日本電信電話株式会社(以下NTT、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:三浦惺)、NTTコミュニケーションズ株式会社(以下NTT Com、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:和才博美)、株式会社NTTぷらら(以下NTTぷらら、本社:東京都豊島区 代表取締役社長:板東浩二)は、TV向け映像配信(以下IPTV)サービスの高度化を目指し、各種技術やサービス性の検証を、「ひかりTVラボ」として共同で実施することになりました。 「ひかりTVラボ」は、IPTVサービスの新たな付加価値サービス・技術を、展示会等でのご意見のフィードバックや各社共同での評価をした上で、IPTVサービス「ひかりTV」のプラットフォームを利用して各種トライアルサービスを提供するなど、技術・サービスの有効性検証を効率的に行うための枠組みです。 またその一環としてNTTのサイバーコミュニケーション総合研究所(以下、NTTの研究所)において開発した「パーソナライズ型視聴サービス」、「IPTV/モバイル連携サービス」をはじめとする付加価値技術についても、「ひかりTVラボ」の枠組みを活用して有効性を検証していく予定です。 今後もNTTグループでは、こうしたIPTV向けの新たな技術・サービスを継続的に開発していくと共に、「ひかりTVラボ」の枠組みを通じてNTTグループ各社のIPTV関連付加価値サービスの連携推進・有効性検証を積極的に進めてまいります。 |
1.背景と目的 |
 | 放送のデジタル化やインターネット上の映像配信が進展する中、2008年3月、NTTぷららは、IPTVフォーラムの標準技術仕様に準拠した、テレビ向けの高品質のビデオ・オン・デマンド(以下、VOD)、多チャンネル放送、また、次世代ネットワーク(以下NGN)にも対応して、地上デジタル放送IP再送信などのIPTVサービスを提供する「ひかりTV」を開始しました。 しかし、まだ黎明期にあるIPTVサービスは、今後のさらなる機能の高度化が求められています。たとえば、多くの映像コンテンツから視聴者が見たいものを簡単に見つけるためのおすすめ機能や、どこでも好きな時間に視聴するための様々なデバイスへの対応、インターネットでPC向けに提供されているようなサービスとの連携、などがあげられます。 こうした中、NTT、NTT Com、NTTぷららは、IPTVサービスの高度化に向けた技術及びサービスの開発を進めており、「ひかりTVラボ」において各種技術やサービス性の検証を共同で実施することとしました。 |
2.NTTの研究所における今回の開発技術概要 |
 | (1)パーソナライズ型視聴サービス向け基盤技術 |
|  | 視聴者の嗜好やプロファイルに適うコンテンツや情報を提示するパーソナライズ型視聴サービスの実現ため、主に以下の基盤技術を開発しました。
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映像コンテンツのメタデータを活用し、世帯や個人のプロファイルに基づくおすすめ情報を生成する技術 |
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視聴者のプロファイル、視聴履歴、お気に入り情報等を集約・管理(サービス管理)する技術 |
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VODコンテンツの動的なシームレス結合・配信による、プロファイルごとの映像出し分け技術 |
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(2)IPTV/モバイル連携サービス向け基盤技術 |
|  | 自宅だけでなく携帯端末を介して外出先でも楽しむことができるIPTV/モバイル連携サービスの実現のため、主に以下の基盤技術を開発しました。
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携帯端末上でメタデータを利用した個人向けの番組情報提供する技術(携帯ECG) |
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携帯端末とIPTV端末とで、レジューム情報を共有し「続き見」を実現する技術 |
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携帯端末とIPTV端末とで、ブックマーク情報を共有する技術 |
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3.各社の役割 |
 | NTTの研究所は、トライアルを通じて技術的課題を明確にすることで、IPTVの高度化に向けた更なる研究開発を進めていく予定です。 NTT Comはこれまで培ってきた情報サービスのノウハウを活かし、「ひかりTVラボ」の場で、映像配信と情報サービスの連携を促進する開発を進めていく予定です。 NTTぷららは、これまで提供してきた映像サービス事業のノウハウを活かし、サービス運用やユーザーニーズ等を踏まえたサービス性の検証の面で協力していく予定です。 |