平成8年3月5日
報道発表資料
株式会社エヌ・ティ・ティ・アド
日本電信電話株式会社
INKTOMI CORPORATION
本格的日本語検索エンジン“goo”のサービス開始について
〜日本最大規模のWWWデータベースと世界最高レベルの検索技術〜
株式会社エヌ・ティ・ティ・アド(以下NTTアド、本社:東京都渋谷区、代表取締
役社長:西脇達也)、日本電信電話株式会社(以下NTT、本社:東京都新宿区、代表
取締役社長:宮津純一郎)、INKTOMI CORPORATION(以下 INK
TOMI社、本社:米国カリフォルニア州バークレー、CEO:デビッド・ピータシュ
ミット)の3社は、インターネット上で、より効率的に日本語ホームページの検索がで
きる商用日本語検索エンジンの共同開発について、昨年10月に合意し、着手してきま
したが、このたび開発を完了し、3月27日(木)よりNTTアドが“goo”の名称
でサービスを開始します。また、あわせてインターネットを媒体とした広告販売業務を
行います。
1.名称について
この新しい検索エンジンは、日本最大規模のWWWデータベース(国内350万
URL、海外5600万URL)と世界最高レベルのデータ収集処理速度(1日当た
り200万URL)を持つことから、サービス名称については、『global
networkが無限大(∞)に拡大し続ける』という、インターネットの世界をシ
ンボライズし、“goo”(グー)とネーミングをいたしました。
2.サービス概要
“goo”は、高速処理、検索品質の高さ、ユーザ・インタフェースのカスタマイ
ズ機能など世界トップレベルの検索技術を持つINKTOMI社の検索エンジンに、
NTTヒューマンインタフェース研究所が開発した日本語処理技術「InfoBee
*1」を統合し、日本最大のデータベースと最高水準のデータ収集処理速度、検索品
質を合わせ持つ検索エンジンです。
また、“goo”は、INKTOMI検索エンジン*2を使用する米国のHotB
ot*3、オーストラリアのAnzwers*4とリンクされていますので、海外の
ホームページ検索も容易に行えます。
NTTアドは、NTTグループが提供する「インターネットガイド&ネットショッ
プ“G−Square”」に参加し、この“goo”による検索サービスを提供しま
す。
また、“goo”のトップページや検索結果ページの一部に広告スペースを設け、
新たな広告媒体として販売する広告事業を行います。
*1:InfoBee日本語処理技術
NTTヒューマンインタフェース研究所が開発した、日本語書き言葉・話し言葉
・英文が混在する多様なテキストを、高速で単語に分割する技術等を持っていま
す。
*2:INKTOMI検索エンジン
5600万URLという、全世界をカバーするWWWホームページのデータベー
スを持ち、世界中のニュース提供サイトなどの主要WWWサイトには毎日、その
他のWWWサイトにも週単位でアクセスし、常にデータベースを最新化していま
す。
*3:HotBot【http://www.hotbot.com/】
INKTOMI社が米国にてHotwired社と提携して運営している検索エ
ンジン。最近の国内外の検索エンジン評でも実力、人気ともに高い評価を受けて
います。
*4:Anzwers【http://www.anzwers.com.au/】
INKTOMI社が豪州のプロバイダ会社であるOzEmailと提携して豪州
、ニュージーランド地域で運営している検索エンジンです。
3.“goo”のURL
http://www.goo.ne.jp/
4.主な特徴
(1)選択肢が豊富な「検索設定、表示設定」
“goo”は、通常のキーワードによる検索の他、文章や人名等での検索もでき
ます。
また、検索した結果をどのように表示させるかについての「表示結果選択」もユ
−ザが自由に設定できます。
(2)多彩な絞り込みが可能な「追加機能」
“goo”は、検索の結果を絞り込むための機能が自由に設定できます。
キーワードの追加・削除ができる機能の他、日付や期間の指定、また地域別やド
メインの存在するロケーション(国、会社等)別、データタイプ(gifやtxt
等*5)別の指定もできます。
*5:gif 画像のデータフォーマット。
txt テキストのデータフォーマット。
(3)優れた日本語要約と万全な保守・運用体制
“goo”はNTTインテリジェントテクノロジ株式会社(本社:神奈川県横浜
市、代表取締役社長:小森和昭)が保有する高度日本語処理技術により、検索した
ホームページの内容を200語程度に要約して画面表示します。
また、この検索サーバは、株式会社NTTピー・シーコミュニケーションズ(本
社:東京都港区、代表取締役社長:田中好男)の提供しているWeb ARENA
(ウェブアリーナ)*6を利用し、アクセスが集中した場合でも快適なスループッ
トが得られるように保守・運用しています。
*6:WebARENA
大容量サーバを高速かつ安定的にインターネットへ接続するサービス。
5.広告事業展開
現在、インターネット上で広告販売ビジネスを成立させるためには1日当たり10
0万ページビュー*7の利用が必要とされていますが、NTTアドでは、“goo”
の持つ様々な特徴から平成9年度末にはこの目標値が達成できるものと考えており、
このインターネット広告事業をマルチメディア時代に対応した新たなビジネス戦略の
一つとして積極的に取り組んでいきます。
*7:ページビュー(Page View)
インターネット広告への接触度を測定する単位。広告が見られた回数のことで
、広告の到達度(リーチ)を示す指標と位置付けられています。
(1)広告露出方法
“goo”では、広告主の商品・サービスのターゲット戦略に対応した形で広告
露出の条件を自在に指定できます。
したがって、広告主は目的に合わせて、広告を露出したい回数や期間の設定がで
きたり、ユーザの入力したキーワードによって広告を露出させることができます。
さらに特定のドメインやユーザの使用しているパソコン環境(OS、ブラウザ等
)に絞り込んだ露出方法を選ぶことも可能です(平成9年9月より対応予定)。
例えば、タイヤメーカーが新型タイヤの広告を「クルマ」と入力したユーザだけ
に露出したり、パソコンソフトの広告を、パソコンを多く使っている企業の社員に
だけ露出することも可能です。
(2)事業スケジュール
a.無料試供期間:平成9年5月末までは、アクセスデータの収集やユーザ属性(ブ
ラウザやOSの種類など)等の整備を行うため、広告掲載を無料
でお試しいただきます。
b.特別料金期間:平成9年6月から8月末までは、月額50万円(2カ月継続は7
5万円、3カ月間の場合100万円)の特別料金で広告掲載して
いただけます。その間、利用状況や広告露出結果、広告掲載方法
などの分析、また、マーケティングデータの作成などを行い、本
サービスのメニューならびに料金体系を検討していきます。
なお、この期間、広告主は広告が露出するホームページに結びつ
くキーワードを10語登録することができます。
c.本サービス :平成9年9月より正規料金でサービスを開始します。
正規料金は、上記特別期間にお客様のご意見を伺うなど検討を行
い、7月中旬に策定する予定です。
(3)広告売上高の推測
平成9年度末までに、1カ月平均約40社のクライアント獲得を目標とし、広告
有料化開始1年後で、約1億2千万円の広告売り上げ高を見込んでいます。
(参考)
G−Square【http://www.gsquare.or.jp/】
(1)検索エンジン“goo”を核としたワールドワイドな最新情報の収集からショッ
ピングまでをワンストップでできるサイトです。(月間約500万ヒット、出店
数約500IP−1997年2月現在)
(2)“G−Square”では、効率的な情報収集の他、毎週水曜日にはオンライン
トレンドマガジンや厳選人気サイトのディレクトリ(平成9年3月27日開始予
定)を更新します。
また、インターネット上で最も多い英語情報を日本語に変換する「リアルタイム
翻訳サービス」等も予定しております。
(3)“G−Square”では、出店される企業に対してインターネットでの情報発
信・販売・インタラクティブマーケティング等のサービスをワンストップで提供
します。
(4)決済方法については、オンラインによる「電子マネー(サービス中)」、「クレ
ジットカード決済」(97年春開始予定)、「銀行口座振替え」(97年中に開
始予定) がご利用いただけます。

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