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■ アクティブ無線タグ

●どんな技術?
 将来のユビキタス社会のキーデバイスとして、"RFID"が期待されており、既に乗車券や物流の効率化を図るサプライチェーンマネージメント等で利用されています。NTT未来ねっと研究所では、現在主に利用されている電池などの電源を持たないパッシブRFIDよりも、電波が到達する距離が拡大可能な電池内臓のアクティブ型RFIDであるアクティブ無線タグの開発とその適用について研究しています。アクティブ無線タグは、広い範囲に設置されるケースが多く検討されているため、電力消費による電池の交換は設置した後では難しくなります。そこで、小型の市販電池で数年〜10年の運用が可能な低消費電力なアクティブ無線タグの実現を目指して研究・開発を行っています。

アクティブ無線タグ

●ここが骨太!
 アクティブ無線タグの消費電力の多くは信号送信時に消費されます。このため、消費電力を低減させるためには、信号の信頼性を向上し送信回数を少なくすることや信号の送信時間自体を少なくすることが効果的です。そこで、このような条件を満たすアクティブ無線タグに適した無線アクセス方式、変復調方式や、情報の符号化方式の研究を進めています。
 さらに、実用的レベル(信頼性、長寿命、低コスト)を意識し、誰も着手していない未開拓なアクティブ無線タグの開発をしています。


●どんな未来?
 宅配、コンビニなどの流通産業ではバーコードを用いたPOSシステムで預かった荷物の移動の履歴や商品の在庫と仕入れなどの情報を活用し運営されています。アクティブ無線タグを組み入れることで宅配の担当者やコンビニ店員の人手によるバーコードの読み取り作業などが不要になり、更なる効率化が進みます。
 他にも、道路状況案内や遊園地のアトラクション利用といった交通レジャー産業への応用や、生産から消費者までのルートの把握や製品の再資源化など食品安全性確保・リサイクル社会に貢献する技術を担うようになります。このように広範な適用がアクティブ無線タグには考えられます

アクティブ無線タグを用いたアプリケーションの一例


●アクティビティ
Masashi Shimizu, Mamoru Kobayashi, and Masahiro Umehira, “Overview of RFID Technologies for Ubiquitous Services,” NTT Technical Review, vol. 1, No. 9, pp.12-18, Dec. 2003.

Masashi Shimizu, and Shigeru Teruhi, "Perspective on RFID System,” Microwave Workshop and Exhibition (MWE) 2004.

水野晃平, 小林守, 清水雅史,”アクティブ型RFIDタグのエネルギー効率特性評価,”電子情報通信学会大会,2004.



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