NTTグループは、昨年11月に策定した「 “光”新世代ビジョン:ブロードバンドでレゾナントコミュニケーションの世界へ」 を、グループ共通のコンセプトとして位置付け、ユーザビリティに優れた レゾナントなコミュニケーションネットワーク環境の実現と、これを活用する多彩で豊富な新サービスや ビジネスモデルの創出に向け、総力をあげて取り組んでおります。
この度、日本電信電話株式会社 (以下NTT、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:和田紀夫)、 エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドイニシアティブ株式会社(以下NTT-BB、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:白川英俊)及び 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(以下NTTドコモ、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:立川敬二)の3社は、家庭やオフィス等のブロードバンド環境に接続されたパソコンと NTTドコモが提供するFOMA端末(注)相互間、及びパソコン相互間において リアルタイム双方向映像通信が可能となる、 国際標準に準拠した 映像コミュニケーションプラットフォームを世界で初めて実用化します。
商用サービス開始に先立ち、平成15年2月から一般ユーザ及び法人ユーザからのモニター募集による試験サービスを実施し、事業性及びユーザインターフェース等の確認を行います。 |
1.プラットフォーム実用化の経緯及び目的 |
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近年のFTTHやADSL等のブロードバンドアクセスユーザの急速な拡大に伴い、映像コミュニケーションにおけるモバイルへの対応、映像・音声の品質の向上及びプレゼンス機能等の提供によるエンド・ツウ・エンド通信の実現が求められております。
今回実用化したプラットフォームは、ベアラサービスやプロトコルの違いにより困難であったIP網とFOMA網の双方向映像通信を可能とし、併せて パソコン相互間通信における高品質化を実現しました。これにより、コミュニケーションできる相手先の飛躍的拡大と、「いつでも」・「どこでも」・「だれでも」利用できるユビキタスな利用環境を提供します。
ユビキタスな利用環境では、フェース・ツウ・フェースな映像コミュニケーションによる 企業におけるコラボレーションの活性化・効率化や、パソコンとFOMA端末を連携させたコンサルティング、モバイルECといった 新たなビジネスへの展開が可能となります。 また、コミュニティや個人においては、FOMA端末からの利用が可能となることで、より 簡便かつ自由なコミュニケーションが 実現できます。 |
2.本プラットフォーム実用化における各社の役割 |
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NTTサイバースペース研究所は、 IP網に接続されたパソコンとFOMA端末相互間 及びパソコン相互間における エンド・ツウ・エンドでの高品質なリアルタイム映像コミュニケーションを可能とするインスタントメッセンジャーを新たに開発しました。(別紙)
NTTドコモは、ISDN網を経由することで パソコンとFOMA端末間のシームレスな双方向通信を可能とする、IP網とFOMA網のベアラサービス及びプロトコルの変換機能を開発しました。(別紙)
NTT-BBは、既に商用化している 本格的ブロードバンドサービスBROBA(ブローバ)のプラットフォームに、NTT研究所が開発したインスタントメッセンジャー及びNTTドコモが開発したIP網とFOMA網の変換機能を実現し、セキュリティ機能等を付加することで 試験サービス提供に向けたシステムを構築します。
以上の取り組みにより、インスタントメッセンジャーによる パソコンとFOMA端末間のリアルタイム双方向映像通信を世界で初めて実現しました。 |
3.試験サービスの実施と今後の展開 |
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NTT-BBでは、1月29日よりホームページ(http://www.broba.cc)上で一般ユーザ及び法人ユーザからモニターを募集し、平成15年2月から2ヶ月間程度試験サービスを実施いたします。一般ユーザからは70名程度、法人ユーザからは30社程度の募集を予定しております。なお、試験サービスをご利用いただくには、BROBAへのお申し込みが必要となります。
試験サービスにおいては、営業社員等の顧客対応における遠隔地からの専門家による支援、職場のパソコンからの作業現場の状況把握、外出先から自宅の状況を確認するモニタリング利用、SOHOにおける映像コラボレーション、自宅や外出先等から授業をうける遠隔ラーニングといった各種利用方法について、具体的なビジネスモデル及びシステム検証を行います。
なお商用サービスについては、試験サービスの状況を踏まえ、平成15年度上半期を目標に全国で開始する予定です。
また、今回の試験サービスの結果を踏まえ、利便性向上に向けた開発を 今後も検討して参り
ます。 |
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(注) |
「FOMA端末」とは、テレビ電話機能に対応したFOMA端末を指します。
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「FOMA/フォーマ」は、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモの登録商標です。 |
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【用語説明】
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レゾナントコミュニケーション
平成14年11月にNTTが「“光”新世代ビジョン」で提唱。「レゾナント」は英語の「共鳴する、共振する、響く」の意味を持つ動詞。
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プレゼンス機能 通信相手やネットワークの状態、あるいは利用可能なサービスなどの情報を常に把握し、管理・通知する機能。 |
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IP網
インターネットプロトコル(IP)に従って、データ等を転送するネットワーク。
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ベアラサービス
低位レイヤ(レイヤ1〜3)のみ規定されていて、端末機能や高位レイヤ(レイヤ4〜7)は 規定されていないサービス。 |
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プロトコル
コンピューター間でデータの交換を行う際の規約。 |
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ユビキタス
「同時にいたるところに偏在する」という意味のラテン語。 |
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インスタントメッセンジャー
インターネット上で同一ソフトを利用している仲間がオンラインかどうかを調べ、オンラインの場合にはチャットやファイル転送などを行うことができるアプリケーション。 |
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