平成9年9月16日
(お知らせ)
                             日本電信電話株式会社


          アジア・マルチメディア・フォーラム(AMF)
              のプロジェクト活動について


 NTTが設立メンバーとして参加しているアジア・マルチメディア・フォーラム(A
MF:会長宮津純一郎NTT社長)の特別総会が、昨日、マレーシア国クアラルンプー
ルで開催されました。本特別総会においては、発足時のメンバー17社に加えて、新た
にフォーラムに加わった13社も参加し、フォーラムのプロジェクト活動計画に合意し
、AMFより報道発表が行われました。

プ ロジェクトとしては、現在、18の計画がエントリーされていますが、AMFは、
マルチメディア通信やアプリケーションの共同開発・共同実験を内容とするこれらのプ
ロジェクトを核に、今後、活動していくこととなります。

 その中で、参加キャリアのATM交換機を相互接続することにより、SVC(Swi
tchedVirtualChannel)ベースでの世界で初めてのマルチベンダー
の交換機相互接続を目指す「ATMネットワーク相互接続実験プロジェクト」について
は、NTTと香港テレコムとの間で今月から既に開始しており、11月にはタイに拡大
され、更に他地域にも順次拡大していく予定です。今後、このグローバルATMネット
ワークを中心とするテストベッドにおいて、VOD、ATM音声通信(VTOA)等の
アプリケーション試行など、他の実験プロジェクトを推進してまいります。

 NTTは、今後とも他メンバーと協力し、AMFを通じたアジア地域を中心とするマ
ルチメディアのプラットフォーム構築とサービス、アプリケーションの開発・普及に、
貢献していきます。


(別紙1)      AMFメンバー(計30社)一覧(*:新規加入メンバー) 設立メンバー(19社) <中国(香港)> ・香港テレコム(HongKongTelecommunicationsLtd.) <インドネシア> ・PTインドサット(PTIndonesianSatellite  Corporation) ・PTテレコム(PTTelekomunikasiIndonesia) <日本> ・国際デジタル通信株式会社 ・株式会社インターネットイニシアティブ ・株式会社日本サテライトシステムズ ・日本電信電話株式会社 <韓国> ・暁星グループ(Hyosung Group) ・韓国通信(Korea Telecom) <マレーシア> ・ビナリアン(BinariangSdhBhd)* ・マレーシア電子システム研究所(MIMOSBerhad) ・マルチメディア・デベロップメント・コーポレーション(Multimedia  DevelopmentCoporation) ・テレコムマレーシア(TelekomMalaysiaBerhad) <フィリピン> ・スマート・コミュニケーションズ (SMARTCommunications,Inc.) <シンガポール> ・1−Netシンガポール(1−NetSingaporePteLtd)* ・シンガポール・テクノロジーズ・テレメディア(Singapore  TechnologiesTelemediaPteLtd.) ・シンガポールテレコム(SingaporeTelecommunications  Ltd.) <タイ> ・タイ電話公社(TelephoneOrganizationof  Thailand) ・タイ通信公社(TheCommunicationsAuthorityof  Thailand)             一般メンバー(11社) <日本> ・富士通株式会社* ・株式会社日立製作所* ・伊藤忠商事株式会社* ・三菱商事株式会社* ・日本電気株式会社* ・NTTソフトウエア株式会社* ・沖電気株式会社* ・宇宙通信株式会社* ・住友商事株式会社* <アメリカ> ・シスコ・システムズ(CiscoSystemsInc.)* ・パンナムサット(PanAmSatCorporation)* (国、会社ごとのアルファベット順)

(別紙2)          AMFの国際共同利用実験プロジェクト         (平成9年9月現在 計18プロジェクト) ・ATMネットワーク相互接続実験プロジェクト マルチメディアネットワークサービスのプラットホームとして、国際ATMバックボー ンを構築し、PVC(PermanentVirtualChannel)、SVC( SwitchedVirtualChannel)を活用したアプリケーション試行、 高機能ネットワークサービスの実験等、他の実験プロジェクトのテストベッドとする。 ・AMF技術研修実験プロジェクト アジア各国の技術者に対する遠隔研修を行い、アプリケーションの技術評価等を行う。 ・VTOA(Voice&TelephonyoverATM)実験プロジェクト 国内公衆網からVTOAサーバを介して国際ATMバックボーンに接続し、低コストで リアルタイムの音声通信を提供する。 ・WALVE(Wide−AreaVirtualLANEnvironment)実 験プロジェクト  ATMコネクションレスサーバ及びバーチャルLANアダプタにより、セキュリティ が高く柔軟な広域バーチャルLAN環境(WALVE)を構築し、そのフィージビリテ ィをグローバル環境において評価する。 ・ロジカル・オフィス・サービス実験プロジェクト 出張先または自宅等からプラグアンドプレイで社内ネットワークへのアクセスを低料金 ・セキュリティ保証で提供する。 ・モバイルデータ転送とワイヤレスマルチメディアアプリケーション実験プロジェクト PHSによりATMベースの高速ワイヤレスアクセスを利用し、国際モバイルコンピュ ーティングの利用可能性を試す。 ・ビデオアンドオーディオ電子メールサービス実験プロジェクト 他国のVODサーバにアクセスし、オンデマンドでビデオ付電子メールの配信を受ける ことで、ユーザの使いやすさを向上させるとともにネットワークの負担を軽減させる。 ・高信頼情報分配サービス実験プロジェクト NTT開発による高信頼マルチキャスト情報分配パッケージを用いることにより、プッ シュ型情報分配サービスにおけるサーバ負荷、ネットワーク負荷、分配時間を大幅に改 善する。 ・インターネット型知的教育支援システム(CALAT:ComputerAided LearningandAuthoringEnvironmentfor Tele−education)実験プロジェクト CALATサーバによりインターネットを介して個々の理解度に合わせた遠隔学習を実 現するシステム。マーケティングの実施及びニーズに合った教材、技術の開発を行う。 ・ディジタル・ミュージアム・ネットワーク実験プロジェクト テキストやハイファイ音楽、映画、超高精彩画像などのマルチメディア・コンテンツを 蓄積した国内外のサーバをATMネットワークで結び、相互検索・アクセスを可能にす る。 ・多言語インターネット/WWW情報検索サービス実験プロジェクト 日本語検索キーワードを英語に自動翻訳し、翻訳キーワードで検索できることを特徴と するNTTの検索エンジン「TITAN」をベースに、キーワードを英語以外のアジア 各国の言語に置き換えた検索サービスを行う。 ・インターネット国際電話接続実験プロジェクト インターネット電話システム「VocaLink」を利用した国際内線電話及び公−専 −公タイプのインターネット国際電話のフィールド実験を行い、音声品質、利便性、回 線特性などの評価を行う。 ・国際衛星インターネット実験プロジェクト 下りに衛星(30Mbps)、上りに国際ATMネットワークまたはインターネットを 利用し、多国籍企業向けイントラネット、映像等の大容量コンテンツの高速マルチキャ スト、高速インターネットアクセスなどの実験を行う。 ・グローバルEBN(EnhancedBusinessNetwork)ソリューシ ョン・サービス実験プロジェクト アジア地域で事業を展開している企業を対象に、ビジネス専用のグローバルなTCP/ IP通信環境を提供し、低料金で高品質、高セキュリティなイントラネットの構築を可 能にする。 ・インターネットEDI実験プロジェクト TCP/IPネットワーク上で国際間のEDI(Electronic DataInterchange:電子データ交換)実験を行い、暗号、ディジタル署 名、相互認証によるセキュリティの高い電子商取引を実現する。 ・MSAF関連実験プロジェクト アジア6都市を結ぶMSAFの非商用ネットワーク上で、広域イントラネット、電子商 取引、JAVA等の最新ソフトウェア技術を利用したサービス群など、企業ユーザ向け サービスを提供する。 MSAF:MultimediaServicesAffiliateForum 世界の多くの通信事業者やソフトウェアベンダが参加する非営利団体であり、マルチメ ディアサービスのグローバル化を目指すオープンなフォーラム ・電子決済実験プロジェクト 高速署名技術の採用、ハード・ソフトの組み合わせによる効果的な貨幣偽造対策により 、国際間の商取引で電子マネーを利用した安全で信頼性の高い決済を可能にする。 ・国際仮想都市サービス実験プロジェクト 多人数参加型ライブコミュニケーション環境(「インタースペース」)を利用して、教 室、商店、観光スポット等を構成要素とする仮想都市を3次元コンピュータグラフィッ クで構築し、ユーザの分身が仮想都市の中で自由に歩き回り、他のユーザと会話したり 、語学学習やショッピングを行うことを可能にする。                                     以上

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