平成9年9月17日 マルチメディア会議システム 新Phoenix(バージョン1.5)の販売について NTTでは、「今日からできるマルチメディア(NOW―ISDN)」のアプリケー ションとして、昨年3月に発売開始いたしました、マルチメディア会議システム「Ph oenix(フェニックス)」について、インターネット接続や一般の電話との通話を 可能とするなどの機能アップを図った「Phoenix(バージョン1.5)」を本年 10月中旬より発売開始する予定です。 1.「Phoenix(バージョン1.5)」の概要 本商品は、(1)Phoenixボード(PCIバス拡張スロット用)、(2)マル チメディア会議利用ソフトウェア(PC98シリーズ用・PC/AT互換機用)、(3 )Phoenixカラーカメラ、(4)マイク付ヘッドセット、(5)マルチカメラケ ーブルなどをパッケージした商品です。 「Phoenix(バージョン1.5)」は、これまで実現していた美しく滑らかな 映像、エコーのないクリアな音声などによるマルチメディア会議機能に加え、コミュニ ケーションツールとしての利便性向上を図るため、高速インターネットアクセスや、一 般の電話との通話及び、データ会議機能の充実を図りました。 なお、新製品の販売に際し、既に「Phoenix」をご利用のお客様にも、順次新 しいPhoenix(バージョン1.5)のソフトウェアをユーザ登録申請書に基づい て、無償で配布していきます。 2.機能アップの内容 (1)インターネットアクセス機能 Phoenixボードを利用してISDN回線による高速インターネット・アクセス (ダイヤルアップ接続PPP)を可能としました。これにより、従来必要だった外付け のTA(ターミナルアダプタ)等を別途設置する必要はありません。 (2)音声通話モード機能 マルチメディア会議(テレビ会議)システムとの接続のみでなく、一般の電話との音 声通話を可能とすることで、さらにコミュニケーションの幅を広げることを実現しまし た。 (3)国際標準T.120(データ会議)に準拠 多地点間データ会議システムの国際標準T.120に準拠したデータカンファレンス 機能を搭載しました。これにより、T.120をサポートしている多地点間接続装置に 接続することで、従来、映像・音声のみで行っていた多地点間接続会議に加え、ホワイ トボードやアプリケーション共有などのデータを利用したマルチメディア会議を可能と しました。 (4)データ会議機能 Phoenixを搭載し、LAN接続されているパソコン間で、ホワイトボード・ト ークボード・ファイル転送・アプリケーション共有を使ったデータ会議(映像・音声は 利用できません。)を可能としました。また、マイクロソフト社の「NetMeeti ngTM2.0」とも相互接続できます。 (5)PC98シリーズ及びPC/AT互換機対応 PhoenixはPCIバス対応拡張スロットを使用するため、PC98シリーズ及 びPC/AT互換機それぞれに対応でき、かつ「Phoenix(バージョン1.5) 」ボード1枚で映像、音声とデータ共有によるマルチメディア会議を実現しています。 (6)複数映像入力への対応 付属のマルチカメラケーブルを利用することで、Phoenixカメラの他にもう1 台ビデオカメラ等の接続を可能としました。接続されたカメラの切り替えは、Phoe nixの映像入力選択メニューをマウスでクリックするだけで、簡単に行うことができま す。 (7)相手側カメラコントロール機能 PhoneixとPhoenixWIDE間の通信において、Phoenixの相手 側カメラコントロール機能により、PhoenixWIDEのカメラを遠隔地から制 御(パン・チルト・ズーム)することができます。 2.販売価格 オープンプライス 3.販売開始予定日 平成9年10月中旬 4.「Phoenixアップグレードキャンペーン」 現行バージョンのPhoenixをお買い上げいただいたお客様、既にご利用いただ いているお客様についても無償で新バージョンのソフトウェアを提供する「Phoen ixアップグレードキャンペーン」を、9月17日(水)より実施します。 5.その他 NTTでは、これまで「今日からできるマルチメディア=NOW−ISDN」の普及 拡大に向け、マルチメディア会議システム「Phoenixシリーズ(*)」を発売し 、既に約1万5千台がビジネス、教育、医療、福祉等の幅広い分野で利用されています 。これからも、平成9年を「映像文化元年」と位置づけ、様々なアプリケーションの開 発を通じてマルチメディア社会の進展に寄与したいと考えています。 *Phoenixシリーズ:Phoenix、Phoenix5200、Phoen ix5500、Phoenix7000,PhoenixWIDE、Phoenixm ini
(別紙) [Phoenix(バージョン1.5)スペック表]
通信方式 適合規格 ITU-TH.320,T.120 映像符号化方式 ITU-TH.261,FCIF(352×288)/QCIF(176×144) フレーム構成 ITU-TH.221,最大15フレーム/秒 音声圧縮方式 ITU-TG.711,G.728,G.722,PT.724TM(独自方式) 適応回線 対応伝送速度 56Kbps,64Kbps,112Kbps,128Kbps, 回線インターフェース ISDN基本インターフェース 映像入出力 入力 コンポジットビデオ入力×2(付属カメラ用8ピン,RCAピン各1系統) 出力 SVGA(パソコンのモニター出力による) 映像形式 NTSC,PAL 音声入出力 マイクロホン ステレオミニ端子 スピーカー ステレオミニ端子 動作環境 OS:Microsoft Windows95J
CPU:Pentium 033MHz以上
メモリ容量:32MB以上
ハードディスク空き容量:35MB以上
PCIバス対応モニタ
SVGA対応モニタ
PCIバスもしくはオンボード接続された64ビットディスプレイアダプタ(要VRAM2MB)
