平成10年1月20日 報道発表資料                              日本電信電話株式会社     インターネットなどのマルチメディアを利用して世界から情報収集!     第3回「NTTワールド・バード・カウント」結果発表   〜ヨルダン王国のノール王妃をはじめ、世界88ヶ国から約18万人が参加〜  NTTでは、インターネットなど世界のネットワークを通じて様々な情報がどう流れ るか、また世界の組織を活用して何がどのくらいの規模で出来るかを検討する場として 、世界規模での野鳥観察イべント「ワールド・バード・カウント」を国際的な野鳥保護 組織であるバードライフ・インターナショナル(以下BLI、英国ケンブリッジ、理事 長:マイケル・ランズ)ならびに、財団法人日本野鳥の会(本部:東京都渋谷区、会長 :黒田長久)の協力を得て平成7年より行っています。  これは、全世界で一斉に野鳥を観察し、電子メールやインターネットホームページ、 ファクス、電話等により観察した野鳥の種類や場所、人数などの報告をいただき、集計 結果をインタ−ネットのホームページで公開していくマルチメディア時代のバードウォ ッチング大会です。  この度、昨年10月1日から31日まで開催された第3回「NTTワールド・バード・ カウント」での様々な観察結果の集計が終了しましたので、ご報告します。 1.概要  3回目を迎えた今大会には、ヨルダン王国のノール王妃も参加されるなど、参加した 国、人数、観察した野鳥の種類とも、初回、2回目を大幅に上回り、88の国と地域か ら約18万人が参加し、観察された野鳥の種類は5,935種類にのぼりました。  これは世界に生息する野鳥約9,700種類の6割以上にあたりますが、これだけの 種類が観察された大規模のバードウォッチング大会は世界でも類がなく、これはインタ ーネットなどのマルチメディアを広く活用した効果と考えられます。 2.観察結果の集計・報告  期間中、世界中から計約6万件もの野鳥の報告がありましたが、約半数が電子メール で報告されたこと、また、野鳥の種類を特定するソフト等を利用したことにより、2カ 月という短期間で観察された野鳥の種類や参加国、参加者数等を集計しました。マルチ メディアを利用する以前は集計に約1年程度費やしたのと比較すると格段に集計時間が 短縮されたことになります。  なお、今回の結果、ならびに各国・地域で行った取り組み内容については、順次「N TT自然とマルチメディア」のホームページ(*1)で報告していきます。 *1:http://www.wnn.or.jp/wnn-n/w-bird/ 3.寄付金の贈呈  NTTでは、今回報告された野鳥1種類につき1,000円、合計593万5千円を 自然保護基金としてBLIに寄付し、アジア地域の野生生物保護活動に役立てていただ きます。  なお、寄付金の贈呈式は、以下のとおりです。 (1)日時:平成10年1月20日(火)午後5時45分〜午後6時20分 (2)場所:ア−バンネット大手町ビル16階プレゼンテ−ションル−ム       (東京都千代田区大手町2−2−2(TEL03−5200−6960)) (3)出席者:マイケル・ランズ博士(バードライフ・インターナショナル理事長)        *BLIの本部(英国)よりテレビ会議で参加させていただきます。        市田則孝氏(財団法人日本野鳥の会常務理事)        池田茂(NTT常務取締役マルチメディア推進本部長) 4.ギネスブックへの申請  NTTでは、今回、参加国、参加人数、観察された野鳥の数等が世界最大であったこ とから「世界最大のバードウォッチング大会」としてギネスブックに申請する予定です 。 5.今後の予定  NTTでは、本施策に活用したネットワークやマルチメディアの技術、世界の組織を 使った情報の発信・受信方法など、様々なノウハウを活かして今後もマルチメディアを 活用して、環境問題等をはじめ様々な検討課題を世の中に提案し、それらの意見の集約 を図っていきたいと考えています。


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