平成10年7月22日 |
エヌ・ティ・ティ情報開発株式会社 日本電信電話株式会社 |
デジタルコンテンツ流通サービス「BISKETS」の提供開始について |
エヌ・ティ・ティ情報開発株式会社(以下BIS、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:水渡紀久雄)は日本電信電話株式会社(以下NTT、本社:東京都新宿区、代表取締役社長:宮津純一郎)の開発した「コンテンツ電子流通パッケージ」(*)を用いて、インターネット上でのオンライン決済、モール機能を持つ総合デジタルコンテンツ流通サービス「BISKETS」を平成10年8月5日(水)から提供開始します。 |
1.「BISKETS」の概要 |
| 本サービスはインターネット上でのデジタルコンテンツ流通に必要な機能(店舗開設、商品登録、会員登録、代金の回収、決済に必要な認証、売上管理等)をコンテンツ販売者およびコンテンツ購入者(エンドユーザー)双方に提供するサービスです。
販売するデジタルコンテンツはカプセル化(暗号化)されてインターネット経由でエンドユーザーに配送します。大容量コンテンツの場合は、CD−ROM/DVD−ROMを流通媒体として配送することもできます。
コンテンツ販売者はBISがサーバ上に開設したBISKETSモール内にオンラインショップを開設することができ、オンラインでコンテンツの登録、カプセル化(暗号化)、陳列を行うことができます。また、売上情報をリアルタイムで閲覧することも可能です。
エンドユーザーはヘルパーアプリケーション「BISKETSキット」を利用して代金決済と引き換えにコンテンツの復号鍵をインターネット経由にて受取ります。この決済処理等もすべてインターネット上で行われます。具体的な方法としては、クレジット決済(別紙1参照)のほか、コンテンツの内容に応じた小額決済を可能にする電子プリペイド「BISPON」(別紙2参照)も用意します。 |
2.サービスの特長 |
| (1) | コンテンツ販売者 |
(a) | 安全・確実なプラットフォームの提供
デジタルコンテンツの流通を安全・確実にサポートする「コンテンツ電子流通パッケージ」の課金・決済システムの採用により、インターネット上で安全なショッピングを実現するプラットフォームを提供します。 |
(b) | 手軽なショップ開設
オンラインショップの開設に必要な、商品登録及び暗号化、商品DBの管理、売上情報の管理等を全てインターネット上で提供します。また、決済時の本人認証をBISKETSセンターで一括して行うことができます。これによりコンテンツ販売者は、インターネットへの接続環境以外は特別なハード・ソフトを用意することなしにオンラインショップを手軽に開設することができます。 |
(c) | WWWサーバーとCD−ROM/DVD−ROMのメディア連動
オンラインショップだけでなくCD−ROM/DVD−ROMを流通媒体として利用できます。これによって動画等の大容量コンテンツの流通が可能となります。 また、WWWサーバとCD−ROM/DVD−ROM間のメディア連動が実現します。 |
(d) | クレジット会社との個別契約が不要
クレジット会社との契約はBISKETSセンターが一括して行うため、コンテンツ販売者の個別契約は不要です。 |
(2) | エンドユーザー |
(a) | 法人ユーザーの利便性の向上
これまで、ファイアウォールによって制限されていた企業内ネットワーク(LAN等)からの利用も可能になります。また、請求書払い等の企業ニーズに対応した機能を充実しました。 |
(b) | 電子プリペイド「BISPON」の発行(秋より導入予定)
多様なデジタルコンテンツを手軽に購入いただくため、小額決済を可能にする電子プリペイド機能「BISPON」を用意します。これにより、クレジットカード未所有者もサービスが利用できるようになります。 |
3.BISKETSのURL |
| http://www.biskets.ne.jp/ |
4.今後の展開 |
| (1) | 電子プリペイド「BISPON」の充実 |
「BISPON」がCD−ROM/DVD−ROM等の媒体に載せて発行できるようになり、エンドユーザーがBISPONを入手する事のできる方法が広がるとともに、コンテンツ販売者は、CD−ROM/DVD−ROMの販売時点で代金を得る事ができます。 また、銀行振込みでも「BISPON」の購入ができるようになります。 |
(2) | 会員サービスを強化 |
BISKETSでは、E-mail並びにPush型サービスによる新商品の案内、購入履歴による特典等の会員サービスを実現することにより、会員の購入を促進します。 |
(3) | 新規メディアに対応した流通プラットフォーム |
コンテンツの流通媒体としてDVD−ROM等新規メディアに対応するなど、流通プラットフォームの幅が広がります。これにより、優良なデジタルコンテンツを所有している多数の企業の受け入れ態勢が強化され、コンテンツ販売者のサービス充実が図られます。 |
*:コンテンツ電子流通パッケージ |
NTTが開発したEC情報流通プラットフォーム「Infoket」をベースに、プラットフォームの各種機能をパッケージ化したものです。公開鍵暗号方式と共有鍵暗号方式を組み合わせたセキュア通信(課金情報や復号鍵の盗聴防止、ディジタル署名による改ざんチェック、成りすまし防止、ファイアウォールへの対応等の機能)、情報のカプセル化技術等により、小規模から大規模までインターネットによる安全・確実なデジタルコンテンツの電子流通サイトの構築が実現できます。
今後NTTではコンテンツ流通サービス事業者や、自社サイトでのコンテンツ販売者を対象に販売拡大していきます。 |
・サービス提供開始時のコンテンツ販売予定者一覧 |
 NTT NEWS RELEASE |