平成9年3月4日
(お知らせ)
NTT
「グローバル・マルチメディア・プロモーション」について
NTTは、3月4日(火)午後2時からアーバンネット大手町ビル18階プレゼンテーショ
ンルームにおいて、「グローバル・マルチメディア・プロモーション」を開催致しま
す。本企画は、マルチメディアサービスを推進するMSAF(*1)の活動におけるNTTの取り
組みと、その結果マルチメディア・サービスが既にサービス提供を実現可能な段階に
到達しているのを、ユーザの皆様方に広くご理解いただくために開催するものです。
1.目的
MSAFは他の国際標準化活動とは異なり、世界規模でお客様のニーズに基づいたマル
チメディアサービスの実現を目指す点に特徴があります。具体的には、Lotus社、Nov
ell社、Microsoft社、その他の技術に基づくネットワークサービスを世界主要電気通
信事業者の相互接続によって実現することを目指しています。このMSAFの場を通じて
、NTTは多様なマルチメディアサービスの実験に参加してきました。1996年12月にサン
ノゼで行われた相互接続公開実験では、NTTは他のMSAFメンバと共に、高い秘匿性を必
要とするマルチメディアコンテンツを多様なアプリケーションを用いてやりとりでき
ることを検証いたしました。
今回のデモンストレーションでは、これらの成果を踏まえアジア地域を中心に構築
したNTT実験網を用いて、MSAFベースのマルチメディア・サービスがビジネスユースに
耐えうることを技術面及び運用面から検証すると同時に、ユーザの皆様方にこのこと
を広くご理解いただくために開催するものです。
2.概要
当イベントは三部構成からなります。一部はAT&T、Deutsche Telekom等のグローバ
ルキャリア、ソフトウェアベンダMicrosoft、及びMSAF事務局の代表者による各々のマ
ルチメディアビジネス戦略のご紹介と、東京宣言への賛同表明を行います。二部はNT
T実験網を利用したリアルタイムの国際相互接続デモンストレーションをご紹介します
。
デモンストレーションでは、お客様のご参加を頂き、国内外事務所間の業務及び情
報の流れが実際にネットワーク上にどのように活用されるかについてのご説明を行い
ます。三部は波頭 亮氏を講師に迎えたグローバル化に向けたセミナーセッション「
ビジネスイノベーションとネットワーク化」等を予定しています。
3.今後の展開
本MSAFが達成した成果に基づいて、NTTとNTT-PCでは、本年7月より、国際接続を開
始する計画です。これによりLotus NotesによるNNAS(*2)とNovell Directory Servic
eによるNNCS(*3)は真にグローバル・マルチメディア・サービスとなります。
NTTは、今後ともアプリケーションレベルの高度なマルチメディア・サービスを、ワ
ールドワイドに提供することを目指してゆきます。MSAFの活動を通じて、複数のキャ
リアが提供する異なるプラットフォーム上において、共通のアプリケーションを安心
して利用可能な環境を実現することにより、日本国内のみならず、アジア・オセアニ
ア、そして南北アメリカ、欧州、アフリカと、全世界に事業を展開されているユーザ
の皆様は、これらグローバル・マルチメディア・サービスを活用して国内外一体とな
ったマルチメディアネットワークを利用することが可能になります。
サービス実施においては、国内外のユーザニーズ・市場動向に沿った形で、順次サ
ービスを実現してゆきます。
(*1) MSAF(Multimedia Services Affiliate Forum):
1995年10月にAT&T、DT、Unisource、Telstra、NTTが創立メンバとして旗揚げし、199
6年3月に非営利団体として正式発足。現在の加盟メンバは、47社。また今週、NTTがホ
ストをしてMSAF東京会合を開催しており、世界各国から参加企業36社、約100名の方々
が参加し、相互接続に関わる検討を実施中。
(*2) NNCS(NTT Network Connect Service):
ネットワークにNovell社の高度なセキュリティ機能を付加し、PCやLAN 間を接続する
公衆型サービスです。企業ユーザ様はアクセスポイントまで接続するだけで、簡易か
つ安価に、安全性の高い全国規模のイントラネットを構築できます。アクセスポイン
トも、全国に拠点を持つ企業ユーザ様のご利用に合わせて、今年3月末時点で、全国4
8個所に拡大しています。同時に、このサービスに加入することにより、ネットワーク
機器や回線の保守を行う手間を大幅に簡略化することができます。アクセスポイント
までの接続には、専用線の他、ISDN・電話回線によるダイヤルアップもご利用頂けま
す。これまで専用線導入のコストメリットを享受できなかった小規模な事業所や営業
所、販売代理店等もイントラネットに統合することができます。
(*3) NNAS(NTT Network Application Services by Notes):
Lotus社のグループウェア「ロータスノーツ」サーバをネットワーク上に設置すること
によって、企業ユーザ様専用の設備を準備することなく、広域に点在するネットワー
クの利用者相互間での共有データベース利用による情報共有やメールの交換が可能な
サービスです。これにより、一つの企業内では、全国に散らばる事業所・支店間で資
料を共有したりメールを送受信することができます。また、情報を共有したり、開示
したりする相手を設定できるので、メーカーと販売代理店等のような異なる企業間で
のコミュニケーションにおいても、容易かつ迅速に情報共有を行うことができます。

NTT NEWS RELEASE