平成9年8月6日
報道発表資料
日本電信電話株式会社
株式会社エヌ・ティ・ティ・ピーシーコミュニケーションズ
エヌ・ティ・ティ・データ通信株式会社
エヌ・ティ・ティ・インターナショナル株式会社
NTTグループとInterliant社の
“Notesメール・サービス”提供に関する相互運用開始について
日本電信電話株式会社(以下NTT、本社:東京都、代表取締役社長:宮津純一郎)、
並びにNTTグループ【株式会社NTTPCコミュニケーションズ(以下NTTPC、本
社:東京都、代表取締役社長:田中好男)、NTTデータ通信株式会社(以下
NTTDATA、本社:東京都、代表取締役社長:神林留雄)】と
Interliant,Inc(インターライアント)(以下Interliant、本
社:米国・ヒューストン市、最高経営責任者:JamesM.Lidestri)は、
Notesメール(*1)をネットワーク上で提供する“Notesメールサービス”に
関して、相互に協力することに合意し、第1段階として「カスタマー・トライアル」(*
3)を、平成9年7月末から開始しました。
これは、Notes/Dominoサービス(*2)を従来は各々が独自に運用してき
ましたが、企業活動のグローバル化に伴ない国内外同等の情報システム環境をお客様へ提
供するために、双方のサービスのユーザ間をNotesメールが流通するようにしたもの
です。
また、NTTインターナショナル株式会社(以下NTTI、本社:東京都、代表取締役
社長:上妻秀朗)は、コンサルティング、インストール、保守などのカスタマー・サポー
トを行います。
なお今回の合意は、本年3月のMSAF(*4)東京会合の折りにNTTが公表したグ
ローバル・マルチメディア・サービス提供計画の具体的第一歩となります。
(*1)Notesメール
Notes(ノーツ)は米国の
LotusDevelopmentCorporation(以下Lotus社)の提供
するグループウェアで、現在日本及び世界で最も多くのユーザを獲得しているとされてい
ます。「Notesメール」はNotesの電子メール機能を指します。なお、一般にグ
ループウェアとは組織やグループでの作業効率化を支援するためのソフトウェアで、電子
メール、文書管理、ワークフロー(文書回覧)などの機能が統合されています。
(*2)Notes/Dominoサービス
Domino(ドミノ)は1996年12月に発表された最新版Notes
(LotusNotes/Domino(R4.5)におけるサーバ名称です。
Notes専用の端末用ソフト(Notesクライアント)に限らず、インターネット・
ブラウザ(インターネット検索ソフトウェア)を使ってサーバ(Domino)への読み
書きが可能になるなど、インターネットとの親和性が高まっている点が特徴です。
Notes/Dominoサービスとはネットワーク上でNotes及びDominoの
機能を提供するサービスで、現在世界の有力な通信事業者やその他企業により各国で提供
されています。
(*3)カスタマートライアル
カスタマートライアルは、Notesメールサービス提供の第一段階として、サービスに
ご興味のあるお客様に、使い勝手等をご確認いただくと共に結果をフィードバックして頂
くことを目的に、約2か月間を目途に行います。なおカスタマートライアル期間中に、現
在一部未定の料金なども決定する予定です。
(*4)MSAF
(Multimedia Services Affiliate Forum)
世界中と通信可能なマルチメディア・サービスを提供するために、有力な通信事業者とソ
フトウェア・ベンダ等が結集した非営利団体で、1996年3月に25社で発足し、
1997年6月末現在46社に拡大しています。NTTは創立時からメンバーとして参加
しています。(詳細は別紙参照)
1.概要
これまでNotes/Dominoサービスの分野では、NTTPCが「NNAS」
(*5)の名称で日本国内でNotesサービスを提供しており、NTTDATAは
Notesサービスの特性を生かし、システム・インテグレーションの中でお客様毎個別
に企業情報システムの提供を行っています。また、InterliantはEQUANT
社(*6)、CompuServe社(*7)などのネットワーク事業者とのパートナー
シップにより、全世界でNotes/Dominoサービスを提供しています。
従来、Notes/Dominoサービスは各事業者が個別にサービスを展開してお
り、異なる事業者間でデータを流通させることはできませんでした。一方、今回の
Notesメールサービスの相互運用開始により、従来、Notesメールサービスを国
内で利用していたNTTPC/NTTDATAのお客様は、世界約150カ国との間で
Notesメールや様々な種類の電子ファイルなどの流通が可能になります。
また、Notes/Dominoサーバのアウトソーシングによる管理コスト削減、
サーバ動作の安定性向上、セキュリティの向上等、システム環境を海外を含めて充実する
ことができます。
(*5)NNAS(NTTNetworkAppjication
ServicesbyNotes)
NTTPCが1996年8月から提供しているNotes/Domi
noサービスの商品名です。
(*6)EQUANT社
国際パケット通信網を始めとして、専用線、フレームリレー等をグロ
ーバルに提供している会社です。
(*7)CompuServe社
米国有数のパソコン通信サービス提供事業者です。
2.各社の役割
(1)NTT
グローバル・マルチメディア・サービスの実現を推進すると共に、ISDN等のアクセ
ス網を提供します。今回の合意においては、NTTグループとInterliantとの
間の協力関係構築のコーディネートを行いました。
(2)NTTPC
国内において既に「NNAS」の名称でNotes/Dominoサービスを提供して
います。今後Interliantとの相互運用により、グローバルなサービスを提供し
ていきます。
(3)NTTDATA
お客様毎の要望に合わせて、Notes/Dominoサービスを組み込んだシステ
ム・インテグレーションで実績があります。今後Interliantとの相互運用によ
り、グローバルなシステム・インテグレーションを提供していきます。
(4)Interliant
ネットワーク事業者とパートナーシップを結び、1994年から全世界でNotes/
Dominoサービスを提供しています。今後NTTグループとの相互運用により、
Interliantのお客様は、NTT側ともNotesメールの流通が可能となりま
す。
(5)NTTI
お客様毎の要望に合わせたグローバルなシステム・インテグレーションで実績がありま
す。今回のNTTグループとInterliantとの協力関係構築に基づき、グローバ
ルなカスタマー・サポート(日本語対応によるコンサルティング、インストール、保守等
を含む)をトータルに提供します。
3.Notesメールサービスの相互運用の開始予定
平成9年7月末より約2か月間を目途に「カスタマー・トライアル」として開始し、そ
の後、本サービスに移行します。

NTT NEWS RELEASE