平成9年1月21日 株式会社情報通信総合研究所 日本電信電話株式会社 ECNのNTT電子現金実証実験プロジェクト モニター参加者一般公募開始について 情報通信分野のシンクタンクで、NTTグループ企業である、株式会社情報通信総合 研究所(以下、情報通信総研、本社:東京都港区、代表取締役社長:本間雅雄)は、日 本電信電話株式会社(以下、NTT、本社:東京都新宿区、代表取締役社長:宮津純一 郎)が開発したNTT電子現金システムを利用して、情報通信総研が運営する電子商取 引プロジェクトECN(Electronic Commerce Network: 会員数145社、http://commerce.or.jp/)の実証・実験プロ ジェクトとしての実験を進めておりますが、平成9年1月22日(水)から利用者とし て参加者モニターの一般公募を開始します。 1.NTT電子現金モニター募集について ECNでは今回の実証実験の中で利用者として一般の方に広く実験に参加していた だけるよう、実験用のホームページを立ち上げました。名称は「Virtual Commerce City」(バーチャルコマースシティ)です。この実証実験プ ロジェクトの運営はNTTが行ないます。 この実証実験の一般公募の開始は平成9年1月22日(水)からです。参加をご希 望される方はECNホームページからリンクしている実験サイト(http://p roject.ssi.isp.ntt.co.jp)にて無料でお申込みいただけ ます。クライアントソフトの配付は2月上旬を予定しています。 実験への参加にあたってはダイヤルアップを利用したインターネット接続に限りま す。ファイヤーウォール(企業内LAN)接続されている場合はご利用になれません 。 月に一度電子現金利用についてのアンケートに回答して頂くと、仮想銀行から一定 額の電子現金が口座に振り込まれます。振り込まれた電子現金を使って各種サービス をご利用いただくことができます。 本実証実験の終了時期は、平成9年5月を予定しています。 2.NTT電子現金の実証・実験の目的 今回の実験では、インターネット上の電子決済手段の中でも主に小口決済に利用さ れる電子現金について、その有効性・安全性の検証を行ないます。そのために、EC N環境上で構築したシステムを運用し、実際に、実験参加者に電子現金を使用してい ただきます。 以下の項目を検証し、同時に実験参加者からの意見要望を収集します。 ◆ネットワーク 電子現金の流れ(商品の売買・譲渡・銀行とのやり取り) 許可証発行局へのアクセス ◆安全性 NTT電子現金(匿名性・追跡性・不正使用の有無・鍵管理) サーバへの不正アクセス(ファイヤーウォール技術の検証) 耐障害性(システム/ネットワークのダウン) ◆コスト ネットワーク・トランザクション/ハードウェア・各サーバの規模 ソフトウェア/維持管理費 3.NTT方式電子現金の特徴 NTTが今回行なう実験では、インターネットでの利用を想定したネットワーク上 でのオンラインショッピング等で実際の現金と同じような形で流通・利用出来るよう にすることを目標としています。セキュリティに関しては、高度な暗号化技術の利用 により、不正使用対策を実現しました。また、不正利用者の追跡を可能にしながらも 、利用者の購買履歴を追跡不可能とすることによる利用者のプライバシーの保護を確 保しております。NTTでは、特に安全性の向上、必要とされるコンピューター資源 の削減に力を入れて開発しました。また、電子現金の細かく両替(分割)したり、他 の利用者へ電子現金を譲渡することも可能なシステムとなっています。 *前提条件 本実証実験で発行する電子現金は、日本銀行および大蔵省が発行している日本銀行 券・貨幣との換金は出来ません。 本実証実験で設置される仮想銀行はNTTで管理・運営します。仮想銀行では電子 現金の口座開設・引き出し・残高照会・預け入れを行います。利用者がアンケートに 回答されると、報酬として一定金額の電子現金が利用者の口座に振り込まれます。 今回の電子マネーの貨幣単位としてNU(ヌー・Network Money Unit)を用います。 4.本実験で提供するサービス 以下のサービスを利用される場合に電子現金をお支払いいただきます。 (1)電脳小説倶楽部 オンライン上で読む小説を提供しています。提供している作品は、夏目漱石の 『坊っちやん』、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』、芥川龍之介の『蜘蛛の糸』です。 (2)占い・おみくじ 13星座と血液型をもとに占いができます。また、おみくじを引くことが出来ま す。 (3)カジノ 電子現金でチップを購入し、スロットマシン、ポーカー、ブラックジャックを楽 しめます。 (4)仮想商店 ECN参加企業の中から電子現金実験協賛各社によるサービスの提供が予定され ています。 協賛社名:日商エレクトロニクス株式会社、日本ユニシス株式会社、リコーシステ ム開発株式会社、日本移動通信株式会社、日本電気株式会社、NTT(以上6社) 5.ECNの概要 (1)目的 ECNは平成7年9月に発足したプロジェクトで、現在は第2期(96.4〜 97.3)の活動を展開中です。ECNの目的は電子商取引(EC)の「最新動向 の把握」とサイバースペース上でのECの「実践」です。 (2)参加企業 メーカー、プロバイダー、銀行等約145社 (3)ECの最新動向の把握 ・定例会---全会員を対象に講演、成果発表、分科会活動報告などを実施(年3回開 催) ・分科会---テーマ別に実施(各々年5回) ア.電子決済分科会 イ.マーケティング分科会 ウ.システム分科会 ・幹事会---ECNの意思決定機関でサーバーの基本的な運営方針などを決定 (4)ECの実践 ・モールの構築/運営 ア.ショッピングモール(26社)---会員企業の仮想店舗を集めたモール イ.プロキュアメントモール(5社)---企業からの調達情報を公開しているモー ル ウ.リクルートモール(38社)---新卒・中途採用の情報を提供しているモール その他、ソフトウエアコーナー、アンケートコーナー、フリートーキングコー ナー等 ・実証実験プロジェクト---ECに関する独自の実証・実験を行なう場として、参加企業 の中から有志会員を募り、実証実験プロジェクトを運営 ●電子現金の実験---NTT開発の電子現金によりオンライン決済を検証する実験 ●NTT社内モールの実験−NTT社員を対象にオンラインショピングをクレジット カードで電子決済する実験 ●高度セキュリティの実験---高度なセキュリティを持つ電子メールを利用した実験 ●SIC(スマートアイランドコンソーシアム)の実験
[NTT電子現金 実践実験 募集要項] 1.インターネットに接続できる環境にある方 本実証実験に参加するためには、ご利用になるコンピュータがインターネットと 接続できる環境にある必要があります。インターネットとの接続形態には企業内 LANからの接続やダイヤルアップ接続、専用線等がありますが、接続形態によって は制限が加えられる場合があります。 ●ファイヤーウォール(企業内LAN)接続されている場合 →本実証実験に参加していただくことはできません。 ●ダイヤルアップ接続の場合・・・一部機能に制限あり 2.配布するソフトウェアの実行環境を用意できる方 本実証実験に参加するためには、以下に示すハードウェア・OS・ブラウザ・プロ キシを用意していただく必要があります。 ・ハードウェア : Sum Workstation IBM PCAT互換機 ・OS : SunOS 4.1.3 以上 Windows 95 ・ブラウザ : Netscape Ver 2.0以上 Netscape Ver 2.0以上 ・ウィンドウシステム : Motif Ver1.2 不要 ・プロキシ : Delegate Ver3.0.41以上 不要 *1:Sum OSを仕様する方は、Motifが必要です。 *2:電子現金実践実験用のソフトウェアは、利用者として登録された後にダウンロード していただくことになります。 3.月に一度のアンケート調査に解答できる方 本実証実験に参加していただく方には、月に一度電子現金利用についてのアンケ ートに解答していただきます。アンケートに解答していただくと、仮想銀行から 一定額の電子現金が口座に振り込まれます。 4.電子現金実証実験の主旨に賛同していただける方 NTT電子現金実証実験の主旨に賛同していただける方のみ、利用者として参加して いただくことができます。 5.募集開始時期 Windows 95版利用者については1月22日から一般参加募集を開始いたします。 クライアントソフトの配布時期については2月上旬からとなります。 6.実験終了時期 本実証実験の終了時期は、平成9年5月を予定しています。 *実験参加の申込みについて まず最初に、実験への参加申し込みをしていただきます。「実験事務局」の ページで「参加申し込み」を選ぶと、「利用者」の情報を登録するための画面 があらわれます。必要事項を入力後に送信ボタンを押すと、事務局は内容を確認 の上、電子財布のダウンロードに必要なパスワードをお送りします。 *参加者の人数制限 誠に申し訳ございませんが、利用者として本実証実験に参加していただける方 の人数には制限があります。応募者多数の場合には選考を行わせていただきます。 ご意見ご要望は電子現金実証実験プロジェクト事務局 www-admin@project.ssi.isp.ntt.co.jp まで電子メールでお願いいたします。
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ECN御参加企業一覧(145社:H9.1.21現在) 企業名50音順 ●アイ・エヌ・エス・エンジニアリング(株)●(株)アイ・オー・データ機器 ●(株)アヴァンギャルドコンプレックス●(株)浅野歯科産業●旭化成工業(株) ●(株)あさひ銀行●あさひ法律事務所●アシスト●(株)アスキー ●(株)アステック●伊藤忠テクノサイエンス(株) ●(株)エーアイエスコーポレーション●(株)エーエヌエー・コミュニケイションズ ●エーザイ(株)●(株)NTTアド●NTTアドバンステクノロジ(株) ●NTT移動通信網(株)●NTTインターナショナル(株)●NTTインターネット(株) ●NTTエレコトロニクステクノロジー(株)●NTTオートリリース(株) ●NTT出版(株)●NTT情報開発(株)●NTTソフトウェア(株) ●NTTデータ通信(株)●(株)NTTテレカ●NTTテレマーケティング(株) ●(株)NTTテレメイト●(株)NTTP.Cコニュニケーションズ ●NTTビジュアル通信(株)●NTTファネットシステムズ(株) ●NTTプリンテック(株)●NTTラーニングシステムズ(株)●NTTリース(株) ●(株)エフアイエス・インターナショナル●江守商事(株)●(株)大塚商会 ●(株)大林組●沖電気工業(株)●オムロン(株) ●オムロンアルファテック(株)●オリンパス光化学(株)●花王(株)●兼松(株) ●勤角証券(株)●キャノン(株)●近畿日本ツーリスト●(有)国立情報科学研究所 ●クラリオン(株)●(株)建設資料研究所●(株)コムニック総研 ●(株)さくら銀行●サントリー(株)●(株)三和銀行●(株)資生堂 ●(株)シナジーインキュベート●(株)ジャパンエナジー●商工組合中央金庫 ●上新電(株)●新日本製鐵●スターネット(株)●住商テレコム(株) ●住友海上火災保険(株)●(株)住友銀行●住友信託銀行(株) ●セイコーエプソン(株)●(株)セイノー情報サービス●(株)セーレン ●(株)第一勧業銀行●(株)ダイエー情報システム●大東京火災海上保険(株) ●大日本印刷(株)●(株)大和銀行●大和証券(株)●武田商品工(株) ●(株)竹中工務店●(株)田村電機製作所●千代田生命情報システム ●(有)ティーエスコーポレーション●(株)テレマーケティングジャパン ●(社)電気通信協会●(財)電気通信共催会東京支部●(財)電気通信福利協会 ●(株)電通●(株)東海銀行●(株)電通●(株)東芝●(株)東京三菱銀行 ●(株)TOKAI●東洋経済新聞(社)●(株)名古屋銀行●凸版印刷(株) ●(株)日興商会●(株)名古屋情報センター●日産火災海上保険(株)●日興証券(株) ●日通工(株)●日商エレクトロニクス(株)●日本移動通信(株) ●日本アイ・ビー・エム●(株)日本経済新聞社●日本オラクル(株)●日本情報通信 ●日本サン・マイクロシステムズ(株)●日本ストラタスコンピュータ(株) ●日本情報通信コンサルティング(株)●日本タンデムコンピューターズ(株) ●(株)日本総合研究所●日本通運(株)大手町旅行支店●(株)日本長期信用金庫 ●日本ディジタル・イキクイップメント(株)●日本通信ネットワーク(株) ●日本電気(株)●日本テレビ放送網(株)●日本ヒューレット・パッカード(株) ●日本電信電話(株)●日本ユニシス(株)●日本マルチメディア・ファーラム ●ノリタケカンパニーリミテド●(株)野村ツーリストビューロー●日立造船(株) ●(株)日立製作所●富士ゼロックス(株)●(株)富士銀行●富士通(株) ●富士ゼロックスオフィスサプライ(株)●(株)不二家システムセンター ●(株)フジテレビジョン●(株)ブルックス●ブラザー工業(株)●松下電器産業(株) ●(株)毎日新聞社●三井物産(株)●(株)ミスミ●三菱自動車工業(株)●(株)三越 ●三菱電機(株)●三菱信託銀行(株)●(株)ユーカード●三菱電線工業 ●(株)リクルート●横河ディジタルコンピュータ(株)●リコーシステム開発(株) ●(株)リケン●YKKアーキテクチュアルプロダクツ(株) ●(株)レナウンダイレクトマーケティング
(株)情報通信総合研究所 1.設立:昭和60年6月 2.業務内容:情報通信に関する調査研究及びコンサルティング 3.社員数:約100名 4.資本金:4.8億円 5.株主:NTT,KDD,都市銀行など 6.代表取締役社長:本間雅雄 7.所在地:東京都港区南青山1ー12ー31
