平成9年10月2日
報道発表資料
株式会社ホーム・コンピューティング・ネットワーク
株式会社パソナ
日本電信電話株式会社
エヌ・ティ・ティ・フェニックス通信網株式会社
「日本最大のパソコン教室ネットワークの誕生について」
〜マルチメディアを駆使した新たな教育方法や事業展開〜
株式会社ホーム・コンピューティング・ネットワーク(*1)(以下 HCN、本社
:東京都渋谷区、代表取締役社長:上田宗央)は、平成7年12月設立以来、初心者の
ための地域密着型パソコン教室「ホームコンじゅく/パソナコンじゅく」を全国で展開
してまいりましたが、この度、パソコン教室ネットワークとしては、全国教室数350
、生徒数約25,000人を擁する日本最大のパソコン教室ネットワーク(*2)とな
りました。
*1:株式会社ホーム・コンピューティング・ネットワーク
家庭におけるパソコンとネットワークの普及と育成を目的に、人材派遣の株式会
社パソナとNTTが中心となり、ハードウェア・ソフトウェアメーカー、流通各
社の合弁により、平成7年12月に設立しました。
*2:日本最大のパソコン教室ネットワーク
平成9年9月現在、国内大手メーカー系のパソコン教室でも、全国100校まで
には達していない現状であり、「ホームコンじゅく/パソナコンじゅく」が日本
最大のパソコン教室のネットワークとなっています。
「ホームコンじゅく/パソナコンじゅく」は、家庭におけるコンピュータやネットワ
ーク利用の普及・育成を目的に運営されており、受講生は40代を中心とした主婦層が
最も多くなっています。また、年配者、子供たちの受講者数も増加を続けており、年内
には教室数400、生徒数も30,000人が見込まれます。
これを契機に、HCNでは(1)受講生とのコミュニケーションの活性化やHCNの
情報ネットワークサービスを強化するため、「主婦のためのデジタル・フォーラム・ネ
ットワーク・サービス」の設立を行ないます。これは株式会社パソナ(以下パソナ、本
社:東京都渋谷区、代表取締役社長:南部栄三郎)の協力の下、人材ビジネス情報をは
じめ、マルチメディア技術協力サービス、販売サービス、コミュニケーションサービス
等を受講生・卒業生に提供し、在宅ワーク、人材派遣登録への道を図るものです。
また、(2)マルチメディア技術の導入による「新しい形態の教室」を展開していき
ます。これは、日本電信電話株式会社(以下 NTT、本社:東京都新宿区、代表取締
役社長:宮津純一郎)が実験サービス中のビデオ・オン・デマンドによる映像情報通信
システム「ええぞう128ワールド」(*3)や、マルチメディアテレビ会議システム
「Phoenixバージョン1.5」(*4)を、全国の教室に導入することにより、
映像情報を活用した新しい教育カリキュラムの開発や提供を行なうとともに、エヌ・テ
ィ・ティ・フェニックス通信網株式会社(以下NTTフェニックス通信網、本社:東京
都千代田区、代表取締役社長:佐藤義孝)の提供する「多地点接続映像通信サービス」
(*5)で教室間を結び、FacetoFaceのコミュニケーションを行っていきま
す。
*3:ええぞう128ワールド
ISDN回線のもつ128Kbpsの高速性・大容量性を活かして映画の予告編
や生活情報、観光ガイド、ビジネス情報など、様々な映像情報をビデオ・オン・
デマンドで提供するサービスで、昨年11月より実験を開始しています。
*4:Phoenixバージョン1.5
パソコン対応のマルチメディアテレビ会議システム「Phoenix」の機能拡
張版で、テレビ会議システムを行うパソコン端末から直接インターネット接続で
きる機能や、多地点での複数のテレビ会議システムを同時に結んでデータ共有も
可能としました。
*5:多地点接続映像通信サービス
複数のテレビ会議システム端末を同時接続する会員向けサービスで、最大100
0地点を結ぶことができます。
1.新たな事業展開
(1)主婦のためのデジタル・フォーラム・ネットワーク・サービスの設立
「ホームコンじゅく/パソナコンじゅく」受講生の約70%は主婦を中心とする女性
受講者です。女性受講者からは、コミュニケーションの活性化、ホーム・コンピューテ
ィング関連情報サービス、また在宅ワークに関する情報提供などの要望が数多く寄せら
れています。HCNでは、こうした受講生ニーズに対応するため、「じゅく」の卒業生
を含む主婦受講者を対象とした「主婦のためのデジタル・フォーラム・ネットワーク・
サービス」を設立していきます。
・ホーム・コンピューティング関連情報サービス(会報およびホームページ)
・在宅ワーク情報の提供と、在宅ワーカー育成支援
・マルチメディア関連商品(パソコン、ソフトウエア)等の購買
・情報誌の発刊をはじめとする会員コミュニケーション・サービス
(2)新しい形態の教室
・幼稚園・学習塾向けパソコン教室にVODサービスを導入
HCNでは、子供向けパソコン教育番組(パソコンの操作方法や仕組み等を映像で
紹介)を制作し「ええぞう128ワールド」を使ってオン・デマンドで各教室に提供し
ます。これにより、従来、多種・多数の教育用ビデオテープを制作し各教室に郵送して
いたものがオン・デマンドで見られるようになることから、全国の教室が地域差なく、
一斉に同一の教育カリキュラムで授業ができるようになります。
・老人ホームにパソコン教室を開設
HCNでは、10月から老人ホーム「松戸ニッセイ・エデンの園」(ニッセイ聖隷
健康福祉財団、所在地:千葉県松戸市)に、「パソナコンじゅく・松戸エデンの園」教
室をオープンします。
この教室では、高齢者を中心としたクラス編成を行い、パソコン操作の教育をはじ
め、マルチメディアテレビ会議システム「Phoenix」やインターネットを利用し
て、年配者同士のコミュニケーションの活性化を支援・育成していきます。
また、今後は、他の老人ホームにも呼び掛けを行うと同時に、高齢者向けパソコン
教育のカリキュラムについても充実を図っていきます。
(3)ソフトウェア・ハードウェアメーカーとの販売代理業務の提携の拡大
現在、HCNでは、(株)日立製作所、日本IBM(株)、コンパック(株)、(
株)東芝が製造しているパソコン等の販売を代理店業務として行なっておりますが、さ
らに、マイクロン・エレクトロニクス・ジャパン(株)(本社:千葉県千葉市)、日本
ゲートウェイ2000(株)(本社:神奈川県横浜市)と、パソコン販売に関する業務
提携を進めています。
また、ソフトウエアメーカーについても各社の新規ソフトウェアに対応したカリキュ
ラムの開発や販売プロモーションのタイアップ等に関して提携を進めています。
(4)流通販売各社との業務提携の拡大
HCNでは、パソコン販売の大手であるソフマップ社(本社:東京都千代田区)およ
び、大手流通グループのMYCALグループ(本社:大阪市中央区)と、提携先店舗で
のパソコン購入者への「ホームコンじゅく/パソナコンじゅく」入会金割引についての
業務提携を実施しています。(入会金50%OFFサービス)今後もパソコン販売店と
の教育サービスに関する提携業務を進めていきます。
(5)受講生への福利厚生サービスを開始
HCNでは、「ホームコンじゅく/パソナコンじゅく」受講生に対し、株式会社ビ
ジネス・コープ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:上田宗央)(*6)が提供す
る、福利厚生サービスを提供していきます。これは同社が契約する全国のリゾート施設
、スポーツセンターの料金が割引利用できるものです。
*6:株式会社ビジネス・コープ
パソナのグループ会社で契約法人および社員を対象に、ビジネス購買サービスや
福利厚生サービスを低価格で提供している会社です。
2.各社の役割
(1)HCN
全国の「ホームコンじゅく/パソナコンじゅく」の卒業生および受講生の主婦を対象
としたネットワークづくりに着手します。また、「ええぞう128ワールド」や「Ph
oenixバージョン1.5」を導入するとともに、これに対応した新しいカリキュラ
ムの開発を行います。
(2)パソナ
HCNが組織化する主婦ネットワークに対し、在宅ワーク情報の提供や、事業支援を
行います。また、シンポジウムや研究会などの開催にも共同で企画を進めていきます。
(3)NTT
現在実験中の「ええぞう128ワールド」の映像蓄積サーバに、HCNが制作する子
供向けパソコン教育映像カリキュラムデータを投入し、ビデオサーバ利用時における映
像品質や多数の端末から同時アクセスされた場合の耐久等の検証を行います。
(4)NTTフェニックス通信網
教育分野での多地点接続映像通信サービスの活用方法や、マルチメディアテレビ会議
システム「Phoenixバージョン1.5」で、多数のテレビ会議システム端末を同
時接続し、データ共有しながら会議を行った場合の、データやテレビ会議の画像品質、
音声品質の検証を行います。
3.その他
HCNでは、年内30,000人の生徒数を目標に、これを実現するための秋期生徒
募集キャンペーン「チャレンジ30000」を10月1日(水)より開始しました。

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