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                              平成8年9月26日

                           日本電信電話株式会社

        「CATV映像伝送サービス」の提供について

 NTTでは、CATV事業者の方々からの「NTTの回線サービスを利用したい」
とするご要望にお応えするとともに、利用の実態や需要の動向を確認するため、
「CATV映像伝送サービス」を以下により試験提供することとしました。本サービ
スは、光ファイバを各家庭まで引き込み、1本の光ファイバ上で複数の通信サービス
を多重して提供するものであり、FTTH(Fiber To The Home)実現の第一歩となり
ます。


1.サービスの概要
 「CATV映像伝送サービス」は、CATV事業者様の放送センタと視聴者宅を
NTTビルを介して光ファイバで結び、広帯域の映像伝送を可能にします。
 また、本サービスでは、多チャンネル化・ディジタル化が可能となり、番組の充実
が図れるほか、CATV事業者の方々の事業展開上の選択肢が拡大され、CATV業
界全体の発展が期待できます。

2.提供開始時期
 平成9年7月(予定)

3.提供地域
 利用希望をいただいたCATV事業者の方々の中から、提供条件を考慮の上決定し
ていきます。
 なお提供開始時には、横浜市戸塚区・栄区で提供いたします。 (この地域では、丸 紅株式会社等が出資する「タウンテレビ横浜」様が、CATV事業を行う予定で す。) 4.その他 サービス内容についての詳細は別紙をご参照ください。  
別紙 1.サービスの特長 ^多チャンネル化対応   アナログ映像及び映像に付随する音響(40ch)、ディジタル映像及び映像に付随  する音響(120ch )に対応する、広帯域片方向型の映像伝送サービスです。  ディジタル映像伝送を利用した多チャンネル化で、デジタル衛星放送の取り込みや、*   ニア・ビデオ・オン・デマンドの提供を行うことにより、視聴者の方々に魅力ある番組 構成が可能になります。 *同じ番組(映画等)を時間をずらして、複数のチャンネル(最大120ch)で提 供し、視聴者が自分の都合に合わせ、冒頭から番組を見ることができるサービ ス。 _設備構築の軽減  伝送路設備はNTTで構築します。CATV事業者の方々は、自前の伝送路設備の構 築が不要になるため、放送センタ等のみの設備構築となります。 `Fiber To The Homeの実現  NTTビルと視聴者宅の間で"Fiber To The Home"を実現し、この1本の光ファイバ 上で「CATV映像伝送サービス」と既存通信系サービス(加入電話・INSネット6 4等 )とのサービス多重を行います。  既存通信系サービスとの組み合わせにより、ビデオ・オン・デマンド等の双方向アプ リケーションにも対応可能です。 2.サービスイメージ図 3.料金 契約、料金請求等は、端末回線・センタ回線とも、CATV事業者様とNTTの間で行 われます。 月額料金は、以下のとおりです。工事費は別途必要となります。 ^ 端末回線  NTTビル単位に、3000端末回線までは回線数にかかわりなく定額料金を適用 し、3000端末回線を超えると、その超過分に応じた1回線あたりの料金を加算しま す。なお、加算料金については回線数に応じて、1回線あたりの料金が逓減する料金体 系とし、回線数の増加に伴い、CATV事業者様の負担が軽減されるしくみとなってい ます。 _センタ回線  アナログ映像伝送用、ディジタル映像伝送用とも、基本額とCATV放送センタとN TTビルの距離に応じた加算額の定額制とします。 4.提供条件 ^契約者 有線テレビジョン放送事業者 (有線テレビジョン放送法第2条に規定するもの) _提供区域 集合住宅比率等を考慮してNTTが指定する区域

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