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フォトニック結晶 屈折率が光の波長と同程度の長さで周期的に変調された構造のことを指し、通常ナノ加工技術でシリコンなどの誘電体を微細加工することによって作製される。フォトニック結晶は光絶縁体として機能するため、通常の物質では不可能な強い光閉じ込めが可能となる。
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| ※2 |
光共振器・光ナノ共振器 光共振器とは、光を空間的に閉じ込める機能を持つ素子。通常は反射鏡で囲んで構成するが、共振器を小型化しようとすると通常の反射鏡は使えなくなるため小型化は一般に困難を伴う。従来、波長の10倍から100倍程度の小型の光共振器は光マイクロ共振器と呼ばれていたが、閉じ込め体積が光の波長と同程度になると光ナノ共振器と呼ばれている。(ナノは10億分の1)
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| ※3 |
スローライト 物質中の光の伝播速度が極端に遅くなった状態を指し、特殊な分散を持つ物質やフォトニック結晶のような人工誘電体構造を用いて実現される。スローライト状態を用いると、小さな素子で光を光のまま遅延できるため光メモリとしての応用が期待されている。また、スローライト状態では光と物質の相互作用が増強されるため、超低エネルギーの光情報処理への応用も期待されている。
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| ※4 |
光バッファメモリ 光信号列を光信号列のまま蓄えて記憶するメモリ。ルーターなどの高度なデータ処理を将来的に全て光のまま行う場合に必要になると考えられている光デバイス。
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量子光情報処理 量子力学の原理を用いて従来の計算機の限界を超えた計算が可能なことが予測され、量子情報処理という分野が新しく研究されているが、その中で特に光を用いるもの。光のエネルギー最小単位である単一の光子を用いた処理が必要となる。
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| ※6 |
アインシュタインの相対性理論 アインシュタインが特殊相対性理論によって真空中の光速はつねに一定であり、変えることはできないことを導いた。物質中の光速は屈折率(通常1から3程度の値)で割った値に遅くなる。 |