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                             平成9年3月21日


          想像力の未来を予告するミュージアム
       「NTTインターコミュニケーション・センター(ICC)」
             1997年4月19日(土)
          東京オペラシティにいよいよオープン


 NTTは、平成2年に”電話100周年”を記念事業の一環としてプロジェクトをスタート
させた、次世代型ミュージアム「NTTインターコミュニケーション・センター」(NTT 
InterCommunication Center/略称:ICC)を、来たる4月19日(土)
、東京オペラシティタワー(4階〜6階)に開館します。

 デジタル技術の進展は、人々の「コミュニケーション」の様式を根底から変えつつ
あります。それにともなって、産業や経済はもとより、芸術や文化、人々の意識も大
きく変わろうとしています。写真、映画、ビデオ、コンピュータなど、技術の進歩は
常に、アーティストの表現方法の可能性を豊に拡げてきました。とりわけ、最近のデ
ジタル技術の進展は、これまでの芸術文化の枠組みを大きく変えており、ジャンルを
超越した新しい芸術文化の創造を模索する動きが世界中で始まっています。

 このたびオープンするICCは「コミュニケーション」というテーマを軸に、科学技術
と芸術文化の対話を促進し、豊かな未来社会を構想していくことを目指した次世代型
ミュージアムです。ヴァーチャル・リアリティやインタラクティブ技術など、最先端
のテクノロジーを使った作品、従来の枠組みにとらわれない実験的な作品等、新しい
流れを積極的に紹介していきます。もちろん、単なる作品の展示に止まらず、新しい
表現やコミュニケーションの可能性に挑むアーティストを支援するため、従来のジャ
ンルを超えたワークショップ、パフォーマンス、シンポジウムなど様々なプログラム
を展開していきます。

 21世紀のコミュニケーション社会の可能性をさまざまな角度から探り出すICCにひと
りでも多くの人が訪れ、新しいアーティストたちの作品に出会い、交流することによ
って、そこから新時代の感性を感じ取ってもらえることを期待しています。

●NTTインターコミュニケーション・センター(ICC)施設概要

所在地/163-14 東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシテタワー4階
開館時間/午前10時〜午後6時 金曜日のみ午後9時まで
     (入館は閉館の30分前まで)
休館日/毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)
    *但し4月21日(月)は開館
入場料/一般800円、大学生・高校生600円、中学生・小学生400円(税込)
    *「海市」展および「岩井俊雄」展は、同じ入場券で期間中何度でも入場で
     きます。
交通案内/京王新線初台駅から徒歩3分
一般からの問い合わせ先/フリーダイヤル 0120-144199
             e-mail:query@ntticc.or.jp
                                     URL:http://www.ntticc.or.jp

●展示概要

<企画展示>

オープニング企画展:「海市」-もうひとつのユートピア
 会期:1997年4月19日(土)〜7月13日(日)
 本展は、建築家・磯崎新が21世紀のユートピア都市を構想し、具体化するための実
験モデルとして、提案・企画する展覧会です。
(詳細はhttp://www.ntticc.or.jp/special/utopia/をご参照ください。)

<常設展示>

三次元ヴァーチャルリアリティシステム(*CAVE System)や無響室など従来のミュージ
アムにはない環境を用いた体感型の作品をはじめ、メディア・アート、テクノロジー
・アート作品など国内外の10組の作家による作品を展示します。

作家
岩井俊雄(日本)、カール・シムズ(アメリカ)、三上晴子(日本)、ウルリーケ・
ガブリエル(ドイツ)、グレゴリー・バーサミアン(アメリカ)、ダムタイプ(日本
)、ヘリ・ドノ(インドネシア)、クリスタ・ソムラー(オーストリア)+ロラン・
ミニョノー(フランス)、砥錦正之+松本泰章(日本)、アグネス・ヘゲドゥシュ(
ハンガリー)+ジェフリー・ショー(オーストラリア)+ベルント・リンターマン(
ドイツ)

*CAVE System(ケイヴ・システム)-部屋の前・左右・床の四面に3D立体映像を投影す
るシステム。包みこまれるような視覚イメージが、観客の動きに応じてリアルタイム
に変化し、異なった7つの仮想の「世界」を「浮遊」する体験ができる。

<ワークショップ>

「オープンスタジオ 岩井俊雄-そのメディア・アートの軌跡」
会期:1997年4月19日(土)〜6月22日(日)
映像と音と人とを結び付ける独自なインターフェイスによって、新しい視聴覚世界を
生み出し続ける岩井俊雄のメディア・アートの軌跡を、初期から現在までの作品によ
ってたどります。


●オープニング特別企画

<オープニング・シンポジウム>

「来たるべきミュージアムに向けて-Towards the Museum of the Future-」情報化が
進む中で、美術館の制度をはじめ、芸術作品に関わるさまざまな状況が変わりつつあ
ります。今後さらにダイナミックであることを求められる新しい文化施設に向けて、
未来への展望と問題を明らかにしていきます。
  会期:1997年4月19日(土)、20日(日)、22日(火)
  場所:東京オペラシティ B1リサイタルホール

<オープニングパフォーマンス>

「オーディオ・バレリーナ」
 サンプラーや小型のスピーカーなどを取りつけた衣服を着て、公共の場でその異化
作用を試みるパフォーマンスです。われわれの日常にあふれる「ノイズ」の意味をユ
ーモラスに問いかけます。
  日時:4月18日(金)2:00pm〜、4月19日(土)7:00pm〜
  会場:東京オペラシティ ガレリア
  *入場無料

<ネットワーク・イベント>
「Perfectly Strange」
 自分のポートレートの代わりに、別の場所で同じ行為をとった別の見知らぬ人の写
真がでてくる不思議なフォトキャビンが東京オペラシティ内に設置されます。
   会期:1997年4月18日(金)〜5月31日(土)





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