平成9年7月2日 「市内交換機機能のオープン化(高度サービス接続)」について NTTでは、平成7年9月に市内網の開放を実施する等、ネットワークのデジタル化の 成果をふまえ積極的にネットワークのオープン化を推進してきましたが、今回、電気通信 事業者の方々の相互接続要望への効率的な対応、公正競争条件の整備等のため、「市内交 換機機能のオープン化(高度サービス接続)」を実施します。 具体的には市内交換機にサービスを構成する共通的な機能(以下、「機能メニュー」) を用意し、これを事業者の有するサービス制御局(SCP(注1))から信号網を介して利 用することにより、事業者が独自にサービスを提供できるようにするものです(別紙1、 2)。なお、「機能メニュー」の提供は、平成11年1月以降を予定しています。 従来、事業者の方々がNTTの市内交換機のソフトウェア変更等の網改造を伴って、新 しい高度サービスを提供する場合には、要望の都度、個別に、市内交換機の網改造を実施 してきました。このため、サービスの実施までに時間を要する結果となっていました。ま た、事業者の方々からは、かねてからNTTのネットワークと連携した多様なサービスを 独自に展開したいというご要望もありました。今回のオープン化は、これらのご要望に対 応するものであり、以下の1項のような特徴を持っています。 (注1)SCP:Service Control Point 1.「市内交換機機能のオープン化(高度サービス接続)」の特徴 (1)公正競争条件の整備 @NTT市内交換機の「機能メニュー」のインタフェースを開示することにより、 NTTの市内交換機の機能をNTT/事業者が同等に使用することができ、サー ビス競争条件の公平性が担保されます。 A開示された「機能メニュー」を事業者側SCPから組み合わせて利用することで、 NTTの網改造を伴わずに事業者によるサービスの提供が可能となります。 (2)サービス競争の活性化の促進 今回のオープン化の実施により、サービス制御局(SCP)を用いた高度系サービス の競争が活性化され、その結果として、 @サービスの多様化 Aユーザ利便の向上 B市場全体のパイの拡大 が期待されます。 (3)国際標準インタフェースでの提供 今回開示するインタフェースは国際標準インタフェース(INAP(注2))で提供し ます。なお、事業者のサービス制御局(SCP)から信号網接続により他事業者の市内 交換機を利用してサービスを提供する方式は、世界的にも先進的な方式です。 (注2)INAP:Intelligent Network Application Protocol 2.網機能公示の実施 (1)官報公示 1項に示す「市内交換機機能のオープン化(高度サービス接続)」に伴い、NTT網 の機能変更、インタフェース機能の開示に関する情報及びこれに係わる説明会の実施等 について、自主的な開示ルール(注3)に従い、明日、官報の紙面上にて公示します。 (注3)「接続協議の手順等の明確化に関する具体的な措置」 (平成7年3月31日郵政省報告・公表、同年8月31日改訂) (2) 説明会の実施 上記機能変更等に関する説明会を実施します。 ・日時:平成9年7月30日(水) 13:30〜 ・場所:京王プラザホテル 42F「富士」の間 (新宿区西新宿2−2−1 京王プラザホテル) ・参加費:無料 (3)説明会資料の閲覧等 説明会に使用する資料一式については、平成9年7月10日以降、NTT情報ステー ション(NTT新宿本社ビル低層棟1階、新宿区西新宿3−19−2)で閲覧いただけ ます。また、希望する方には配布も行います。
