NEWS&TOPICS

                                  
                                平成10年6月8日
                                日本電信電話株式会社

      ワールドカップ「2002年へのキックオフ」にPHOENIXプロジェクトで協力
     〜テレビ会議システムを使い、ワールドカップ参戦の日本代表チームを応援〜


 NTTでは、PHOENIXプロジェクト(*1)推進の一環として、2002年ワールドカップ
開催予定自治体等が主催・開催するイベント「2002年へのキックオフ」に協賛し、6月
10日(水)から始まる「ワールドカップ」フランス大会に参戦する日本代表チームを応援す
るため、国内10カ所(※)とフランスのサッカー場を高速・大容量の国際デジタル専用回線
で結び、テレビ会議システムと多地点接続サービス(*2)を使用して、現地入りしている日
本のVIPや大会関係者等との情報交流会を6月14日(日)と20日(土)に開催するなど、
イベントを支援します。
(※)2002年に日本で開催予定の「ワールドカップ」各開催予定地
     (札幌、宮城、茨城、埼玉、横浜、静岡、大分、新潟、大阪、神戸)
 国内の各開催予定地では、イベント会場に臨時の大型画面(450インチ)を設置し、衛星ハイビ
ジョンによる試合の実況中継を行いますが、これに先立ち、試合開始直前にテレビ会議システ
ムを利用して日本とフランスを結び、日本チームの応援を盛り上げるため、現地の日本チーム
応援団等との情報交流会を行うものです。

1.情報交流会の概要
 2002年にワールドカップの開催が予定されている国内各開催予定地の会場と今回のワー
ルドカップ開催国であるフランスのサッカー会場(ツールーズとナント(*3))を高速・大
容量の国際デジタル専用回線で結び、テレビ会議システム及び多地点接続サービスを利用して、
下記の情報交流会を行います。
(1)フランス側から日本側へのメッセージ
  ・現地入りしているVIPや大会関係者が、日本チームの状況等について報告します。
  ・試合開始直前の現地の盛り上がり状況や開催都市の紹介、応援団の抱負を報告します。
(2)日本側からフランス側へのメッセージ
  ・国内の各開催予定地から、日本選手団への応援、2002年開催に向けてのメッセー
  ジ等を伝えます。
  なお、テレビ会議システムの画面は、国内の各開催予定地の会場に、試合の実況中継用に用
意された大型画面に出力し、音声も会場内のスピーカに出力するなど、臨場感あふれる映像を
提供します。

2.開催日時等(日時は全て日本時間です)
(1)6月14日(日)午後8時00分〜1時間程度
      ツールーズで行われる対アルゼンチン戦(9:30キックオフ)の前に行います。
(2)6月20日(土)午後8時00分〜1時間程度
      ナントで行われる対クロアチア戦(9:30キックオフ)の前に行います。

3.国内の中継先会場
(1)対アルゼンチン戦(ツールーズと接続/6月14日)
      国内6カ所:宮城(サンプラザホール)、茨城(カシマスポーツセンタ)、
                  埼玉(北浦和公園)、横浜(パシフィコ横浜)、
                  静岡(嬬恋エキシビジョンホール)、大分(中央町商店街広場)
(2)対クロアチア戦(ナントと接続/6月20日)
      国内4カ所:札幌(札幌東区体育館)、新潟(鳥屋野総合体育館)、
                  大阪(舞洲アリーナ)、神戸(ハーバーランドスペースシアタ)

4.システムの概要
(1)接続方法
      フランスのサッカー場2カ所と国内の会場10カ所を384Kbpsの国際デジタル専
    用回線と多地点接続サービスを利用してテレビ会議システムで結びます。
(2)テレビ会議システム
      日本側にはSystem2500(*4)もしくはSystem4200ZX(*5)を設置し、フランス側に     
    はSystem4200ZXを設置します。
(3)映像等の提供方法
      テレビ会議システムの映像はプロジェクターを利用して各会場に用意された大型画
    面に映し出します。また、音声はミキサーを利用して会場内のスピーカに出力します。
(4)その他
      万が一の場合に備えて、国内では、各会場に384Kbpsもしくは128Kbpsのバック
    アップ用国際回線を用意し、それぞれに対応したテレビ会議システムを用意します。
    (384Kbps=Phoenix2000HX(*6),128Kbps=PhoenixWIDE(*7))



5.期待される効果
 高速・大容量の国際通信回線と多地点接続サービスを組み合せたテレビ会議システム利用に
より、複数地点の映像画面の接続・切り替え方法等を検証することにより、国際間マルチメデ
ィア利用の可能性が大きく広がり、NTTの今後のビジネス展開に大きな効果が期待できます。


*1:PHOENIXプロジェクト
      高速・大容量の光ファイバーネットワークを最大限に活用し、あらゆる分野に最新コン
      セプトのマルチメディアサービスを提供することで、魅力ある街づくりに貢献しようと
      するプログラム。
*2:多地点接続サービス
      TV会議システムを多地点同時接続する会員制のネットワークサービスで、国際標準
      (ITU-TH.320)に準拠したTV会議システムであれば、全国各地のアクセスポイントに
      接続することで、最大1,000ヵ所の地点を結んだTV会議が開催できます。
*3:ツールーズとナント
      人口30万人〜40万人のフランスの地方都市です。
*4:System2500
      ピクチャーテル社のルーム型テレビ会議システムで、128Kbps〜1.5Mbpsを使ってテレ
      ビ会議ができます。
*5:System4200ZX
      ピクチャーテル社のルーム型テレビ会議システムで、128Kbps〜768Kbpsを使ってテレ
      ビ会議ができます。
*6:Phoenix2000HX
      NTTのPhoenixシリーズ製品で、128Kbps〜384Kbpsを使ってテレビ会議ができます。
*7:Phoenix WIDE
      パソコンを必要とせず、テレビ等のモニターにISDN回線・映像・音声用のケーブル
      を3本接続するだけでセットアップでき、軽量で簡単に持ち運びができます。

TV会議システム構成図







NTT NEWS RELEASE