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低炭素社会の実現/ソリューション環境ラベル

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レセプト院内審査支援システム「レセプト博士Neo Standard」/「レセプト博士」

概要

医療機関様にて実施する診療報酬請求の診療報酬明細書(レセプト)の自動点検を行うソフトウェアです。レセプトの自動点検を実施することによるレセプト点検の平準化、仮レセプト発行を抑えるペーパーレス推進、機械化による人件費の抑制を促すことができます。

また、レセプト博士は医療機関の医業収入の改善を促すため、下記の独自機能を装備しており、より高度なレセプトチェックを実現するソフトウェアです。

  1. (1)返戻や審査減の減少を促すチェック機能(医療機関独自にカスタマイズが可能)
  2. (2)算定漏れなどを警告し、実際に行なった診療行為を正しく請求するためのチェック機能(医療機関独自にカスタマイズが可能)
  3. (3)複数月を跨るチェックおよび入院と外来を跨ぐチェックが可能であり、単月に留まらず人間の目視点検では、発見し難い縦覧チェックを実現
  4. (4)自社医事会計システム「かいけい博士」との連携による会計入力中の即時レセプトチェックが可能となり、より医療機関の現場に即したレセプトチェックを実現

環境効果のアピールポイント

  1. (1)紙の削減

    「レセプト博士Neo Standard」/「レセプト博士」(以下「本システム」と記述)導入前は、医事課による目視によってチェックを行うために、医事会計システムから仮レセプトを全件プリントアウトしていました。本システム導入後は、システムが自動チェックを行うため、医事課による目視によるチェックは、システムが確認を必要と判断したデータのみとなり、紙が大幅に削減しました。

  2. (2)人の稼動

    本システム導入前は、医事課が主に残業時間帯に仮レセプトを目視によってチェックしていました。本システム導入後は、必要最低限のチェックとなったことによって、医事課の残業時間が大幅に削減されました。この結果、医事課のオフィスの照明や空調などにかかるエネルギーが間接的に削減できました。

評価モデル

本システムの導入によって、どの程度環境負荷が低減したのか、病院の規模ごとにサンプル調査を行いました。病院の区分ごとの本システムの導入病院数は、以下のとおりです(2010年3月末現在)。

  • 病床数 病院数 サンプル有無
    700以上 40
    400〜699 154
    200〜399 319
    100〜199 453
    20〜99 319
    0〜19 394
  • 病床別病院数円グラフ病院数

サンプル調査ができた病床数が、100〜299、200〜399、400〜699の病院(各1)のデータをもとに環境負荷の試算を行いました。

[ 紙の使用量 ]

サンプル調査した病院の数値が同規模の病院でも同様の効果があったものとして計算しました。

病床数 導入前(枚/月) 導入後(枚/月) 病院数
400〜699 10,138 97 154
200〜399 141,764 1,352 319
100〜199 3,200 31 453
合計 48,233,462 459,853 926

紙の環境負荷評価原単位は、1.28kg-CO2/kg(出典:紙パルプハンドブック[1998])であることから、0.004kg/枚、0.00512kg-CO2/枚としました。

1ヵ月あたりの紙にかかる環境負荷低減効果は、以下のとおりとなります。

  導入前 導入後
枚数(A4判換算) 48,233,462 459,853
CO2(kg) 246,955 2,354

[ 人の稼働 ]

サンプル調査した病院の数値が同規模の病院でも同様の効果があったものとして計算しました。

病床数 導入前(人時間/月) 導入後(人時間/月) 病院数
400〜699 1349 772 154
200〜399 674.5 386 319
100〜199 346 119 453
合計 579,650 295,929 926

事務工数1人あたりのCO2原単位は、995kg-CO2/人/年、(出典:松野泰也、近藤康之編著、(社)産業環境管理協会発行「IT社会を環境で測る-グリーンIT-」[2007])であることから、9時間/日、20日/月とし、995÷(240×9)=0.46kg-CO2/人/時としました。

1ヵ月あたりの紙にかかる環境負荷低減効果は、以下のとおりとなります。

  導入前 導入後
稼働(人時間) 579,650 295,929
CO2(kg) 266,639 136,127

[ PC ]

1病院で1台のPCを1ヵ月の稼動時間180時間(9時間/日×20日)のうち、20時間をこのシステムのために使用するとしました(全使用時間の11%)。

(社)産業環境管理協会のエコリーフに登録されているPCのうち、2006年に標準的なスペックであったエプソンダイレクト株式会社製 Endeavor AT960(製品環境情報No. BJ-06-034-A)のライフサイクル全ステージにおける温暖化負荷は336.9kgであることから、その使用1ヵ月でかつ「レセプト博士」の利用時間で按分すると、336.9kg÷48ヶ月×11%=0.780kg/月・台となります。

このPCが上記の926病院で使用されたとすると、722kg/月の環境負荷が増加することになります。

対象ライフサイクルステージ

評価対象で考慮された環境負荷のライフサイクルは、用いた原単位に依存しています(下表)。試算にあたっては、「IT社会を環境で測る」※1掲載された原単位((7)CO2排出原単位参照)を用いました。

  導入前 導入後
製造 使用 廃棄 製造 使用 廃棄
ICTシステム - - -
ソフトウェア - - - - -
モノの電子化※1 - - - - -
人の稼動 × × × ×

注)モノの電子化では紙の負荷を計上しているが、使用段階は負荷が発生しないものとして対象としていない。また廃棄段階は対象としているが、カーボンニュートラルの考えによって負荷は0計上としている。

評価結果

上記926病院における1ヵ月あたりのCO2排出量は、以下のように推計できます(73%の削減)。

  導入前(kg- CO2/月) 導入後(kg- CO2/月)
紙の使用 246,955 2,354
人の稼動 266,639 136,127
PCの使用 0 722
ソフトウェア 0 59
合計 513,594 139,262

レセプト院内審査支援システム「レセプト博士Neo Standard」/「レセプト博士」システム導入前後の1年間あたりのCO2排出量 レセプト院内審査支援システム
「レセプト博士Neo Standard」/「レセプト博士」システム導入前後の1ヵ月あたりのCO2排出量

単位:kg-CO2/月

CO2排出原単位

排出原単位は、主に「IT社会を環境で測る」にとりまとめられたデータを用いました。それぞれの出所は以下のとおりです。

・紙の換算係数:「紙パルプハンドブック(1998)」

・オフィススペース:民生部門エネルギー消費実態調査(NEDO)、環境負荷原単位ブック(国立環境研究所)

・1人あたりのワークスペース:日本ビルヂング協会

ソフトウェアの排出原単位は、環境しろうのデータを用いました。

※引用文献:松野泰也、近藤康之編著、『IT社会を環境で測る −グリーンIT−』、社団法人産業環境管理協会、2007

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