平成10年5月25日 煩雑なダイヤル操作をすることなしにインターネットFAXを 実現するペーパーダイヤルサービス(*)を実用化 (*)特許及び商標出願中 日本電信電話株式会社(以下NTT、本社:東京都新宿区、社長:宮津純一郎)では、FAX 文書に相手先情報等を埋め込んだ専用用紙「ペーパーダイヤラー」を一枚つけ加えて送信するこ とにより、従来のインターネットFAX等における煩雑なダイヤル操作を一切不要にするペーパー ダイヤルサービスを実用化しました。 1.概要 従来、インターネットFAX等のサービスを受ける場合には、相手先FAX番号や自分のFAX 番号といった付加情報をFAX端末よりプッシュ信号で伝える必要があり、ダイヤルする番号数が 多く煩雑でした。本システムでは、これらのダイヤル情報等を専用用紙「ペーパーダイヤラー」に 埋め込むことにより、利用者が通常のFAX送信の際と同じダイヤル操作だけで手軽にインターネ ットFAXサービス等を受けられるサービスを実現しました。 2.特徴 本サービスは、既にNTTで開発済みのWebDeFaxシステム(*1)へ、InfoImaging Technologies社(米国)のイメージ変換技術(*2)を新たに組み込むことにより実現されます。 ペーパーダイヤラーに、送信者の名前やFAX番号等の情報を埋め込んでおけば、これらの情報を 用いることにより送信元の認証等を行うことが可能になります。 (*1)WebDeFaxシステムとは、WWWブラウザや電子メールソフトからインタ ーネット経由でFAXを送受信できるシステムです。 (*2)テキスト、画像、音声など、様々なデータをイメージ画像として紙にプリントするこ とで、通常のFAX端末で送信でき、さらに受信側でそのイメージ画像を読みとり、 元のデータ形式に変換することにより、紙ベースでのデータ転送、蓄積を可能とする 技術です。 3.具体例 サービス事業者が既に情報が埋め込まれたペーパーダイヤラーを利用者に郵送します。利用者はそ のペーパーダイヤラーをFAX送信したい文書と共にインターネットFAXサービスのアクセスポイ ントへダイヤルするだけで、インターネットFAXサービスを受けることができます。これにより、 従来アクセスポイントへダイヤルした後に、プッシュ信号で投入していた操作(WebDeFaxによりイ ンターネットFAXサービスを利用した場合、33桁の投入)が不要になります。 4.今後の予定 本システムは、既にWebDeFaxシステムを導入し、商用運用しているNTTグループ企業 (NTT北海道テレマート、北陸キャプテンサービス、NTTドイツ等)において、7月以降に順次 サービス提供を行う予定です。 なお、NTTでは、本システムを「Networld+Interop'98 Tokyo」(6月3日〜5日、幕張メッセ) に出展いたします。 別紙1及び別紙2
