別紙

<第1回イベントに関して>

(テーマ)
 光ネットワークを介したインタラクティブな“天文学教室”

(趣旨)
 光ネットワークの有する高速・広帯域特性とインタラクティブ特性を活用することにより、いながらにして先端学問分野の講演会に参加できることを体感してもらいます。

(方法)
 NTT情報流通プラットフォーム研究所が開発した高度なインターネット技術による高品質IP映像伝送技術(*1)と光ネットワークを用いて、7月上旬に、DNPの運営する「銀座の学校」(*2)登録メンバからの応募者を対象に、電波天文学に関する講義をNTT武蔵野研究開発センタからシャープ液晶デジタルステージ市ヶ谷とDNP銀座ビルの参加者に中継し、インタラクティブに質疑応答を行います。ここでは、NTT情報流通プラットフォーム研究所が独立行政法人通信総合研究所、文部科学省国立天文台と共同で実施している電波天体観測、精密測地実験(*3)に関して、実際に鹿島の大型アンテナで受信した天体からの信号をNTT武蔵野研究開発センタで解析するデモンストレーションを交えて紹介します。


<用語解説>

*1

広域映像同期技術 UniSync を用いた高品質IP映像伝送
 IPネットワークで伝送する映像信号を、ISDN網から抽出した広域同期している基準信号と組み合わせて伝送することにより、非同期網であるIPネットワークで正確な同期を保ちながらスタジオ素材品質の映像信号伝送を行う方式。本方式により、複数の映像信号を正確に同期伝送・再生・切替できるため、将来のマルチアングル放送にも応用できる。

*2

銀座の学校
 DNPがより良い「コミュニケーション」のあり方の提案として1995年4月から開催しているトークショー。日常的で身近な題材を取り上げ、コミュニケーションの本質や意味、現象等について各界のゲストを講師に、楽しく考えることを基本に、隔月で開催。現在の会員数は約7000名。トークショーの記録は小冊子(無料)、ビデオ(有償)で提供している。その他、遠足、忘年会等の各種イベントも開催。さる6月29日(金)には、第30回「“しきり”の向こうに“しきたり”が見える」(ゲスト:武蔵野美術大学・柏木博教授、東北大学大学院・正村俊之教授)を開催。

*3

超高速ディジタル回線を用いたVLBI天文学および超高速IP通信技術に関する研究
 NTT情報流通プラットフォーム研究所が1995年から通信総合研究所、文部科学省国立天文台等と共同で実施している超高速ネットワークアプリケーションに関する共同研究。本研究では、従来磁気テープベースで実現されていた超長基線電波干渉計(Very Long Baseline Interferometer)を超高速ネットワークを用いてリアルタイム系として構成することにより、超精密な測地システムと超高分解能を有する電波望遠鏡を実現している。現在、関東地域における地震予知を目的とした地殻変動の定常観測(KSPプロジェクト)と微弱な電波天体の高分解能観測を目的としたGALAXYプロジェクトが同時進行中である。



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