報道発表資料
平成9年4月14日
日本電信電話株式会社
オラクル社
〜オラクル社が“こねっと・プラン推進協議会”に参加〜
「インタ−ネットを利用した教育の促進」に協力
オラクル社(Oracle Coporation、本社:米国カリフォルニア州レッドウッド・ショアー
ズ、会長兼CEO:ロ−レンス J.エリソン)は、インターネットを利用した教育の推進
に貢献するため、全国の小・中・高等学校等約1000校を対象にマルチメディア環境の
利用支援を推進している“こねっと・プラン推進協議会”*1に平成9年3月に参加し、日
本電信電話株式会社(以下 NTT、本社:東京都新宿区、代表取締役社長:宮津 純一郎)
と協力して、その参加校を対象にインターネットを利用した教育の促進に協力することと
しました。具体的な協力内容は次のとおりです。
*1:こねっと・プラン推進協議会
“こねっと・プラン”の主旨に賛同した企業・団体・個人により平成8年7月に
設立、現在41の企業・団体・個人が会員となっており、活動内容は学校への寄
付による助成の他、技術サポート、教育用コンテンツの提供等を行っています。
(事務局:東京都千代田区、会長:池田 茂[NTT常務取締役])
1.アクセスライセンスの提供(オラクル社)
オラクル社では、コンピュ−ター関連ををはじめとする様々なマルチメディア教材を
保有しており、それらをネットワークコンピュータ(以下、NC)に利用されている技
術を前提に*2 ネットワーク型教育用コンテンツ配信システム*3 を通じてインターネッ
ト経由で提供していますが、その中から「インターネットやパソコン等に関する教材」
を“こねっと・プラン”参加校が自由に利用できるように、同システムに無料で接続で
きるパスワード(アクセスライセンス)を1000校分提供します。
提供されるコンテンツは、利用される方々のレベルに合わせて学習できるように、イ
ンターネットやパソコンについての初歩から専門知識まで複数のコースが用意されます。
利用者はインタラクティブに学習を進めることができ、しかも指導者が逐次進捗状況
を個別に把握、管理できることから、個人のペースに合わせて学習できるようになって
います。
これにより、主に生徒を指導しサポートする立場である教職員の方々に有効に活用い
ただけるものと考えています。
*2:ネットワークコンピュータ
パソコンのようにハードディスクを搭載せず、インターネットやLANなどネッ
トワークに接続し、サーバ・システムからOSやアプリケーションをダウンロー
ドして利用するコンピュータシステム。管理や保守の容易さ、パソコンに比較し
て低価格であることが特長。
*3:ネットワーク型教育用コンテンツ配信システム
(OLA:Oracle Leaning Architecture)
画像や音声を取り入れた対話型のマルチメディア自習教材を、インターネット
や企業内イントラネットを利用して配信するシステム。
2.コンテンツの利用環境の向上(NTT,オラクル社)
NTTは、このネットワーク型教育用コンテンツ配信システムによる学習を更に簡便
なものとするための協力を行います。具体的には、コンテンツを利用する上でキーボー
ドを操作することなく簡単にインターネットにアクセスできるサービス、「カードで
ね!」*4 端末からコンテンツを利用できるように検討しています。
*4:カードでね!
インターネットを利用する際に必要なキーボード操作によるログイン手続きを、
専用のIDカードを用いることで、必要な情報を自動的に読み取り、目的とする
コンテンツに簡単にアクセスできる端末。
3.ICカードの仕様統一、NCの技術の応用
コンテンツの利用が学校でも家庭でも継続的に利用できるように、「カードでね!」
端末とオラクル社が提唱するNCを同一のICカードで利用できるように検討します。
4.インターネットを利用した教育環境の共同展開
インターネットを利用した教育環境を、日本国内だけでなくシンガポール、マレーシア
を始めとする東南アジア諸国においても共同展開するため、協力する予定です。
5.今後の展開
オラクル社は、教育用コンテンツを配信するサーバをインターネット上に公開し、多
彩なコンテンツを開発するパートナー企業との協力のもとに、日本語コンテンツの充実
を図っていきます。
6.その他
今回の協力内容については「オラクルオープンワールド ’97」(平成9年4月16〜1
7日、東京ビッグサイト)のオラクル・ブースNCパビリオンにて展示・実演を行います。

NTT NEWS RELEASE