平成8年7月30日
報道発表資料
日本電信電話株式会社
交通情報サービス株式会社
メルセデス・ベンツ日本株式会社
NTT、ATIS、メルセデス・ベンツ日本の
交通情報サービス分野での業務提携について
日本電信電話株式会社(NTT;社長:宮津純一郎、本社:東京都新宿区西新宿三丁
目19番2号)、交通情報サービス株式会社(ATIS;社長:藤沼保司、本社:東京
都港区虎ノ門四丁目2番12号)とメルセデス・ベンツ日本株式会社(MBJ;社長:
ライナー・ヤーン、本社:東京都港区六本木一丁目9番9号)の3社は、相互に交通情
報システムの開発、製作及び提供に係る業務について業務協定書を締結して以来、AT
ISの現システムをさらに発展させた新たな交通情報サービスシステムの構築を推進し
てきました。
この新システムは、従来の道路交通情報の車載機へのリアルタイムでの提供にとどま
らず、ダイナミックルートガイダンス(渋滞状況の変化、ドライバーが実際に走行して
いるルートに応じて推奨ルートを次々に更新する機能等)による、通信ネットワークを
使った双方向のコミュニケーションを可能にするものです。
今回の提携は、平成7年4月に交通情報の提供サービスを本格的に開始して以来、現
在まで事業の拡大(ユーザ数:3,800、平成8年6月現在)を図ってきたATIS
と、ヨーロッパにおいて総合的な交通システムの実績を持つダイムラー・ベンツグルー
プの持つ技術・ノウハウとNTTの通信技術およびマルチメディア技術を日本の交通シ
ステムにおいても活かすべく、実現したものです。
近年、自動車の普及が進み車への依存が高まる一方で、交通量の増加による事故や渋
滞、大気汚染、騒音といった社会問題も深刻化してきました。渋滞による時間的損失と
燃料損失だけをとっても一般道路で1日8億円を超えています(平成4年度;出展:警
視庁交通部資料)。今後、交通情報提供サービスの拡大により、渋滞の緩和、渋滞によ
る排ガス量の低下などへも大きく貢献していくことが大いに期待されます。
3社の提携は、モータービークル・マルチメディアの初の国際プロジェクトとなると
ともに、社会・環境問題への積極的な貢献、異なる分野の技術の融合による新しい文化
の創造を目的としています。

NTT NEWS RELEASE