平成9年11月6日 日本電信電話株式会社 銀行による「スーパーキャッシュ」共同実験に NTTの電子現金方式が採用 このたび、国内の銀行25行がNTTの電子現金方式を用いて、平成10年10月( 予定)から電子マネー「スーパーキャッシュ」の共同実験を開始することになりました 。NTTでは、従来から安全・確実・効率的な電子商取引を実現する有力な技術として 電子現金について研究・開発を進めており、平成7年12月と平成8年9月にその成果 を発表してきました。今回の電子現金方式は、これらの技術蓄積の成果を反映したもの です。「スーパーキャッシュ」共同実験は、銀行が電子現金を発行して、実際の支払い の場で電子現金に関する実証実験を行うもので、NTTが持つ電子現金の技術が総合的 に評価され、採用されることになったものです。 なお、これまでに発表した方式との特徴比較は、参考のとおりであります。 (参考)これまで発表した方式との特徴比較 ・平成7年12月<追跡可能型電子マネー方式> 単一の金融機関が発行する電子現金について、利用者の匿名性を保持したまま、 不正があったときの追跡を可能とするシステムを開発しました。 ・平成8年9月<発行機関分離型電子マネー方式> 金融機関と電子マネーを発行する機関とを分離することにより、追跡可能型電子 マネー方式と同等の匿名性と追跡可能性を確保したまま、電子マネー情報管理の効 率化を実現しました。転々流通性も可能としています。 ・今回<個別銀行発行型電子マネー方式> 実現性を重視し、発行機関をそれぞれの金融機関内に置き、複数の金融機関発行 の電子マネーを流通できるようにしました。機能面では、転々流通性を具備してい ません。
