個人あるいはコミュニティの特性を獲得する技術（ユーザプロファイリング技術）を利用し、「自分にあったネットの活用方法探し」を支援するシステムを紹介します。

□主役登場

検索システムのない世界を目指して ◆執筆者 戸田　浩之 ◆所属 NTTサイバーソリューション研究所 社員

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