日本電信電話株式会社(以下NTT、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:和田紀夫)は、全国約20ヶ所のランドマークを含む高精細定点観測ライブ画像をブロードバンドネットワークを活用したシステム(以下、高精細ライブ画像配信システム)でパートナー企業へ配信し、コンテンツ素材流通ビジネスの可能性を探るトライアルを実施します。
NTTグループは、昨年11月に策定した「“光”新世代ビジョン:ブロードバンドでレゾナントコミュニケーションの世界へ」をグループ共通のコンセプトとして位置付け、ユーザビリティに優れたレゾナントなコミュニケーションネットワーク環境の実現と、これを活用する多彩で豊富な新サービスやビジネスモデルの創出に向け、総力をあげて取り組んでおりますが、今回のトライアルもこれら諸活動の一環として実施しています。 |
1.トライアルの概要と目的 |
| | 従来、インターネット上で一般的に利用されているライブカメラ(約30万〜40万画素)は画像自体の品質が低いため、映像コンテンツ制作の素材としては不十分なものでした。
今回の高精細ライブ画像配信システムは、市販のデジタルスチールカメラ(約300万〜400万画素)と、光ファイバーを中心としたブロードバンドネットワークを組み合せ、一定間隔で自動撮影した画像を自動配信するとともに、ネットワーク上への蓄積も可能とします。
本トライアルでは、システムを技術検証するとともに、フルスクリーンで鑑賞できる臨場感あふれるライブおよびアーカイブされた画像を活用して、パートナー企業と新しい映像コンテンツ制作や新たな利用シーンの可能性を検証していきます。 |
2.実施方法 |
| | 今回は、全国の主要都市約20ヶ所にライブカメラを設置し、3種類(下記の「(3)提供する画像の種類」参照)の高精細な画像をパートナー企業のコンテンツ制作現場に素材として提供します。パートナー企業としては、ライブ画像との親和性が高い e-天気.net((株)スペースシャワーネットワーク)などの気象関係会社数社を予定しています。(別紙1参照) |
| | (1) トライアル期間 |
| | 平成15年2月より同年3月末まで。 |
| | (2) カメラ設置場所(別紙2参照) |
| | 札幌(大通公園)、青森(岩木山)、仙台、長野(浅間山)、長野(志賀高原)、
東京(大手町)、東京(麻布)、千葉(銚子)、神奈川(江ノ島)、金沢、大阪、
神戸(メリケンパーク)、広島、高知、福岡、鹿児島(桜島)、沖縄(名護)等。 |
| | (3) 提供する画像の種類 |
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| <1> |
各地の風景をリアルタイムに撮影した高精細ライブ画像(10分間隔に撮影) |
<2>上記のライブ画像をネットワーク上に蓄積したアーカイブ <3>アーカイブを利用した高精細擬似動画
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| | (4) 想定される活用方法 |
| | 現段階で想定される各画像を利用した映像コンテンツ制作シーン及びその利用シーンとしては以下のとおりです。 |
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| <1> |
高精細ライブ画像と気象情報等を組み合わせた、インターネット、携帯サイト、および放送向けの映像コンテンツの制作 |
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| ・ |
ブロードバンドコンテンツとして、気象予報士やブロードバンド事業者へ提供する。 |
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音楽と組み合わせたリラクゼーション映像を個人、企業へ提供する。 |
| ・ |
職場のPCで、これから行く出張先の空模様を確認する。 |
| ・ |
スキー場へ向かう途中、モバイル端末から道路、スキー場の降雪模様を確認する。 |
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| | <2>高精細ライブ画像のアーカイブを用いた新しい映像コンテンツの制作 |
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特定期間における被写体の移り変わりを新しい映像コンテンツとして利用する。 |
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教育現場における教材として利用する。 |
| ・ |
景観の変化に対する観測記録として利用する。 |
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3.今後の展開 |
| | 本トライアル終了後は、システムの技術検証ならびに新たな利用シーン等の可能性の検証結果に基づき、コンテンツ素材流通ビジネスの具現化に向け、パートナー企業と検討を進めていく予定です。 |