平成9年5月1日
報道発表資料
                                日本電信電話株式会社
                                財団法人日本気象協会
                                     株式会社ハレックス
  

           FAX気象予報サービスの実験開始について


 日本電信電話株式会社(以下NTT、本社:東京都新宿区、代表取締役社長:宮津純一郎)、
 財団法人日本気象協会(以下日本気象協会、所在地:東京都豊島区、会長・理事:町田直)
 は、株式会社ハレックス(以下ハレックス、本社:東京都品川区、代表取締役社長:小川淳四
 郎)の協力を得て、ファクスを用いた気象予報サービスの実験を平成9年5月2日(金)より開
 始いたします。

 1.背景
  平成7年5月の気象業務法改正により、個人や事業所等を対象とした独自の気象予報が行え
 るようになり、気象ビジネスが立ち上がりつつあります。気象情報は時々刻々に変化するもの
 であり、ビジュアルな表現が効果的なことから、マルチメディア・アプリケーションに適する
 分野といえます。このことから、ファクスを使った身近なマルチメディアサービスとして、最
 新の研究開発技術を用いた気象予報を提供いたします。

 2.実験概要
  今回の実験では、NTTヒューマンインタフェース研究所が開発したニューロ技術*1を用い
 て、連続的に送られてくる気象データをコンピュータでリアルタイムに解析し、パソコン画面
 イメージを作成し、直ちにファクスデータに変換して情報提供を行います。本サービスを利用
 する場合、ファクス付属の電話で「FAX気象予報サービスセンタ」(東京都千代田区)を呼
 び出し、音声ガイダンスに従ってメニュー番号(目的地の地域選択番号)を入力していただく
 と、目的地の短時間気象予報を取り出すことができます。スポーツ観戦や行楽、イベント開催
 など、限定されたエリアの気象予報が必要な場合などに有効にご利用いただけます。
 
 *1ニューロ技術:人間の脳の神経細胞や神経回路網を模して、並列・分散処理で問題を解く情報
  処理技術。この技術は大量なあいまい情報の処理に適しており、気象予測のほかに、パターン
  の認識・理解やロボットの制御などにも適用されています。

 3.実験の目的と各社の役割
  本実験を通じて、ファクスを用いたエリアを限定した短時間気象予報を利用者に提供し、サ
 ービスの有効性や気象情報の処理方法・出力方法などを検証いたします。
 (1)NTT:サービスシステムの構築・運用、ニューロ技術の技術検証等
 (2)日本気象協会:気象予報業務、気象データの提供等
 (3)ハレックス:気象情報に関する問い合わせ等

 4.サービス内容
  目的地を2.5km四方を単位にした12.5km×12.5kmの範囲で表わし、5分毎
 に更新された最新情報に基づいて、現在、30分後、60分後、90分後、の気象予報を地図
 上に降水マークで表示します。また、あわせて気象庁が発表する「警報・注意報」についてもお
 知らせします。

 5.実験期間

   平成9年5月2日(金)〜平成9年10月末日(予定)

 6.サービス提供エリア

  東京都、神奈川県、千葉県の一部エリア
  具体的には、ゴルフ場、公園、テーマパーク等7つのジャンルについて110か所の気象予
 報を提供します。

 7.サービス実験時の利用料金
  実験期間中の利用料金については、FAX気象予報サービスセンタ(東京都千代田区)まで
 の通話料(東京23区からは3分10円)のみとし、情報料は無料とします。

 8.サービスセンタ受付番号

  FAX気象予報サービスセンタ:03−5200−5601
  ※地域選択番号のメニュー一覧表は、音声ガイダンスに従って、「0#」を入力しますと取り
   出せます。

 9.今後の予定
  さらなる利便性向上のため、サービス提供内容の拡充を行います。
  また、実験終了後、パソコン等での情報提供の有効性、気象情報を加工して利用されるユー
 ザとの共同サービス開発等について検討していくとともに、本サービスの本格提供について検
 討していきます。





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