平成8年9月26日 「番号案内事業の抜本的な経営改善計画」について NTTは、番号案内事業の将来の在り方について、抜本的な経営改善計画を策定する とともに、本日、別紙の内容で郵政省に報告いたしました。 当社は、今回策定した経営改善計画を実施し、番号案内費用の削減に努めるとともに 、利用しやすい番号案内サービスの提供に引き続き努力する考えです。 番号案内事業については、これまでもオペレーション業務のパート化、事業所集約、 新システム導入による広域受付の拡大等の合理化を行い、費用節減に努めてきたところ ですが、番号案内収支は依然大幅な赤字(平成7年度営業収支約▲950億円)となっ ていること等から以下の抜本的な経営改善計画を実施し、1回当たりの番号案内費用を 今後3年間で現状の概ね1/2程度(100円以下)に削減するよう努力いたします。 経営改善計画の概要 1.オペレーション業務の全面委託 オペレーション業務については、平成10年度末までにグループ会社に全面委託 し、徹底した費用削減に努めます。 2.深夜・早朝時間帯における「104」サービスの見直し 深夜・早朝時間帯の番号案内は、利用が非常に少なく、コスト高のうえ、月に1 回も利用しないお客さまがほとんどと著しい利用の偏在が生じていること、また見 直しにより終日受付拠点の集約等の合理化が図れること、深夜・早朝の労働力確保 が困難であること等から、「104」番での受付を8時〜22時までとします。 なお、深夜・早朝時間帯(22時〜8時)の緊急の問い合わせ等については、別 番号で案内を行うこととします。 (1)深夜・早朝時間帯(22時〜8時)の利用状況 a.深夜・早朝の案内呼は、一日全体の約6%。 b.月に1回も利用しないお客様がほとんど(約97%)であり、著しい利用の偏在 が生じている。 c.番号案内の問合せ先業種は、サービス業が半数近くを占め、病院等の緊急を要す る通話に必要な番号案内は、当該時間帯の約3%。 (2)深夜・早朝時間帯の番号案内を、104とは別番号で案内を行う。 (3)実施予定時期:平成9年度第2四半期予定 3.自動案内の普及・拡大 自動案内については、パソコンを中心としたマルチメディア社会への対応として 、検索用ソフトの提供拡大の実施、1通信当たりの検索回数制限の撤廃等により、 お客様によりご利用しやすいサービスとし、更なる普及・拡大を推進します。 4.利用しやすいサービスへの取り組み ・国際化に対応した英語による番号案内サービスを提供します。 ・「ふれあい案内サービス」(身体障害者向け無料案内)の対象者の拡大を検討し ます。 5.他事業者から番号案内を積極的に受託 現在一部の通信事業者から番号案内業務を受託しておりますが、費用を削減する ことにより、それ以外の通信事業者もNTTに委託しやすくし、様々な電気通信サ ービスの利用者が番号案内サービスの利用が可能となることを目指します。
