報道発表資料 平成9年8月27日
日本電信電話株式会社
株式会社インターネットイニシアティブ
「インターネットマルチフィード株式会社」の設立について
このたび、日本電信電話株式会社(略称NTT、本社:東京都新宿区、代表取締役社
長:宮津 純一郎)、株式会社インターネットイニシアティブ(略称IIJ、本社:東京
都千代田区、代表取締役社長:鈴木 幸一)等20社は、インターネットコンテンツの高
速・大容量配信を行う新会社「インターネットマルチフィード株式会社」を設立すること
としました。
インターネットマルチフィード株式会社は、インターネット上で情報流通市場を構築す
るために、インターネットの高速バックボーンとコンテンツサーバを接続する「場」を提
供し、NTTとIIJを中心に現在実証実験を行っているマルチフィード技術を活用する
ことで、コンテンツ流通の増加によって高まるネットワークの負荷を軽減し、効率的なト
ラヒック処理によるコンテンツの高速・大容量配信を実現します。
さらに、この「場」を日本国内はもとより、アジア、そして世界に向けたコンテンツ発
信の一大拠点とすることを目指します。
1.新会社の名称
インターネットマルチフィード株式会社
新会社の概要については別紙参照
2.事業概要
新会社は、コンテンツの高速・大容量配信サービスを実現する「マルチフィード
コネクティビティサービス」と、インターネットコンテンツプロバイダ、インター
ネットサービスプロバイダのルータ、サーバ等の機器を集中して収容し、維持・管
理を行う「マルチフィードハウジングサービス」の2つを柱に、その他コンテンツ
の流通を促進するための関連サービスを提供します。
○マルチフィードコネクティビティサービス
多数のエンドユーザを抱える有力なインターネットサービスプロバイダの高速バ
ックボーンと大容量のコンテンツを持つインターネットコンテンツプロバイダのサ
ーバをマルチフィードシステムを介して接続し、高速ネットワーク環境を提供しま
す。
さらに、本サービスでは多数のエンドユーザからのコンテンツへの大量のアクセ
スを効率的に処理するマルチフィード技術を駆使することで、インターネット上に
おけるコンテンツの高速・大容量配信を実現します。
○マルチフィードハウジングサービス
マルチフィードコネクティビティサービスを利用するインターネットコンテンツ
プロバイダやインターネットサービスプロバイダを対象に、ルータ、サーバ等の機
器類を集中して収容し、維持・管理するサービスを提供します。
本サービスでは、ルータ、サーバ等の機器類を収容するための高度なセキュリテ
ィを完備した施設と、これらの機器類に対する電源、空調等のファシリティサービ
ス、ならびに監視・保守サービスを提供します。
○その他関連するサービス開発の実施
ネットワークの帯域取引*、トラヒックの解析による統計情報の提供など、コンテ
ンツの流通を促進する高度なサービスを順次開発・提供していき、日本のインターネ
ット環境の健全な発展に資することとします。
*帯域取引…通信相手やコンテンツ内容に応じて、利用可能な帯域を確保し、帯域
幅に応じた課金ができる取引
3.今後の予定
本年10月より試行サービスを開始し、その後1998年4月より本格サービス提供
開始の予定です。

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