平成10年6月5日 NTTの新しい研究・開発拠点 「NTT京阪奈ビル」の竣工について −竣工にあたり「記念式典」を開催− NTTでは、マルチメディア時代を見据えたNTTの西日本地域のR&D拠点として、平成 8年7月より関西文化学術研究都市に「NTT京阪奈ビル」の建設を進めてまいりましたが、 この度6月11日に竣工する運びとなりましたのでお知らせ致します。 NTTではこれまで関西地域における豊かな情報通信サービスを提供するため、通信網のイ ンフラ整備を推進するとともに、アプリケーションの開発にも積極的に取り組んでまいりまし たが、今後は、この「京阪奈ビル」を中心にマルチメディアの推進に必要な人工知能などの基 礎研究やソフトウェア開発の一層の充実を図り、関西地域の発展並びに日本のマルチメディア 研究開発の発展に寄与していきたいと考えています。 なお、竣工にあたり記念式典及び記者会見の開催、並びに研究成果の展示等行いますので、 併せてお知らせ致します。 1.NTT京阪奈ビル概要 (1)所在地 京都府相楽郡精華町光台2−4(関西文化学術研究都市内) (2)敷地面積 72,483平方メートル (3)地区/区域 準工業地域内 (4)建築面積 約9,600平方メートル (5)延床面積 約37,000平方メートル (6)階数 地上6階建 (7)構造種別 鉄骨造 2.入居組織(業務内容)及び入居者数 (1)入居組織(業務内容) 1.コミュニケーション科学研究所 ・将来のコミュニケーション・ネットワーク社会に欠かせない情報流通サービスの基礎的、 創造的な研究(曖昧な推論・学習方式、翻訳通信、暗号理論 等) 2.エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションウエア株式会社 ・各種情報システムのソフト開発 等 3.関西法人営業本部 ・地域通信のサポート及びアプリケーションの開発・実験 等 (2)入居者数 約1,000名 3.NTT京阪奈ビルの主な特徴 「21世紀を指向するNTTの研究開発の拠点」に相応しいオフィス環境を実現 (1)次世代の研究・開発を支える「情報通信システム環境」の構築 ・ 入居組織間の情報セキュリティを保証しながら共用で使用する情報システムを有効かつ柔 軟に利用できる環境 ・B-ISDN技術とマルチメディア情報処理技術を用いた次世代オフィスシステムの実験環境 (2)ゆとりある知的創造環境をテーマに「NTTのニューオフィス」を構築 ・ 人と自然が相互に深く呼応し合う建物環境とし、自然との積極的な交流を促す連続 した空間構成 ・ 周辺環境との調和、敷地特性を活かした柔らかで変化に富んだ建築構成と企業イメ ージを表現する建築デザイン (詳細については別紙参照願います) 4.竣工記念式典 (1)日時 平成10年6月11日(木) 午前11時00分から (2)場所 NTT京阪奈ビル(京都府相楽郡精華町光台2−4) (3)式典内容 ・竣工清祓い式 ・祝賀会 ・コミュニケーション科学研究所によるビルオープニングイベント(講演会等) 5.記者会見 記念式典に先立ち、研究所長等により関西におけるマルチメディア研究の進め方等に ついて、ご説明させていただきます。 (1)日 時 平成10年6月11日(木) 午前10時00分から (2)場 所 NTT京阪奈ビル(京都府相楽郡精華町光台2−4) (3)コミュニケーション科学研究所の研究項目(一例) ・「ことば工学」の開拓 ・日英機械翻訳システムと日本語語彙体系 ・遺伝的アルゴリズムを用いた最適スケジューリング ・人と人をつなぐソーシャルウェア ・笑いに関する感性伝達理論 なお、上記研究成果につきましては、当日ご見学いただくことができます。 <参 考> NTT京阪奈ビルの主な特徴 「21世紀を指向するNTTの研究開発の拠点」に相応しいオフィス環境を実現 (1)次世代の研究・開発を支える「情報通信システム環境」の構築 ・ 入居組織間の情報セキュリティを保証しながら共用で使用する情報システムを有効かつ柔 軟に利用できる環境 ・B-ISDN技術とマルチメディア情報処理技術を用いた次世代オフィスシステムの実験環境 1.ビル内情報通信ネットワーク ATM-LANによる、ATMレイアでの入居組織間の情報セキュリティを保証したフィルタリング機能を装備 2.OAシステムとビルディングオートメーション、セキュリティシステムの連動 OAシステムによる会議室等共用設備予約と、ビルディングオートメーション、セキュリティシステムを通じて空調制御、 施解錠制御を行うことが可能 3.ビル内光CCTVネットワーク 大会議室の講演模様を自組織モニタで視聴したり、全国にある研究所とATM網で接続した遠隔コラボ レーションを実現 4.情報通信における個人執務環境の充実 ネットワーク利用度の高さを考慮した一人当たり60Aの電源と6口のブレーカー付情報コンセントを装備 (2)ゆとりある知的創造環境をテーマに「NTTのニューオフィス」を構築 ・人と自然が相互に深く呼応し合う建物環境とし、自然との積極的な交流を促す連 続した空間構成 ・周辺環境との調和、敷地特性を活かした柔らかで変化に富んだ建築構成と企業イ メージを表現する建築デザイン 1.ランドスケープオフィスの構築 敷地全体で研究・開発活動をサポートし、発想の転換・リフレッシュを促すような水と緑を積極的に組み 込んだ新しいオフィス環境 2.アメニティの高い空間 ペリメーター(窓際)重視の丘陵、緑を積極的に取り込んだ凹型のオフィス空間と、ライトコート(光庭)に沿った、 明るく快適な廊下・階段スペースによる「ストリートコミュニケーション」の誘発を図る環境 3.セレクティブワークプレイスの構築 多様なワークスタイルを創出すべく「集中」と「リラックス」、「個」と「集」が図れる他、リラックス状態 における交流スペースなど多彩なオフィス空間を実現 4.次世代情報オフィスの指向 先行配線、二重床、豊富な設備容量等により、情報システムの多様化に対応が可能 5.自然・環境を融合したエコロジカルな建築環境 アウトドアワークをサポートする「あづまや」、遊歩道等を設置するとともに雨水による中水利用、古紙の 一元管理可能な中央シュレッダー装置、生ごみコンポストシステムによる堆肥の有効利用、コ・ジェネレーションシス テムによる廃熱利用、氷蓄熱システムによる夜間電力の利用、太陽光発電等による省エネルギー設備を実現 6.フレキシビリティの高い空間 レイアウト変更にも対応が可能な可動照明システムと快適性が高い多孔吹出空調方式の導入
