特集


拡がる脅威とビジネスチャンスに対応するセキュリティ
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IoTの進展等によりセキュリティ環境が大きく変化しており、これまで安全とされていたインフラ設備やゲートウェイ配下のユーザ機器の新たな領域への脅威も急速に拡大しつつある。一方、多様な情報を安全に利活用することで、新たなビジネスと生活の変革が期待されている。本特集では、このような環境変化に対応するNTTの攻めと守りのセキュリティR&Dを紹介する。


拡がる脅威とビジネスチャンスに対応するセキュリティR&Dへの取り組み
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◆執筆者 大久保 一彦
◆所属 NTTセキュアプラットフォーム研究所 所長

セキュリティ面で脆弱な機器を含む多数のデバイスがネットに接続されるIoT(Internet of Things)時代では、これまで安全とされていたインフラ設備などの新たな領域への脅威が急速に拡大しつつあります。その一方、多様な情報を活用した新たなビジネスチャンスも生まれてきています。本稿では、このような環境変化を見据えた新たな脅威への対応とビジネスにおける競争力強化の両面から、NTTセキュリティR&Dの取り組み方針を紹介します。


安全な重要インフラを実現するアーキテクチャ
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◆執筆者 上野 正巳/加島 伸悟/五十嵐 弓将/堀 正弘
◆所属 NTTセキュアプラットフォーム研究所

近年のIoT(Internet of Things)などの発展に伴ってさまざまな機器がネットワークに接続されるようになってきています。このような状況の下、サイバーセキュリティに対するさらなる脅威の増大が懸念されています。NTTセキュアプラットフォーム研究所では、重要インフラを構成するネットワークを守るためのセキュリティインシデントの検知技術、インシデントの分析と対処を自動化する技術、および装置や機器に潜在するセキュリティリスクを減らすための技術の研究開発に取り組んでいます。


クルマのサイバー攻撃対策技術
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◆執筆者 田中 政志/高橋 順子/大嶋 嘉人
◆所属 NTTセキュアプラットフォーム研究所

近年、インターネット経由などで遠隔から自動車を不正に操作できることを実証した実験が発表されるなど、自動車へのサイバー攻撃は現実社会において深刻な問題となっており、自動車の安心・安全を守るセキュリティ対策技術が早急に求められています。本稿では、世の中の自動車のセキュリティ対策技術の動向、およびNTTセキュアプラットフォーム研究所の自動車のセキュリティ評価技術や対策技術の取り組みについて紹介します。


サーバからの漏洩・盗聴を防ぐ暗号ビジネスチャット
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◆執筆者 吉田 麗生/岡野 裕樹/奥山 浩伸/小林 鉄太郎
◆所属 NTTセキュアプラットフォーム研究所

ビジネス向けチャットアプリケーションにおいて、政府やサービス提供者による盗聴・漏洩を防ぐためのエンド・ツー・エンド暗号化技術の導入が望まれています。NTTセキュアプラットフォーム研究所では、端末にデータを残さないことで端末からの漏洩を防ぐだけでなく、サーバに対して秘匿したままメッセージの送受信と検索を可能にする、セキュアなビジネスチャットの試作を行っています。本稿では、その試作システムに使われている暗号技術を紹介します。


個人情報保護法改正のポイントとパーソナルデータ利活用に向けた匿名加工
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◆執筆者 亀石 久美子/廣田 啓一/藤村 明子/間形 文彦/大田 幸由
◆所属 NTTセキュアプラットフォーム研究所

パーソナルデータの利活用によるさらなる産業振興と、プライバシ保護の両立をめざし、2015年に個人情報保護法が改正されました。本稿では5つの改正ポイントと、NTTにとっても新たなビジネス創造につながる「匿名加工情報」の制度について説明するとともに、NTT独自の安全性と有用性を両立するPk-匿名化技術、および最新の研究状況を紹介します。


主役登場
安全なコネクティッドカーおよびそのサービス実現への挑戦
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◆執筆者 高橋 順子
◆所属 NTTセキュアプラットフォーム研究所
サイバーセキュリティプロジェクト IoTセキュリティグループ
研究主任


特集


つくばフォーラム2016 ワークショップ


スマート&フレキシブルな将来ネットワーク(NetroSphere構想)の取り組み
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◆執筆者 松本 公秀
◆所属 NTTネットワーク基盤技術研究所 プロジェクトマネージャ

NTTの研究所では、光コラボレーションモデルを支える将来ネットワークの実現に向け、2015年2月にNetroSphere構想を発表しました。本稿では、近年のさまざまな産業のデジタル化、急速に進展する多様なIoT(Internet of Things)サービスなどに対応するために、 NetroSphere構想に基づくスマート&フレキシブルな将来ネットワークの実現が従来にも増して重要となっていることを解説するとともに、最近の取り組み状況について紹介します。なお、本特集は、2016年10月26日に開催された「つくばフォーラム2016」におけるワークショップでの講演を基に構成されたものです。


柔軟なアクセスシステムを実現するFASA(Flexible Access System Architecture)の取り組み
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◆執筆者 大 明浩
◆所属 NTTアクセスサービスシステム研究所 プロジェクトマネージャ

NTTの研究所はNetroSphere構想に基づくアクセスシステムの新たなコンセプトとしてFASA(Flexible Access System Architecture)を2016年2月に発表しました。本稿では、柔軟なアクセスシステムを実現するFASAの概要を説明するとともに、その適用例としてNTTの研究所が研究開発を行っているモバイル基地局を収容する光アクセスシステムを紹介します。


アクセス設備運用をイノベーションする技術開発
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◆執筆者 佐々木 清治
◆所属 NTTアクセスサービスシステム研究所 プロジェクトマネージャ

NTTアクセスサービスシステム研究所光アクセス網プロジェクトでは、アクセスネットワーク技術に関する研究開発に取り組んでいます。本稿では、これからのアクセス設備運用をイノベーションする技術開発、および今後の展開について紹介します。


多様なサービスの創出を支えるワイヤレスアクセス技術
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◆執筆者 溝口 匡人
◆所属 NTTアクセスサービスシステム研究所 プロジェクトマネージャ

NTTアクセスサービスシステム研究所無線アクセスプロジェクトでは、無線LANを中心とするワイヤレスアクセスに関する技術の研究開発に取り組んでいます。本稿では、無線LANの利用が拡大したために生じている課題について説明するとともに、それを解決し無線LANのユースケースをさらに拡げる研究開発の取り組みを紹介します。

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