別紙: エンド・ツウ・エンド型リアルタイム映像コミュニケーションプラットフォームの概要

 

ネットワーク構成及び接続概要

エンド・ツウ・エンド型リアルタイム映像コミュニケーションプラットフォームの概要
(*1)  NTTが開発したFOMA対応インスタントメッセンジャー用サーバ機能
呼接続及びプレゼンス管理等の機能を行う。
(*2)  NTTドコモが開発した変換機能
IP網上で用いる H.323とFOMA網で用いる3G-324Mとのプロトコル変換及びベアラサービス変換を行う。またIP網とFOMA網間の通信を行うための端末の管理、通信制御を行う。

<1>FOMA対応インスタントメッセンジャー
   既存のインスタントメッセンジャーは、パソコンユーザ相互間のプレゼンス管理や映像音声通信しかサポートしておらず、FOMA等のモバイル端末とは、プロトコルやベアラサービスの違いから双方向映像通信が不可能でした。NTTが新たに開発したインスタントメッセンジャーは、SIP/H.323デュアルプロトコルを実装することにより、パソコン相互間の通信時はSIPで接続し、パソコンとFOMA端末間の通信時にはH.323により、NTTドコモが開発した変換機能を介してFOMA端末に接続することが可能となりました。
 またパソコン利用者の状況(オンライン、オフライン等)を登録/表示できるプレゼンス機能を実装しており、新たに開発したiアプリ(R)をFOMA端末にダウンロードすることにより、FOMA端末からもプレゼンスの登録/表示や、プレゼンス表示画面からのパソコンへの接続を実現しました。さらに国際標準(MPEG-4、G.711)に準拠した高品質な映像音声通信を実現しています。

<2>IP網とFOMA網の変換機能
   NTTドコモが新たに開発した変換機能は、FOMA端末に採用されている3GPPのオーディオビィジュアル通信規格3G-324MとIP網上のテレビ電話で用いられているH.323プロトコルの変換、及びISDN網を経由することによるベアラサービス変換を行い、双方向でのリアルタイム映像通信を実現することを可能としました。また本機能は通信相手を特定するための端末の管理や通信帯域などの制御を行います。
  「iモード」、「iアプリ/アイアプリ」は、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモの登録商標です。


【補足】
 
H.323
ITU-T(国際電気通信連合電気通信標準化部門)により規格化されたネットワーク上で音声・動画を1対1で送受信するために、音声・映像・データ圧縮伸長方式等を定めた通信制御プロトコルの一つ。
SIP(Session Initiation Protocol)
音声・映像のデータ交換規格で、転送機能や発信者番号通知機能など、同様のプロトコルと比べて公衆電話網に近い機能を備えた通信制御プロトコルの一つ。
3G-324M
3GPPにより、第三世代移動通信システムにおけるビデオフォン上での、音声・映像のデータ交換のために策定された通信制御プロトコル。
MPEG-4
画像データ(含む動画)とオーディオデータ(音声)を合わせて圧縮する高能率符号化 方式。
G.711
ITU-TのG.711で規定されている電話音声を符号化する規格。
3GPP
第三世代移動通信システムの標準化プロジェクト。
 


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